【テレワーク(在宅勤務)パソコンの選び方】CPU・メモリ等を詳しく解説!
テレワークで使うパソコンは何がいい?オススメの機能について
昨今の世の中の状況において、仕事やプライベートにおいて自宅で過ごすことが多くなっています。
特に仕事では、テレワークという新しい仕事のスタイルが生まれ、自宅でパソコンを使用しての業務が増えています。
今回、テレワークで使うパソコン機能について説明します。
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賃貸専門家:内田紘一
資 格:宅地建物取引士
宅地建物取引士保有で業界10年以上のベテラン!先読みする性格を武器に数多くの賃貸媒介をこなし、特に学生では成約数TOPクラスの実績。休日の日は家族・愛犬と車中泊をしながら、各地の有名観光地巡りなどドライブをする事が趣味です。奈良市はもちろん、生駒市・大和郡山市など、エリアを問わず奈良に詳しい賃貸専門家の内田がご紹介します。
パソコン操作に必要なアイテムと機能
大手の会社であれば、仕事に使用するパソコンは会社より支給される場合もありますが、個人で仕事をしている場合や学生さんなどの授業では、パソコンを自分で用意しなければなりません。
家電量販店で購入する場合には、店員さんに色々とこちらの希望の機種や機能をリクエストすることをおすすめします。
また、インターネットで購入する場合には、あらかじめパソコンの知識を得てから購入すると、仕事や授業などで使用するときにストレスなく使用することができます。
安易に、値段だけで決めてしまうと失敗してしまう可能性があります。その詳細について説明します。
パソコン本体
パソコンは基本的にデスクトップパソコンとノートパソコンの2つに分けることができます。それぞれのパソコンのメリットとデメリットについて説明します。
デスクトップパソコン
デスクトップパソコンは、机にモニターとパソコン本体を据え置き、使用するものです。
デスクトップパソコンのメリット
メリットは、据え置き型のため、例えば、モニターをより見やすい大きいサイズのものを使用できたり、作業を行いやすいようにモニターを2つ設置して利用することができます。
また、パソコンの処理能力を上げたい場合には、別途部品を購入することで、より処理速度や機能を上げることが容易にできます。
デスクトップパソコンのデメリット
デメリットとしては、机に据え置くことを基本に作られているために、別の部屋で作業をしたい場合には、モニターと本体が重たく、安易に移動することができません。
また、ノートパソコンに比べて、モニターと本体やキーボードを使用するとスペースが必要となります。
仕事部屋が決まっていたり、プライベートと仕事の環境を分けたい場合など、どっしりと構えて仕事をする場合には、デスクトップパソコンがおすすめです。
ノートパソコン
モニターと本体が一体となったパソコンです。
パソコンのサイズもA4のノートサイズからA3程度のサイズまで様々なものがあります。
ノートパソコンのメリット
メリットとしては、やはり持ち運びが大変便利なことです。
自宅での寝室や仕事部屋で仕事を行ったり、リビングに持って行き、作業することもできます。
また、ノートパソコンのサイズによっては、屋外に持ち運びやすい小さめのサイズのものもあります。
モニターとキーボード、マウスが一体型のために、最小限のスペースで作業を行うことができます。
ノートパソコンのデメリット
デメリットとしては、デスクトップに比べて小型であるため、パソコンの重要な処理速度の問題があります。
値段が高くなれば、デスクトップパソコンとそん色のない処理能力がありますが、どうしてもデスクトップパソコンと比べると、同価格であればノートパソコンの能力としては劣ってしまいます。
しかし、一般的なパソコンの使い方、文章の作成や表計算、テレワークでのインターネット会議などでは大きな問題がない場合がほとんどです。
ノートパソコン特有のバッテリーの容量については、自宅内で使用する分にはコンセントが近くにあるので、使用することに大きな不便はありません。
しかし、屋外に持ち出す場合にはバッテリーの容量、持ち時間にも注意が必要です。
容量が大きなものを購入すると電源がない状態での駆動時間は増えますが、ノートパソコンの価格が上がってしまいます。
また、使用しているとバッテリーは劣化するために、徐々に使用時間が短くなってきます。長時間使用することが想定される場合には、このポイントを考えて購入してください。
また、予備でバッテリーを購入したり、最近ではカフェやコンビニにコンセントの設置があるので、そこで利用することも考えてください。
