【ガスの開栓何日前まで?】停止から開栓の流れや手続きについて
引っ越し前に要チェック!ガスの停止~開栓の流れと手続き

引っ越しの際についつい後回しにしてしまいがちなガスの停止や開栓の手続き。
忘れていると無駄に費用をかけてしまったり、引っ越してすぐに使えなかったりといったトラブルにも繋がります。
そこで、引っ越しに伴うガス関連の手続きをまとめました。

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賃貸専門家:安達竜哉
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士の資格保有。特技は少林寺拳法とお部屋探し。奈良の不動産業界で10年以上、単身からファミリーの方など、年間で200部屋以上の仲介実績。特に奈良市内のマンション名を出して貰えれば殆どわかる自信あり。奈良市の賃貸事情に詳しい安達による、暮らしに関するお役立ち情報をお届け。
ガスの停止~開栓は他のインフラとは違います!

契約しているガスの停止(閉栓)や新たな引っ越し先での開栓は、誰かが勝手に済ませてくれるものではありません。
引っ越しに伴い予め余裕を持った日程で行っておく必要があります。
ガスの閉栓作業は内容によっては立会いが必要な場合もあり、退去日の時点で忘れていたら面倒なことになる場合もあります。
ガスの開栓手続きを忘れた場合、開栓作業は当日に行ってもらうことは難しく、忘れたまま引っ越すと数日間ガスが使用できない可能性もあります。
ガスコンロだけであれば多少の我慢もできるかもしれませんが、給湯が使えなければ入浴もできません。
電気や水道であれば当日に手続きを行ってすぐに処理されることもありますが、ガスの場合は停止も開栓も、引越しの予定が決まった時点で早めに段取りをする必要があります。
具体的には、少なくとも引っ越し予定日の1~2週間前には手続きを行いましょう。
特に引っ越しの多くなる時期はガス会社も繁忙期となるため、2週間前には連絡を入れるようにすると良いでしょう。
殆どのガス会社は曜日を問わず対応していますので、土日を利用しての引越しでも問題はありません。
ガスの手続きに必要なものは?
・現住所と新住所
・お客さま番号(契約書やガスの検針票に記載されているもの)
・支払方法(口座振替・クレジットカード等)
これらを揃えたうえで、引っ越し予定日を元にガスの停止予定日(退去日)や開栓日(入居日や立会いが可能な日)を決めて手続きを進めます。
現在は電話やFAXだけでなくインターネットでも手続きるガス会社が増えています。
もし、お客様番号が不明な場合は電話で手続きを行うと良いでしょう。
ガス停止の手続きの流れ

ガス会社への連絡
少なくとも引っ越し(退去)予定日の1週間前までに、契約しているガスに停止手続きを行っておきます。
契約しているガス会社によって電話やFAX、インターネットなどの手続き方法があるため、契約書等を確認するかガス会社のホームページなどで確認すると良いでしょう。
この時、近隣地域で同じガス会社を引き続き利用する場合には、新しい住所を伝えて開栓の手続きも同時に行っておくと便利です。
退去日の流れ
一般的には、ガスの閉栓は申告した退去日に行われますので、利用者が行う作業は「元栓を閉める」程度です。
ただし、以下の様な条件がある建物ではガスの閉栓作業に立会いが必要な場合があります。
・屋内にガスメーターが設置されている
・オートロックの内側にガスメーターが設置されている
賃貸物件などでも稀にこういった条件のある物件もあるため、停止手続きの際に立会いが必要かどうかを確認し、必要であれば退去立会いと時間を併せておくと良いでしょう。
所要時間は5~15分程度です。
ガス解約に伴う最後の精算
解約日をもって料金の計算が行われ、日割りの基本料金+使用量を支払います。
支払方法はガス会社によっ異なりますが、概ね以下の4通りの方法から選ぶことができます。
①利用時と同様に口座引き落としやクレジットカード決済
②新住所へ振込用紙を郵送してもらっての銀行振込
③閉栓作業後に現地で現金支払い
④引っ越し先でも同じガス会社を継続して利用する場合は引っ越し先での利用料と合算で支払う
ガス開栓の手続きの流れ

