明日香村で行われる石舞台古墳夜桜ライトアップは必見!
明日香村で有名な史跡「石舞台古墳」の周囲は桜の木に囲まれ、春になればきれいな花に囲まれます。
そんな石舞台古墳では、桜が満開のシーズンになるとライトアップイベントが行われます。
史跡と桜、ライトアップのコラボレーションは必見のイベントです。
-
担当者:古川真史
【奈良に住んで20年】奈良を誰よりも愛し続ける奈良ヲタク。人気グルメから人口や歴史、鹿の生息数。何でも答えます。最近は大仏プリン推し。
石舞台古墳とは?
石舞台古墳(いしぶたいこふん)は、奈良県明日香村にある古墳時代後期に作られたとされる古墳です。
古墳とは墳丘を持つ古人の墓で、造られた時代や埋葬された人物によってその造りは大きく異なります。
特に強大な力をもった豪族や天皇が埋葬された古墳は大きなものも多く、考古学者の中では「自らが開発・統治していた地域を見渡せる場所に造らせた」と説明されます。
石舞台古墳は一般的に古墳と聞いてイメージする鍵穴のような形をした「前方後円墳」では無く、正方形の「方墳」で外提を含む1辺が約80mほど、墳丘の1辺は約50mほどという国内でも最大級の大きさで、「蘇我馬子」が埋葬されたという説が有力視されています。
石舞台古墳の特徴は、本来は故人を埋葬する石室が墳丘に覆われているはずが何らかの理由で土が失われており、巨大な石を用いた両袖式の横穴式石室が露出している点です。
古墳という台地の上に石室が露出している様が舞台のように見えるということで「石舞台」と呼ばれています。
現在は一部が修復されており、一般公開されているので石室の内部まで入って見学することが可能です。
『石舞台古墳夜桜ライトアップ』はいつ行われるの?どうやって行けばいいの?
とても大きな石舞台古墳ですが、古墳の周辺には60本以上の桜が咲き誇ります。
桜が咲き始める時期になると桜や石室がライトアップされ、幻想的で迫力のある夜桜を楽しむことができます。
【開催日】例年3月下旬~4月上旬(現在公式情報が未更新、花の開花状況により変動)
【開催時間】18:00点灯~21:00消灯
【開催場所】石舞台古墳及び国営飛鳥歴史公園石舞台地区
【アクセス】近鉄吉野線飛鳥駅または橿原神宮前駅よりバス「石舞台」下車徒歩3分
詳しいライトアップの時期は下記ポータルサイトで確認できます
旅する明日香ネット≫
明日香観光の締めくくりに夜桜鑑賞がオススメ♪
明日香村には、大化の改新が始まったとされる飛鳥宮跡や聖徳太子の生誕の地である橘寺など日本史では誰もが聞いたことのある史跡や、亀石や酒船石といった謎の多い石造物などが各地に点在し、仮に車で移動したとしても一日で回りきるなど到底不可能なほど、数多くの観光スポットがあります。
また、桜の咲く時には明日香村の特産である奈良県のブランドいちご「あすかルビー」のいちご狩りもピークを迎えます。
夜桜だけを見に行くのではなく、朝から夜まで古代浪漫の溢れる明日香村を堪能してみてはいかがでしょうか?
関連記事

【なら燈花会ってどんなイベント?】開催日程や時間など詳細情報≫

【「春日大社 節分万燈籠」とはどんな行事?】約3000基もの燈籠に灯される明かり≫

【奈良のいちご狩りスポット】オススメの農園5つをご紹介!≫

【大ぶりの花が咲き誇る當麻の里ぼたん祭り】見頃やスケジュールは?≫

【おふさ観音 風鈴まつり】スケジュールや見所をご紹介≫

【奈良でネモフィラが見られるスポット】開花時期やアクセス方法まとめ≫

【里山自然教室「ササユリの香る丘見学ツアー」】日程やアクセスなど詳細情報≫
-
担当者:古川真史
【奈良に住んで20年】奈良を誰よりも愛し続ける奈良ヲタク。人気グルメから人口や歴史、鹿の生息数。何でも答えます。最近は大仏プリン推し。