【テレワーク用のスペースを確保する為には?】自宅で作る方法と外で見つける方法

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「自宅に作る・外で見つける」テレワーク用のスペースどう確保する?


「自宅に作る・外で見つける」テレワーク用のスペースどう確保する?


効率よくテレワークを行うためには専用のスペースが欲しいところです。


どのようにすれば良い場所を確保できるでしょうか。


自宅で作る場合と外で見つける場合について、専用のスペースが確保できないことで生じる問題点なども含めて詳しく解説していきます。



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    賃貸専門家:内田紘一

    資   格:宅地建物取引士

  • 宅地建物取引士保有で業界10年以上のベテラン!先読みする性格を武器に数多くの賃貸媒介をこなし、特に学生では成約数TOPクラスの実績。休日の日は家族・愛犬と車中泊をしながら、各地の有名観光地巡りなどドライブをする事が趣味です。奈良市はもちろん、生駒市・大和郡山市など、エリアを問わず奈良に詳しい賃貸専門家の内田がご紹介します。



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    自宅リビングや寝室でのテレワークは問題がいっぱい?


    自宅リビングや寝室でのテレワークは問題がいっぱい?


    自宅でパソコンやタブレット端末を使って行うテレワーク。


    すっかり日常の一部となりつつある一方で、テレワークを続けることにやりづらさを覚えておられる方も少なくないでしょう。


    やりづらさの理由はさまざまですが、ひとつは場所。


    自宅のリビングや寝室・自室といった仕事用ではない場所でテレワークを行っている方が8割を超えるというアンケート結果もあるそうです。


    テレワーク用に使えるスペースがないことで起こりうる問題がいくつもあります。


    例をいくつか挙げてみましょう。


    ①ビデオ会議でプライベートスペースを晒すことになる

    仕事をしている時間を「オン」とすると、リビングや寝室・自室は本来「オフ」の時間を過ごすためのプライベートな場所です。


    そういった場所でテレワークをするとなると、ビデオ会議の際に背景に色々とプライベートなものが映り込むことになります。


    リラックスするためのソファやベッド、趣味のあれこれが置かれている「オフ」の空間を、「オン」の相手に見られてしまうのは、やはり抵抗があるものです。


    人によっては大きなストレスとなってしまうこともあるでしょう。


    ②仕事への集中力が低下する

    リビングや自室は仕事のための空間ではないので、「仕事以外のためのもの」がたくさんあります。


    そして、オフィスとは違い上司や同僚など「仕事をする他者の目」がありません。


    そうなると、真面目に仕事をしようと思っていても、どうしても雑念がわいてしまいがちです。


    ちょっとした情報収集や気分転換のつもりでテレビをつけてそっちに意識を取られてしまったり、部屋の散らかりが気になって片づけを始めてしまったり、気づけばしょっちゅうスマホをいじっていたり……うまく仕事に集中できず、作業の効率が大きく低下してしまうおそれがあります。


    ③仕事モードにスイッチを切り替えづらい

    先ほど述べたとおり、自宅のリビングなどは本来プライベートな「オフ」の空間です。


    ですから、たとえテレワークのためにそこに居るのであっても無意識にリラックスモードに入ってしまい、仕事モードの「オン」のスイッチが入りづらくなってしまいがちです。


    業務を始めてもなかなかエンジンがかからなかったり、事あるごとに休憩を挟んでしまったり。思い当たることはないでしょうか。


    テレワークは一人でするものなので、身が入らない時に他の仕事仲間を見て襟を正すこともできません。


    一度よくない流れに入ってしまうと、そのままずるずると行ってしまうのが怖いところです。


    ④肩こりや腰痛など不調になりやすい

    長時間座りっぱなしで仕事をするとなると、姿勢は肝心です。


    自宅にもデスクワークに向いた、良い姿勢をキープできる椅子や机があればよいのですが、なかなかそうもいきません。


    リビングのローテーブルやダイニングテーブルなど、本来長時間の作業には向かないところでテレワークをされている方も多いことでしょう。


    その結果、肩こりや腰痛などを引き起こしたり悪化させてしまったりする心配があります。


    通勤をしないことで身体を動かす機会が減り、なおさらそういった不調が出やすい状態になりがちなので、気を付けたいところです。






    テレワーク用のスペースを確保する3つの方法!


    テレワーク用のスペースを確保する3つの方法!