ガス会社への連絡
停止の際よりも少し余裕をもって、引っ越し(入居)予定日の2週間前までには転居先で利用するガス会社へ連絡をするのが理想です。
特に引っ越しの増える時期(3~4月など)にはガス会社も繁忙期になり、立会いが必要な開栓作業が希望日時に行えなくなるかもしれないからです。
開栓時の立会いは法律で義務付けられているため、必ず誰かが立会う必要がありますので、できるだけ希望日時に立会いができるように段取りをするよう心がけましょう。
ガスの開栓を依頼する際には料金支払の手続きなどもありますので、必要なものを必ず揃えてから連絡をしましょう。
ガスの開栓当日の流れ
事前に予約した時間には、引っ越し先住所にガス会社から作業員が訪問します。
作業員が屋内のガス栓なども確認するため、ガスの開栓作業を行う際には引っ越し先物件の引き渡しが完了している必要があります。
ガス器具の設置が完了しているとそれらの安全点検も行ってもらえるので、引っ越し予定の時間より後で余裕をもった日時に開栓作業を依頼しておきましょう。
①作業員の訪問
希望日時前には連絡が入り、予定通りに開栓作業の立会いができるかなど確認があります。
万が一遅れる場合などで時間を変更する場合には、余裕を持った時間を伝えておきましょう。
②ガスメーターの開栓
作業員がガス栓やガス機器の安全を確認の上で、ガスメーターを開栓します。
③ガスの確認
開栓後、正常にガスが通っているか、ガス漏れなどが無いかを確認します。
④ガスの使用に関する説明
作業員がガスやガス機器の使用に関する説明をしてくれます。
ガスコンロや給湯器などが設置されている場合には、それぞれの操作方法なども行います。
ガス開栓時にガス機器が未設置であってもガスの開栓は可能なので、引っ越し後にすぐに必要なければガス機器の設置を急ぐ必要はありません。
およそ15~20分ほどの所要時間で開栓作業が完了したら、確認書類にサインなどを行って終了です。
ガスメーターの復旧方法の説明をしっかり聞いておこう!
ガスメーターは震度5以上の地震を検知すると自動で停止してガスを止める安全装置が備わっています。
地震の心配がなくなればガスメーターを操作して復旧することでガスが利用できるようになるので、その復旧方法の説明も行われます。
大きな地震の際にはガス会社も満足に対応できる状態ではないことが予測されますので、復旧方法は必ず確認しておきましょう。
引っ越し時のガスに関する豆知識

ガス器具はガスの種類が変わると使えない
ガスには2種類あり、「都市ガス」と「プロパンガス」に分かれます。
それぞれにガスの性質が違うため、ガス器具も都市ガス用とプロパンガス用で異なります。
ガスコンロが備え付けられていない賃貸物件の場合は自分でガスコンロを用意する必要がありますが、買い間違えたり、引っ越し前に使っていた器具を持ち込んだら使えなかったりという問題が起こります。
対応するガスの種類は器具に明記されている他、今使っているガスの種類はガス警報器の設置場所で確認することもでき、空気より軽い都市ガスなら天井付近、空気より重いプロパンガスなら床付近にガス警報器が設置されてます。
自分で用意する場合には必ずガスの種類を確認してから間違えないようにしましょう。
ガスの停止手続きを忘れて退去してしまった
電気や水道などでも起こることですが、退去後に解約(停止)をし忘れていたという事は良くあります。
ガスの停止には開栓時のような立会いが必要なケースは少ないため、契約していたガス会社に電話を入れて解約の手続きを進めれば大丈夫です。
手続きが遅れた分の費用は支払うことになりますので、解約のし忘れには注意しましょう。
また、オートロック付き物件などで作業員が外部からガスメーターの操作ができない場合には、大家さんや管理会社に連絡をして代わりに立会ってもらえるように相談しましょう。
ガスの開栓に立会える時間がない場合はどうすれば?
先に述べた通り、ガスの開栓には法律で立会人が必要と定められています。
しかし、急な引っ越しなどでガスの開栓に立会える時間の都合がつかない場合には、代理人が契約者に代わって立会うことも可能です。
契約者の家族や友人、物件の大家さんなど信頼できる人物であれば代理人になることができます。
代理人を立てる場合には予めガス会社にそのことを伝えておきましょう。
なお、代理人を立てる場合に委任状や本人確認書類などは不要です。
ガスの停止&開栓は早めに手続きを

引っ越し予定がハッキリとしたら、ガスの停止&開栓の手続きはなるべく早めに行いましょう。
特に手続き忘れ、開栓立会いの段取りミス、ガス機器の買い間違いなど、落ち着いてやらなければいけないことも多くあります。
電気や水道だけでなく、ガスも大切なライフラインのひとつです。
失敗しないように早め早めの行動を心掛けましょう。
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