【新しい働き方ワーケーションって何?】メリット・デメリット・注意点まとめ
Web担当者:出口晏奈
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「ワーケーションという新しい働き方」導入時にチェックしたいことや、注意点などをご紹介します
最近耳にすることが多くなったワーケーションというワード。
実はこのワーケーションは会社に勤める方にはぜひ知ってもらいたい新しい働き方のひとつです。
この記事では、ワーケーションの意味や注意点について解説しています。
ネットニュースなどで目にすることも多くなったワーケーションという新しい働き方。
以前はニュースでも話題となっており、「聞いたことがあるような……」という方も多いのではないでしょうか。
ワーケーションは会社に勤める方には知っておいていただきたい、「働く人のことを考えた新しい働き方」です。
現在では多くの宿泊施設でワーケーション用のプランなどが誕生し、おトクな料金で利用できるようになっています。
ワーケーションを利用するためにはどのような注意点があるのか、また、会社に確認することはどのような点があるのかなどをこの記事でまとめています。
ぜひ、これからの働き方のヒントにしてください。
ワーケーションとは
最近よく耳にするようになったワード「ワーケーション」。
そもそもワーケーションとは、「ワーク(仕事)」と「バケーション(長い休暇)」という言葉を組み合わせた言葉です。
日本政府や各自治体が「職場ではなく観光施設や温泉などで仕事をしながら休暇も楽しむ」という意味で作った、新しい働き方のことなのです。
テレワークやリモートワークとの違いは?
ワーケーションという言葉は、すでに定着している「テレワーク」や「リモートワーク」と、どのような違いがあるのでしょうか。
テレワークは厚生労働省が定めた言葉なのですが、時間や場所にこだわることなく、有効に活用できる柔軟な働き方を意味しています。
対してテレワークやリモートワークには、職場とは違い離れた場所で働くことを意味します。
また、最近よく耳にする在宅ワークという言葉がありますが、これもリモートワークの一種となります。
ワーケーションをするメリット
日本政府や各自治体が推奨するワーケーションですが、この働き方を取り入れることでどのようなメリットがあるかをご存じですか?
具体的には、
・長期休暇を取らなくていい
・仕事を気にせず休暇を楽しめる
・気分転換ができる
・仕事と自分の時間のバランスが保てるようになる
の4つがあります。
長期休暇を取らなくていい
ワーケーションを取り入れたことで得られるメリットの1つ目は、長期休暇を取らなくても旅行などを楽しむことができるという点です。
従来の働き方であれば、有給を希望したり、大型連休に合わせてスケジュールを組んだりすることがポピュラーでしたが、ワーケーションを取り入れることで、好きな時期に好きなタイミングで旅行と仕事を両立させながら働くことが可能になります。
仕事を気にせず休暇を楽しめる
ワーケーションを取り入れたことによって得られるメリット2つ目は、仕事を気にすることなく休暇を楽しめるという点です。
従来のように、有給を消化したり休みを取ったりして旅行に行くとなると、同僚や上司の仕事量が増えてしまいひんしゅくを買います。
そのため、休みを取ることが難しいという悩みがありました。
しかし、ワーケーションを取り入れることで、旅先でも仕事ができるため、その日のタスクさえ完了してしまえば、あとはリフレッシュの時間として楽しむことが可能になるのです。
気分転換ができる
ワーケーションを取り入れることで得られるメリット3つ目は、慣れた場所ではなく、一風変わった場所での作業になることから、気分転換をしながら仕事ができるという点です。
決められた時間のなかでひたすらオフィスにこもったり、自宅で黙々と作業をしていたりすると、どうしても心身ともに疲れやすくストレスを感じやすいという懸念があります。
しかし、ワーケーションを取り入れることによって、自然に触れながら仕事ができるため、心も体もリフレッシュしながら仕事ができるようになります。
仕事と自分の時間のバランスが保てるようになる
