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担当者:古川真史
【奈良に住んで20年】奈良を誰よりも愛し続ける奈良ヲタク。人気グルメから人口や歴史、鹿の生息数。何でも答えます。最近は大仏プリン推し。
今が旬!奈良のいちご狩りはブランドいちごが食べ放題!
近年、奈良が県を上げて売り出している果物と言えばいちごです。
奈良を代表するブランドいちご「あすかルビー」を始め、いちご狩りでは様々ないちごが食べ放題!
そんな奈良のいちご狩りスポットからオススメの農園を5つピックアップしました!
いちご狩りの前に、奈良のブランドいちごを知っておこう
日本全国、さまざまな地域に存在するブランドいちごですが、奈良には現在4種類のブランドいちごがあります。
最も有名なものが「あすかルビー」で、2000年に登場してから県内各地のいちご農家で栽培されています。
丸みがあり大粒の品種で、奈良生まれで「あすか」、赤い色が濃く果肉まで赤味を帯びることで宝石の「ルビー」を思わせることからこの名前が付けられました。
美味しいあすかルビーの見分け方は『より香りの強いもの』です。
「古都華(ことか)」は、あすかルビーを超えるブランド力強化を目指して2011年に登場しました。
糖度と酸度が高く、深みのある濃厚な味わいが評価され、大粒のものは1粒単位で流通するような高級ブランドいちごとなっています。
暑さに弱い品種であるため、『ヘタがシャキッとして果皮にハリのあるもの』が鮮度が良く美味しい証拠です。
「珠姫(たまひめ)」は2019年に登場した品種で、大粒の果実が実るのが特徴です。
あすかルビーや古都華の平均的なサイズが20~25gなのに対して、珠姫は収穫量の70%以上が30gを超える大きさに育つことで、大きさが映えるいちごとして人気が出ています。
いちご狩り農園では珍しい品種ですが、酸味が少なくさっぱりとした甘みが特徴です。
「奈乃華(なのか)」は2020年に登場した品種で、古都華を元に作られた期待の新ブランドいちごです。
果皮が強い品種に作られたことで、暖かい季節になっても日持ちしやすいことや、輸送に強いことで県外への輸出を目指す品種として期待されています。
こちらも登場間もなくいちご狩りでは珍しい品種ですが、古都華ゆずりの味の良さが注目されています。
いちご狩り農園① 農業公園 信貴山のどか村
奈良と大阪の県境にある信貴山の麓にあり、一年を通して様々な野菜や果物の収穫体験ができるのが信貴山のどか村です。
冬から春にかけての期間で人気になるのがいちご狩りで、奈良のブランドいちごである「古都華」や「奈乃華」が食べられるということもあり、県内外から多くの人が訪れます。
バーベキュー施設や喫茶店が併設されていることもあり、いちご狩りだけでなく一日遊べる農業公園となっています。
いちご狩りの時期にはいちごを使ったスイーツや、のどか村のブランド卵を使ったプリンなどを頂けます。
農業公園 信貴山のどか村の詳細情報
・住所:奈良県生駒郡三郷町信貴南畑1-7-1
・営業期間:いちご狩りは例年1月~5月、その他の味覚狩りは季節ごとに異なる
・電話番号:0745-73-8203
・定休日:12月〜2月は水・木曜日、3月〜11月は木曜日
・時間:12月〜2月 9:30~16:00、3月〜11月 9:30~17:00(味覚狩りは10:00から)
・食べ放題:30分(持ち帰り不可)
・公式HP:http://www.sigisan-nodokamura.com/index.html
信貴山のどか村の味覚狩りは予約なしの先着順のため、週末は混雑が予想されます。
開園時点で当日の赤く熟れたいちごの量に合わせて入場者数が決まるため、入場可能な人数は日によってバラつきがあります。
また、当日の生育状況で入場できるハウスが異なるため、食べられるいちごの品種を選ぶことはできません。
いちご狩りにきた!