簡易での会議であれば、タブレットやスマートフォンでの利用もおすすめします。
OSについて
パソコンを使っているか、購入しようとしている方はOSという言葉をきいたことがあるかもわかりません。
OSとはオペレーションシステムの略で、パソコンのシステム全体を管理するソフトウエアのことです。
大きく分けて、WindowsのOSとMac(マッキントッシュ)のOSがあります。
家電量販店で多く売られているのはWindows搭載のパソコンが多いですが、Mac搭載のパソコンも一部の家電量販店やインターネットでの購入が可能です。
どちらが良いのかは使い方によります。一般的に普及している物はWindowsが多く、普通に使用する分には問題ないです。
パソコンのデザイン性やIPhoneやIPadとの連動性などを重視したい場合には、MacOSが共通しているため互換性に優れています。
CPUについて
CPUとはパソコンの処理能力を示す言葉で、様々な種類のものが出ています。
高性能であれば処理能力が早く、パソコンの使用中に処理中に画面が止まる(固まる)ことはありませんが、価格は上がってきます。
安い順に「Celeron」「Pentium」「Corei3」「Corei5」「Corei7」となってきます。
仕事で使う場合には、最低でも「Corei3以上」の機種の選定をおすすめします。
画像や動画の処理を行う場合には「Corei5」なら問題なく使用できます。
それ以上の処理能力のあるものを購入しても当然いいのですが、WordやExcelなどの一般的なソフトや簡単な動画編集や処理、視聴であれば、いくら処理能力を上げてもほとんどその良さを実感できず、価格が高くなるだけです。
動画編集や処理を専門と行うようなクリエーターであれば、必要になるのかもしれません。
メモリについて
先ほど説明したCPUはパソコンのいわゆる頭脳的な部分です。
メモリとは、頭脳が動くための作業場所である部分のことです。
いわゆる机の広さを表わします。
仕事で作業をするときに、例えば、インターネットで調べながらWordを使って文章を作成し、Excelに表を同時作成するなどの場面があるとします。
この3つの作業には3つのソフトが必要で、それぞれにCPUとメモリを使用します。
この時に、メモリの数値が高いほど、作業速度が速くなるということです。
もし、メモリが低ければ、同時に3つの作業を行う処理速度が遅くなり、動画を読み込む速度が遅くなり、再生途中で止まったりする現象が起こる可能性があります。
家庭用で使う場合には4GBというもので十分ですが、仕事で使うなら8GB以上であればほぼストレスなく使うことが可能です。
ストレージについて
ストレージとは、仕事で使用するデータやファイル、使用するソフトを格納しておく部分のことです。
これは、よく机の引き出しに例えられます。この数値が大きいほど、たくさんのデータを保存することができます。
書類中心であれば、128GB程度、画像を扱うのであれば500GB程度が必要となります。
しかし、使用していると、ソフトのアップデートや必要書類の増加などから必要なストレージは増加してくる傾向にあります。
パソコン購入時には、少し数値には余裕をもって購入することをおすすめします。
また、ストレージにはHDDとSSDという2つのものがあります。
HDDは昔から使われているもので、大容量で安価ですが、データの保存や読み込みがSSDに比べて遅いというデメリットがあります。
SSDはその反面、処理速度が速いですが、価格は高く、HDDほどの大容量はありません。
また、耐久性に問題があるともいわれています。デスクトップパソコンによっては、SSDとHDDが二つ搭載されたものもあります。
処理速度を優先したい人はSSDの搭載されたパソコンをおすすめしますが、一般的なデスクワークであれば、CPUやメモリーを一般的なものにしておけば、ストレージがHDDであっても、それほど作業ストレスを感じることはありません。
文章作成、表計算、プレゼンテーションソフト
Windowsパソコンを購入する場合、Microsoft Office系ソフト(ワード、エクセル、パワーポイント)が付属しているかどうかがポイントとなります。
これらのソフトがあらかじめ搭載しているパソコンでは、すぐにでもテレワークや授業などで快適に使うことができます。
搭載していない場合は別売りでインターネットからMicrosoft のホームページなどで購入したり、他の無料もしくは安価な他社ソフトを利用することになります。
しかし、無料、安価なソフトでは、Microsoft Officeとの互換性はあるとはうたっていても、他者とのファイルのやり取りを行う場合、不具合が生じる可能性が考えられます。