現在、大手企業を中心に長時間労働問題を解決するため、残業時間の削減や、休暇を取りやすい環境づくりが進められており、ワーケーションもその一環として取り入れる企業が増えてきました。
このような環境を企業が率先して取り入れることで、働く側としても仕事と自分の時間の両立をしやすく、自分に合わせたワークバランスが保てるようになります。
その結果、従来の働き方よりもリフレッシュしやすくなり、仕事へのモチベーションやパフォーマンスの向上が期待できると考えられています。
ワーケーションをするデメリット
しかし、ワーケーションにはいくつかのデメリットも存在します。
大きく分けて
・メリハリがなくなる
・社内のコミュニケーションが減る
・導入するまでに時間がかかる
の3つがあると考えられます。
メリハリがなくなる
ワーケーションを取り入れることで起きるデメリット1つ目は、メリハリがなくなってしまうことが挙げられます。
旅先で仕事をするため、どうしても自然や温泉などリフレッシュできる楽しみが目前にあり、メリハリをつけて働くことが難しくなるのです。
さらに、メリハリがつきにくくなったことによって、生活習慣に乱れを起こしてしまう可能性も考えられます。
朝早く起きて仕事の用意をし、出勤するという規則正しいリズムがなくなってしまうことから、体の不調を感じる場合もあるようです。
会社内の同僚や上司とのコミュニケーションが激減してしまう
ワーケーションを取り入れることによって、職場内の人との交流が減ってしまうというデメリットもあります。
従来であれば、休憩時間に同僚などと談笑することがリフレッシュタイムとなっていましたが、ワーケーションを取り入れることで人との交流が減ってしまい、孤立していくことが考えられます。
導入するまでに時間がかかる
ワーケーションを取り入れるためには、まず自宅にPCやインターネット環境があることが必須です。
しかし、それ以前に会社での対策や環境が整っていなければ、導入することは難しいと言えます。
会社の仕事が漏洩しないためには、セキュリティツールなども導入しなければなりません。
さらに、仕事用のチャットツールの導入など、あらかじめ会社全体で用意しなければならないものが多いため、導入までに時間が掛かってしまうことがデメリットとして考えられます。
ワーケーションに欠かせない必須アイテム
ワーケーションを取り入れるためには必須アイテムと呼ばれるものがあります。
これからワーケーションを取り入れようと考えている方は、以下のアイテムが揃っているかを確認することをおすすめします。
モバイルモニター
ワーケーションを取り入れて旅先で仕事をする場合、ノートパソコンを持ち運ぶ方が多いのではないでしょうか。
しかし、ノートパソコンのみで仕事をすると、画面が小さすぎてマルチタスクで作業をするときにやりにくさを感じてしまうことがあります。
そうなってしまわないよう、あらかじめノートパソコンに取り付け可能なモバイルモニターを導入することをおすすめします。
モバイルモニターを導入することで、データやリサーチした内容を別モニターで確認しながら作業を進められるため、ノートパソコン1台で行うよりも快適で作業効率も上がります。
モバイルバッテリー
ノートパソコンやポケットWi-Fi、マウスやスマートフォンなどさまざまな機器には充電が必要になります。
そんなときのために、モバイルバッテリーも用意しておくといいでしょう。
ジャックが複数用意されているタイプや、コンセントに差しながら充電できるタイプがあれば、宿泊先でも充電しながら仕事を進められるため、仕事が断然はかどります。
膝上テーブル
ワーケーションを行う旅先の環境が、いつでもどこでも会社のような環境であるとは限りません。
そのため、ノートパソコンで作業をすることを考慮して、膝上テーブルを導入するのもおすすめです。
膝上テーブルがあればイスがあるだけで作業ができますから、場所を問わず仕事ができる環境を作り出せます。
ケーブル関連
充電をしながら作業する場合には、周辺機器用のケーブルも用意しなければなりません。
パソコンに繋ぐタイプのUSBケーブルや、コンセントに直接つなぐタイプのケーブルなど複数もっていると、それぞれの端末を環境に合わせてうまく使い分けられます。