— kouki (@hdns_fan14) February 6, 2022
信貴山のどか村にて pic.twitter.com/QdHH04SURy
いちご狩り農園② あすかいちご狩りパーク
古代ロマンの地、飛鳥として知られる奈良県高市郡明日香村には、「あすかルビー」が食べ放題のいちご狩り農園がなんと17か所もあるという、まるでいちご狩りのテーマパークです。
ビニールハウスのため雨天でもいちご狩りが楽しめる他、車いす対応施設もあるなどバリアフリーにも力を入れています。
いちごは高設栽培されているため、立ったままで収穫ができるのもポイントです。
あすかいちご狩りパークの詳細情報
・住所:奈良県高市郡明日香村岡1220(実際にいちご狩りを行う農園の住所とは異なります)
・電話番号:0744-54-1115
・開園期間:1月上旬~5月下旬
・開園日:2月1日以降は水・土・日曜日と祝日(1月31日までは土・日・祝)
・開園時間:10:00~16:00(最終入園15:30)
・食べ放題:30分(持ち帰りの場合は有料)
・公式HP:https://asukadeasobo.jp/asukaichigo
完全予約制のため、事前に電話での予約が必要です。
予約専用番号:0744-54-1115
受付時間:8:30~17:00
また、農園にはトイレ設備が無いため、各地の公衆トイレなどの場所をホームページ掲載のパンフレットで事前に確認しておきましょう。
あすかいちご狩りパークでいちご狩り♬
— かやのん (@kayanon1029) February 2, 2020
12番藤原農園
30分食べ放題
お腹壊すくらいいちご食べました
当分いちごはノーサンキューで pic.twitter.com/kf5Wk9znwh
いちご狩り農園③ Lip〜幸せいちご園〜
奈良のブランドいちご「古都華」を中心に、章姫やかおり野といった品種があり、いちごの食べ比べを楽しめる農園です。
いちご狩りは2022年スタートですが、大粒の果実が魅力的ということで人気の農園です。
高速道路からのアクセスも良く、ハウス内は広めに取られたスペースで車椅子の方も楽しめるように工夫されています。
Lip〜幸せいちご園〜の詳細情報
・住所:奈良県五條市野原東7丁目1−28
・電話番号:080-8520-9503
・開園期間:1月上旬~5月下旬
・定休日:不定休(詳しくは予約フォーム参照)
・時間:10:00~16:00
・食べ放題:40分(持ち帰りの場合は有料)
・公式HP:https://www.lipberrygarden.com/
完全予約制のため、事前にホームページの予約フォームからの予約が必要です。
日によって食べ比べができる品種に制限がある場合があります。
いちご狩り農園④ 下村ベリー園
奈良のブランドいちご「古都華」「奈乃華」を減農薬にこだわって育てていることもあり、子供でも安心して食べられることでファミリー客に人気の農園です。
さらに、2022年に登場したばかりの新品種を含めた3種類のいちごを30分間食べ放題という豪華な内容です。
新しいいちごをいち早く食べてみたい人にオススメです。
下村ベリー園の詳細情報
・住所:奈良県五條市木ノ原町989-8
・電話番号:0747-24-3830
・開園期間:1月中旬頃~5月末日
・定休日:火曜日
・開園時間:10:00~15:30
・食べ放題:30分(持ち帰りは不可)
・公式HP:https://bfshimomura.jimdo.com/
完全予約制のため、事前に電話での予約が必要です。
予約専用番号:0747-24-3830
日によって食べ比べができる品種に制限がある場合があります。
#下村ベリー園 に #いちご狩り に行ってきた
— おかこう (@okakou0103) May 30, 2021
これは新品種の奈乃華。
古都花を品種改良してできた苺だそうです pic.twitter.com/XOSGXaSSO1
いちご狩り農園⑤ あだみね高原ファーム
あだみね高原ファームは、全国的に人気の品種「章姫(あきひめ)」を1000㎡もあるとても大きなハウスで育てています。
酸味が少なく糖度が高いことから、子供からご年配まで誰にでも愛されるいちごが食べ放題です。
いちごが高設栽培されているハウス内だけでなく施設全体がバリアフリーに配慮されており、車椅子移動の人でも安心です。
その他にもファーム内ではしいたけやきくらげといったキノコ類を育てているだけでなく、アスレチックやハウスを使ったバーベキューハウスもあり、一日中過ごすことができる施設になっています。
あだみね高原ファームの詳細情報
・住所:奈良県五條市大野新田町243
・電話番号:080-2407-2217
・開園期間:1月中旬頃~5月頃
・開園時間:10:00~16:00
・食べ放題:45分(持ち帰り不可)
・公式HP:http://adamine-k-f.com/
完全予約制のため、前日までに電話での予約が必要です。
予約専用番号:080-2407-2217
奈良のあだみね高原ファームにいちご狩りに来てます^ ^ pic.twitter.com/wA9069JUNC
— つばき@御朱印 (@Shelling999) April 6, 2018
いちご狩りの旬は寒い内、服装に気を付けて楽しもう
ビニールハウスで育てられるいちごは、ケーキなどの需要からクリスマスシーズン頃から旬が始まります。
そのため、ハウス内はいちごの本来の旬である春~初夏に近い環境が作られていることもあり、非常に暖かい状態が維持されています。
いちご狩りが行われるハウスも同様で、真冬の服装でハウス内に入るとガマン大会のような状態になってしまいます。
また、山間部にあるいちご農園も多いためにハウス内外の温度差も大きくなります。
温度調節がしやすいように服装に気を付けたり、土の上でも歩きやすい靴を履くなどして、存分にいちご狩りを楽しめるようにして行きましょう。
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担当者:古川真史
【奈良に住んで20年】奈良を誰よりも愛し続ける奈良ヲタク。人気グルメから人口や歴史、鹿の生息数。何でも答えます。最近は大仏プリン推し。