【鴻ノ池陸上競技場名称の変更理由とは?】施設紹介・アクセス方法など解説
鴻ノ池陸上競技場の変更点
奈良県にある鴻ノ池陸上競技場ですが、名称をはじめとしていくつか変更した点があります。
なぜ慣れ親しんでいる名称をわざわざ変更したのか、名称以外にはどのような点が変更になったのかなどを紹介していきたいと思います。
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賃貸専門家:古川 真史
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
奈良在住25年以上。宅地建物取引士・賃貸経営管理士の資格保有。ルームアドバイザーとしてのキャリア18年以上の大ベテラン。不動産賃貸の関連はすべて媒介経験あり。奈良出身ではないのに奈良まほろばソムリエ検定(奈良通1級)取得する奈良への溺愛っぷり。奈良マニアの古川より独自な目線で賃貸情報を多数お届けします。
愛称が変更になった理由
今まで鴻ノ池陸上競技場の愛称はならでんフィールドでした。
これが2021年4月からロートフィールドへ変更されているのです。
変更になった理由は、命名権を持っているスポンサーが変わったからです。
ならでんという名前が付けられていたことでもわかるように、奈良電力が命名権を持っていたためです。
奈良市は2016年から命名権の募集を始めたのですが、最初に奈良電力が命名権を取得し、2021年には製薬会社で有名なロート製薬が命名権を取得しました。
これが愛称が変更された理由です。
命名権を取得した場合、会社の名前の一部を名前に入れることが多いため、ロート製薬が命名権を取得したことによって、ならでんフィールドからロートフィールドに変更されました。
なぜ命名権が移ったのかというと、奈良電力が2016年10月から2021年3月までの契約となっていたからです。
ロート製薬にも当然命名権を持っていた前のスポンサーと同じように、契約期間が存在しています。
契約期間が過ぎれば、そのときには愛称が再び変更されます。
ロート奈良鴻ノ池パーク内の施設も名称変更された
鴻ノ池陸上競技場は先程紹介したならでんフィールドからロートフィールドとなりました。
ちなみに鴻ノ池陸上競技場は条例上の施設名となっているため、当然変更はされていません。
愛称の方が変更されているのです。
他にも鴻ノ池陸上競技場をはじめとした、たくさんのスポーツ施設が設置されている公園の名前、「鴻ノ池運動公園」の愛称も変更されていますし、「中央体育館」「鴻ノ池球場」「鴻ノ池コート」「中央武道場」「弓道場」「鴻ノ池相撲場」の愛称も変わっています。
鴻ノ池運動公園
鴻ノ池運動公園というのは、鴻ノ池陸上競技場をはじめ、いろいろなスポーツ施設が入っている公園自体の名前です。
2021年3月に命名権を持っているスポンサーが変更になり、公園自体の愛称も変わりました。
どのような名前になったのかというと、ロート奈良鴻ノ池パークです。
現在では9つのスポーツ施設が入っています。
中央体育館
鴻ノ池運動公園は、鴻ノ池という池があることからこのような名前となっています。
そんな鴻ノ池のすぐ近くにあるのが中央体育館ですが、ここはロートアリーナ奈良という名前になりました。
ちなみに中央体育館は第二体育館も存在しており、こちらはロート第二アリーナ奈良という愛称になっています。
中央大に体育館は第一体育館の隣です。
鴻ノ池球場
野球を行うための施設が鴻ノ池球場ですが、もちろんここも相性が変更になりました。
新しい名前はロートスタジアム奈良です。
ロートフィールド奈良や中央広場の目の前に位置している球場になります。
鴻ノ池コート
鴻ノ池コートはテニスを行うための場所になります。
こちらはロート奈良テニスコートと変更され、投てき練習場のすぐ近くにあります。
コートも複数設けられていますし、第二駐車場からも近いので便利です。
中央武道場
鴻ノ池運動公園には武道場も設けられており、ロート奈良武道場という愛称になりました。
ちなみに中央武道場も2つ設けられているので、中央第二武道場もロート奈良第二武道場に変更されています。
中央武道場も鴻ノ池のすぐそばです。
ただし、第二武道場は中央第二体育館の隣となっており、中央武道場とは少し離れた場所になります。
弓道場
武道場では柔道や空手、剣道などが行われますが、同じ武道でも弓道場は別に設置されています。
弓道場は中央第二体育館の隣になります。
愛称はロート奈良弓道場という名前になりました。
鴻ノ池相撲場
鴻ノ池運動公園は、武道が行える施設もいろいろと存在していますが、相撲場も設けられているのです。