ワーケーションに最適な宿泊施設の条件とは
日本政府や各自治体が推奨しているワーケーション。
では、ワーケーションを実際に行うには、どのような宿泊施設を選ぶと良いのでしょうか。
ここでは、ワーケーションに最適な宿泊施設の条件について紹介します。
温泉や森林浴などができる場所がある
ワーケーションを取り入れるのであれば、仕事ができて、その上しっかりリフレッシュもできる宿泊施設を選びましょう。
客室から海や山を望めたり、小川などが流れていたり、自然を身近に感じられるような場所がおすすめです。
また、源泉掛け流しの温泉がある、ひのきのお風呂があるなど、心も体もリフレッシュできるような環境を選ぶことで、仕事へのモチベーションがより高くなります。
食事にバリエーションがある
旅行と言えば温泉や自然だけではなく、食事にもこだわりたいものです。
おしゃれなビュッフェタイプからコース料理、シェフのおすすめが用意されているなど、食事にバリエーションがあるかもチェックしましょう。
さらに、日によって食事の仕方を変えられる宿泊施設もあるため、宿泊施設を選ぶときは、食事のパターンもチェックしておくと楽しみが増えるのでおすすめです。
長期滞在がお得になる
最近はワーケーションでの利用者を想定して、ワーケーション用のプランを用意している宿泊施設があります。
2週間や1ヵ月など、長期滞在を選ぶことで1日あたりの宿泊料がオトクになるプランが多くあります。
たとえば、「ワーケーションを試して欲しい」という考えのもと、通常1人15泊で10万円以上する宿が、5万円前後で利用できるような宿泊施設もあります。
このように、ワーケーションに意欲的な宿泊施設も多いですから、ご自身の条件にマッチした宿泊施設を選ぶとオトクにリフレッシュしながら仕事を進められるでしょう。
ワーケーションをするときの注意点
最後に、ワーケーションを取り入れるときに、注意したいことについてご紹介します。
具体的には、
・実労働時間の把握と管理
・データ漏洩やパソコンの盗難に注意
・仕事に必要な環境があるかを確認
の3つが挙げられます。
実労働時間の把握と管理
ワーケーションを取り入れたときの労働時間の計算方法や給料について、会社と確認しておきましょう。
宿泊施設を利用したときは、経費として扱ってもらえるのか、または個人負担になるのかについて詳しく確認しておくことで、お金に関するトラブルを未然に防げます。
データ漏洩やパソコンの盗難に注意
宿泊施設には、それぞれWi-Fi環境が整っています。
しかし、そのWi-Fiのセキュリティが甘く、個人情報や機密情報が漏洩してしまう可能性も十分考えられます。
また、大切なデータなどが入った会社貸与のパソコンや、ご自身のパソコンの紛失・盗難に関しても、十分に注意する必要があります。
鍵を掛けたら肌身離さず持ち歩くなど、ご自身のセキュリティも強化するよう心掛けましょう。
仕事に必要な環境があるかを確認する
パソコンで仕事をする人は、コンセントがあること、イスがあることなど、ある程度仕事ができるような環境を求めることになります。
そのため、宿泊施設を決める前には、あらかじめ客室の作りはどのようになっているのか、ワーケーションに向いているのかなどを確認することをおすすめします。
【ワーケーションという新しい働き方】のまとめ
従来の働き方よりも、ぐっと働く人のことを考えた新しい働き方、ワーケーション。
ワーケーションをすることで休暇を取りやすくなることから、自分の時間を十分に取れるようになり、仕事へのモチベーション維持やパフォーマンス向上に期待できることが、分かってもらえたのではないでしょうか。
しかし、規則的なリズムが取りにくくなってしまうなどのデメリットもあるため、ワーケーションを取り入れたとしても、ある程度規則正しい生活習慣を意識することが大切です。
また、最近はさまざまな宿泊施設がワーケーション用プランを用意しています。
ワーケーションを取り入れるときには、この記事で紹介した注意点や必須アイテムを確認した上で利用しましょう。
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