    仕事の効率を上げるため、健康のため、なんとかテレワーク用のスペースを確保したい。


    そんな時にとれる方法を3通りご紹介しましょう。


    ①自宅に専用のスペースを作る

    テレワーク用の部屋をひとつ確保するのは難しくても、部屋の一角に専用スペースを設けるという方法であれば比較的手軽です。


    例えばパーテーションを使って空間を区切るという手があります。


    部屋の角っこなら2枚のパーテーションさえ用意すれば、独立した空間を確保することができます。


    家族など同居している相手がいる場合は、なるべく生活音の気にならないところに空間をつくるのがおすすめです。


    使わない時は畳んでおける折りたたみ式のパーテーションというものもあります。


    可能であれば、もう一歩押し進めてリノベーションするという手もあります。


    半個室を増設するといった大掛かりなことができれば理想的ですが、そうでなくともロールスクリーンを設置することで生活空間を視覚的に遮断できるようにするなど、簡易的なリノベーションをするだけで作業効率は大きく違ってくるかもしれません。


    ロールスクリーンならば、10,000円~50,000円ほどの工事費で設置することも可能です。


    賃貸では勝手に工事をすることは出来ませんので注意しましょう。


    ②テレワーク用のスペースを確保できるところへ引っ越す

    なかなか大掛かりなことですが、現在テレワークをする環境に大きな問題を感じておられるのであれば、いっそより良い環境を求めて引っ越してしまうのも方法でしょう。


    仕事への集中力が劇的にアップする可能性もあります。


    気をつけたいのは新しい生活環境で発生するストレス。


    物件探しの際にテレワーク用の空間を確保することにばかり目がいって、周辺環境の良し悪しや周囲の騒音などについて見落としてしまわないよう注意しましょう。


    ③外でテレワーク用に使えるスペースを見つける

    とくに会社からテレワークの場所について指定がなく、自宅外で仕事をしても大丈夫であれば、近所のカフェやコワーキングスペース・シェアオフィスなどを利用するという方法もあります。


    利用するのに料金がかかることや情報漏洩などには気をつけなければなりませんが、自宅とは気持ちを切り替えて仕事ができ、自宅ではリラックスに徹することができるという点は大きなメリットになりうるでしょう。


    自宅外でテレワークを行える場所については、次の項目で詳しく解説します。






    自宅外でテレワークにおすすめの場所は?


    自宅外でテレワークにおすすめの場所は?


    例えば次のような場所が自宅外でのテレワークに適しています。


    ①サテライトオフィス

    企業が本社・本拠地とは離れたところに設置する小規模のオフィスを指します。


    原則として自社の従業員のためのスペースなので、外部の人間が出入りすることは基本的にありません。


    本拠地と変わらず仕事ができるよう備品や通信環境も整えられているため、情報漏洩の心配が少なく、集中して仕事ができます。


    ②コワーキングスペース

    ひとつのオープンスペースを他の利用者と共有し、テレワークを行える場所です。


    基本的に仕事やなんらかの作業をする人が集まるところですから、雑念がわきづらく集中しやすい環境と言えるでしょう。


    そのうえ一人きりの空間で黙々と仕事をする孤独感を抱えなくて済みますし、利用者同士の交流が生まれることもあります。


    それゆえに、他の利用者の物音や話し声が気になってしまうかもしれないデメリットはあります。


    また、コワーキングスペースに出入りするのは社内の人間だけではないため、情報漏洩のリスクには十分注意を払わなくてはなりません。


    機密情報を扱う業務やオンライン会議を行う目的での利用は避けたほうがよいでしょう。


    ③シェアオフィス

    コワーキングスペースと同じく他の利用者と空間を共有するものですが、シェアオフィスには個室が設けられている場合もあります。


    より集中して仕事を進めたい。


    オンライン会議をする必要がある。そのような時には個室を利用するとよいでしょう。


    とはいえ、やはり社外の人間と共有する場所ですから、漏らしてはまずい情報を扱う際には最新の注意を払う必要があります。


    ④ホテル

    ビジネスホテルやシティホテルなど、場所によってはホテルでテレワークを行う「ホテルワーク」プランを用意しているところもあります。


    自宅ではなく、なおかつ周りの目がない完全個室であるため、一人で集中して仕事をするにはうってつけの場所と言えるでしょう。


    客室にはシャワーやベッドもあるため、疲れた時や行き詰った時には手軽にリフレッシュできます。


    ビジネスホテルであれば1日8時間の利用で2,500円前後~と比較的安価です。


    また「ワーケーション」(work + vacationの造語)と言って、リゾートホテルや高級ホテルに滞在して「働きつつ休暇をとる」という過ごしかたをされる方もおられます。