相撲場は体育館や武道場とは少々離れた場所にあり、補助競技場と陸上競技場の間に建てられています。
愛称はロート奈良相撲場となっています。
付属施設も複数存在している
鴻ノ池運動公園には、前項で紹介したスポンサーとなったロート製薬が命名した施設以外にも、付属施設がいくつか存在しています。
付属施設には特に愛称が付けられているわけではありませんが、いろいろとあるので十分楽しめます。
どのような施設があるのかというと、「補助陸上競技場」「投てき練習場」「多目的広場」「ウォーキングコース」が存在しています。
補助陸上競技場
鴻ノ池運動公園に存在している陸上競技場は、ロートフィールドという愛称が付けられている鴻ノ池陸上競技場だけではありません。
鴻ノ池陸上競技場と呼ばれている施設も付属しているのです。
補助陸上競技場には1周400メートルのトラックが6レーン、100メートルある直線コースが8レーン設けられています。
投てき練習場
補助陸上競技場の隣には、投てき練習場があります。
投てきというのは物を遠くに投げて記録を競う競技で、やり投げやハンマー投げ、砲丸投げ円盤投げなどがあります。
オリンピック競技になっている種目もあるので、投てきの練習ができる場所があるのはうれしいと感じる人も多いでしょう。
多目的広場
名前の通りいろいろなことに使用できる多目的広場も鴻ノ池運動公園には設けられています。
第三駐車場からすぐの場所にあり、近くにはトイレもあるので、安心して利用することが可能です。
ウォーキングコース
たくさんのスポーツ施設が設置されている鴻ノ池運動公園は、面積もかなり広くなっています。
当然いろいろなスポーツ施設に行くには、公園内にある道を歩く必要があるのですが、この道がウォーキングコースとなっているのです。
大きく分けると3つのコースが案内されており、最も短いのが750メートルの初心者コース、最も長いのが3キロあるわかくさコース、この中間に緑の丘コースという2キロのコースがあります。
スポンサーになることでいろいろなメリットが得られる
大手企業が鴻ノ池運動公園のスポンサーになる理由は、いろいろなメリットがあるからです。
では、どのようなメリットがあるのかというと、今まで紹介してきた命名権が得られることも含まれています。
命名権が得られた場合、普通は企業の名前を入れた愛称を付けるのが一般的です。
そうすることで宣伝効果が得られるからなのですが、鴻ノ池運動公園ではサッカーや野球、テニスや弓道など、さまざまなスポーツができる施設があります。
スポーツをするために鴻ノ池運動公園まで訪れた人や、観客にもスポンサー企業のポスターやパンフレットを目にすることになるので、より知名度が上がるでしょう。
さらにインターネット上でも宣伝ができるようになりますし、指定管理者と連携をすれば、事業を展開することもできるのです。
テレビで放送される可能性もあるので、スポンサーになることで大きなメリットがあるからこそ、参入したいと希望する会社が多いのです。
鴻ノ池陸上競技場までのアクセス方法
ロートフィールドこと鴻ノ池陸上競技場へ来場したい場合には、近場であれば在来線や車で来ることが多いでしょう。
しかし、遠くからも来場することがあるでしょうから、そんなときには新幹線を利用するのが便利です。
そこで鴻ノ池陸上競技場から最もアクセスがよい新幹線駅である京都駅からのアクセス方法を紹介します。
京都から奈良まで来る方法としては、JR奈良線と近鉄を利用する方法があります。
しかし、近鉄の場合には近鉄奈良駅が最も近くなっていますが、近鉄奈良駅からは歩くと2.5キロほどあります。
JR奈良駅からも歩くと少々遠いため、どちらの駅を利用する場合であってもバスを利用するのが便利です。
近鉄奈良駅から奈良交通のバスを利用すれば、道路状況によって所要時間は変わってくるものの、最短で3分程度で到着できます。
本数も日中の時間帯であれば、大体1時間に2本のバスが出ています。
【鴻ノ池陸上競技場名称の変更理由とは?】まとめ
鴻ノ池運動公園内にある鴻ノ池陸上競技場は、命名権が得得られるスポンサーが変更になったことで、ならでんフィールドからロートフィールドに愛称が変更されました。
その他にも鴻ノ池運動公園には複数の施設がありますが、鴻ノ池陸上競技場を含めて9の施設の愛称が変わっています。
ちなみに愛称が付けられていない付属施設も存在しているので、いろいろと楽しめる公園となっています。
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