もし、自分一人で使う場合には、価格重視でソフトを選んでもいいのかもしれません。
Macパソコンの場合も同様で、Microsoft OfficeのMac版を購入するか、Macが提供しているソフトを購入することになります。
Webカメラ
テレワークでは欠かすことのできないのがカメラ機能です。
まずは、カメラ機能が購入するパソコンに付属しているかの確認が必要です。
デスクトップ、ノートタイプともにモニターに付属している物を購入しなければなりません。
付属していない場合でも、カメラだけを単独で購入し、パソコンに接続することで使用することは可能です。
Web会議では、モニターを通して相手と顔を合わせることになります。
カメラの映像能力として、画素数という解析度を表した基準があります。
目安としては、100万画素レベルと記載されたものであれば実用には十分ですが、200万画素以上あればホワイトボードなどの細かい文字なども問題なく読み取れるとされています。
動画配信など、より高画質な映像を流したい場合には、300万画素以上必要となります。
ビデオ解像度は最低でもHD(720p)以上が好ましく、可能ならフルHD(1080p)のモデルを選ぶことをおすすめします。
画素数の数が多いほど鮮明に移り、少ないと画面が荒く、ぼやっとした感じになってしまいます。
また、音声については、ヘッドホン付きマイクを購入するか、購入したカメラに内蔵されている物もあります。
主にひとりで使用する場合には、「単一指向性マイク」を、複数人で使用する場合は、広範囲の音を拾える「全指向性マイク」もしくは「ステレオマイク」の購入がおすすめです。
そのほか、よりクリアな音質にこだわりたい場合は、周囲の雑音をカットする「ノイズキャンセリング機能」を搭載した製品を選んでください。
マイクは、人間の耳と違い、すべての音を拾ってしまいます。
部屋でテレビを小さくつけていても、マイクを通じて相手先に聞こえている場合があります。
室内の音はすべて消し、自分の声だけが反映される環境で使用してください。
オンライン会議ソフト
オンライン会議ソフトは様々な種類のものが出ています。
基本的に無料で使えるものがほとんどです。
また、パソコンやスマートフォン、タブレットでの使用ができます。
ただ、無料バージョンの場合は、使用時間の制限やWeb会議の参加人数の制限などがあります。
有料であれば、その価格によってはさまざまな機能を使用することができます。
例えば、一般的によく耳にするZOOMという会議ソフトは1対1でのビデオ通話であれば無制限での使用が可能ですが、2人以上では40分までの使用が可能です。
有料版となれば、最大1000人までのミーティングが可能となり、無制限の使用時間になります。
会議の録画機能や聴講のみ可能となるウェビナー機能など数多くのオプションが用意されています。
その他、Microsoftから提供されているTeamsは通話者同士でのファイルの共有に優れていたり、一般に普及しているLINEでも基本的な複数通話機能があります。
会議を行う上では、所属している会社や団体から提供、指示される会議ソフトを使用することにはなりますが、個人的にソフトの選択が必要であったり、なかなか直接的に会議を行う人と会うことができない場合には、自分が必要な機能と予算を考えて選択をしてください。
【テレワーク(在宅勤務)パソコンの選び方】CPU・メモリ等を詳しく解説!まとめ
テレワークでの仕事スタイルの普及やWeb授業や会議が、現在での生活や仕事のスタイルとなってきています。
快適なテレワークを行うためには、パソコンなどの通信機器の性能がもっとも大切になってきます。
設置型のデスクトップパソコンや移動に便利なノートパソコンの使用の考え方、Webカメラ、会議ソフトなど様々なアイテムから必要性を考えて選択します。
それぞれにもメリットやデメリットがあるため、自分が必要とする内容を考えて選択してください。
窮屈なこの時期に、少しでもより良い環境を自ら作り、仕事や勉強、プライベートの充実を図ってみてはいかがでしょうか。
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宅地建物取引士保有で業界10年以上のベテラン!先読みする性格を武器に数多くの賃貸媒介をこなし、特に学生では成約数TOPクラスの実績。休日の日は家族・愛犬と車中泊をしながら、各地の有名観光地巡りなどドライブをする事が趣味です。奈良市はもちろん、生駒市・大和郡山市など、エリアを問わず奈良に詳しい賃貸専門家の内田がご紹介します。