    ⑤マンスリー/ウィークリーマンション

    テレワークのための空間がある程度まとまった期間欲しい場合は、マンスリーマンションやウィークリーマンションといった短期契約が可能な賃貸マンションを借りるという方法もあります。


    マンスリーマンションやウィークリーマンションの多くは基本的な家具や家電があらかじめ揃っています。


    そのため、とくに大がかりな準備について考える必要もなく、契約してすぐに仕事用の個室として利用することができます。






    自宅にテレワーク用スペースを作るポイント5つ


    自宅にテレワーク用スペースを作るポイント5つ


    自宅でテレワーク用のスペースを確保する場合は、次の5つのポイントをおさえておけば快適な仕事空間を構築できるでしょう。


    ①プライベート空間とは分ける

    先に述べたテレワーク上の問題の多くは、「オン」と「オフ」の切り替えのしづらさによるものでした。


    仕事専用の部屋を確保するのが難しくても、仕事をしている時にプライベートのものが視界に入らないよう、また、ビデオ会議中に映り込まないよう遮ることができていれば、それだけで立派なテレワーク用スペースと言えます。


    パーテーションやロールスクリーンの設置など、まずは比較的手軽にできる工夫から考えてみてください。


    ②同居人とは別々の作業空間を確保する

    同居人も自宅でテレワークをしている場合、仕事をするスペースは一緒にせず、別々の空間を作るようにしましょう。


    作業をする音の問題もありますし、たとえ家族であっても互いに社外の人間であれば情報漏洩のリスクについて考えなくてはなりません。


    コンプライアンス違反にならないよう、それぞれの空間を確保しましょう。


    ③同居人の生活音が気にならない場所にスペースを設ける

    テレワーク中、家族など同居人の生活音によって集中をそがれてしまうというのもありがちなことです。


    家の中での無用なトラブルを避けるために、日中家族が過ごす場所から極力離れたところに仕事用の空間を確保したいところです。


    それが難しい場合は、テレワークする時間を区切ってその間は音に気をつけてもらうなど、きちんと話し合ってルールを設定しておくことが大切です。


    仕事のこととなると「どうして仕事の邪魔をするんだ」という思考に陥りがちですが、生活音を出す相手が悪いわけではありません。


    気を付けていても避けられない生活音だってあるのです。


    と言って、自宅で仕事をしていることが悪いわけでももちろんありません。


    互いの状況や立場を理解した上で、落ち着いて話し合いをしましょう。


    ④仕事に使うものの収納場所も確保する

    テレワークに欠かせないノートパソコンなどは、多くの場合会社からの貸与品です。


    当然ながら丁重に扱わなければなりませんし、小さなお子さんがおられるご家庭でしたら、うっかりお子さんが触って壊してしまわないよう置き場所にも気を配る必要があります。


    使っていない時は、お子さんの手の届かない場所にしまい込むことを心がけましょう。


    お子さんがおられなくても、しっかり片づける習慣をつけることで「オン」「オフ」の切り替えに役立ちます。


    ⑤室温にも気を配る

    テレワーク用のスペースは空調が整った場所に設けましょう。


    室温が快適に保たれているかどうか、暑かったり寒かったりしないかは仕事の効率に直結しますし、体調管理においても重要です。






    まとめ~良い仕事には良い環境が不可欠~


    まとめ~良い仕事には良い環境が不可欠~


    いかがでしたでしょうか。


    今回はテレワーク用スペースの確保しかたについて見ていきました。


    テレワークは会社の人の目が届かないぶん、オフィスワーク以上に自己管理が重要になってきます。


    仕事をする環境を整えることもそのひとつ。良い仕事をするには快適に業務に取り組める良い環境が欠かせません。


    ご自身のテレワーク環境を見直し、より良くしていくなかで、今回の記事が参考になれば幸いです。





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      賃貸専門家:内田紘一

      資   格:宅地建物取引士

  • 宅地建物取引士保有で業界10年以上のベテラン!先読みする性格を武器に数多くの賃貸媒介をこなし、特に学生では成約数TOPクラスの実績。休日の日は家族・愛犬と車中泊をしながら、各地の有名観光地巡りなどドライブをする事が趣味です。奈良市はもちろん、生駒市・大和郡山市など、エリアを問わず奈良に詳しい賃貸専門家の内田がご紹介します。

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