【2025年】貴重品の保管方法とは?一人暮らしの防犯対策

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どうすればいい?一人暮らしの貴重品保管


【貴重品の保管方法】一人暮らしの防犯対策


一人暮らしの貴重品を保管する方法を考えるには、同時に防犯対策も考えなくてはならなくなります。


自分が外出すれば、家に誰もいないわけですから、自宅に大事なものを保管するにも万が一の対策が必要になります。


すなわち、貴重品を保管する方法や裏技だけでなく、自宅に不審者に侵入されない対策や、犯罪に巻き込まれない住宅を選ぶなど、さまざまな角度からの対策が必要です。


今回は、貴重品を保管するポイントだけでなく、空き巣に侵入させない対策、犯罪に遭いにくいお部屋の選び方、そして近年注目を浴びている貸金庫についても解説します。



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  • 賃貸お部屋探しのプロが見るポイント

    賃貸専門家:内田紘一

    資   格:宅地建物取引士

  • 宅地建物取引士保有で業界10年以上のベテラン!先読みする性格を武器に数多くの賃貸媒介をこなし、特に学生では成約数TOPクラスの実績。休日の日は家族・愛犬と車中泊をしながら、各地の有名観光地巡りなどドライブをする事が趣味です。奈良市はもちろん、生駒市・大和郡山市など、エリアを問わず奈良に詳しい賃貸専門家の内田がご紹介します。



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    貴重品を保管するポイントとは


    貴重品を保管するポイントとは


    貴重品の保管するにあたって、最も心配になるのは、留守中に空き巣などが入り、通帳や印鑑などの大切な物を盗まれてしまうことです。


    そうすると、貴重品の保管には、空き巣に対する対策が必要になります。



    ポピュラーな隠し場所は避ける

    空き巣対策としてまずやれることと言えば、空き巣が簡単に思いつくような隠し場所には隠さないことです。


    一般的に貴重品を保管する場所として考えられるのは、タンスの引き出し、ベッドの下、食器棚の中・・・などでしょうか。


    しかしこういった場所は空き巣にすぐ見つけられてしまいます。


    なんてったって空き巣は貴重品の隠し場所を探し出すのが得意です。


    そのため、冷蔵庫の中やトイレのタンクの中、玄関のシューズ入れなどに入れても見つけられる場合があります。


    空き巣は人のいない隙を狙って盗みを働きますので、隠し場所としてすぐにピンとくる場所に保管しておくと見つけられるリスクは高くなります。


    とはいえ、なかなか奇をてらった場所を考えるのも大変ですね。


    うまく隠しすぎても今度は隠し場所がわからなくなってしまったら本末転倒です。


    また緊急避難時に取り出しにくいところに保管すると逃げ遅れたり、貴重品を持ち出せないまま避難しなくてはならなくなったりします。


    ポイントとしては少なくとも探すのに、時間がかかる場所で、自分が隠し場所を覚えやすいところに保管すると見つけられるリスクが低くなります。



    銀行通帳と印鑑は別々に保管

    他人が銀行通帳からお金を引き出そうとした場合、印鑑が必要となります。


    もちろん、空き巣もそれはわかっていますので、通帳を盗むなら通常、通帳と印鑑を両方盗み出すことでしょう。


    ならばこれらは一緒に見つけられないようにするのも方法です。


    通帳と印鑑を別々に保管しておくと、探し出すのに時間がかかるため、両方をセットで盗み出されて、口座からお金を引き出されるというリスクが低くなります。


    いっそ通帳だけは普段から持ち歩くようにするというのも方法です。


    通帳は時々記帳する必要がありますので持ち歩いていると必要な時にすぐ記帳が可能になります。


    普段キャッシュカードを使ってお金を引き出すなら、銀行印はめったに使用しませんので、銀行印のみを実家に預けるのもアリです。


    また、通帳と印鑑のセットと同様に、キャッシュカードと暗証番号のメモ類も絶対に一緒に保管しないようにしましょう。



    現金は家に置かないほうがよいが、おとりとして使うのは有効

    現金は極力家に置いたまま外出しないようにしたいところ。


    現金は持ち出せばそのまま使ってしまうことが可能なので、空き巣にとってはいとも簡単に生み出せる貴重な戦利品です。


    ですが一方で「現金は空き巣にとっての戦利品」を逆手にとって、おとりとして小額のお金をわかりやすいところに置いておく作戦も有効です。


    空き巣は、侵入した家に何も盗れるものがなかった場合、腹いせに家の中を荒らしていくことがあります。


    余計な被害を増やさないために、おとりとしてのお金を置いておくのも有効です。






    部屋に空き巣を侵入させない対策


    部屋に空き巣を侵入させない対策


    これまで、空き巣に入られた場合の事を想定しての話でしたが、そもそも空き巣など入れたくありませんよね。


    それに、いくら隠し場所を工夫しても、そもそも部屋に何度も空き巣に侵入されるようなことはあってほしくはありません。


    隠し場所の工夫よりも、空き巣に入らせないための防犯対策の方が大事です。


    一番は戸締りをしっかりとすることです。


    奈良県警発表の統計資料によると、空き巣被害に遭う理由として最も多いのは「無締り」です。


    また、奈良県内の令和4年度空き巣被害に遭った件数のうち、69%が無締りだったといデータもあります。


    戸締りは防犯の基本中の基本。


    少しの外出でも油断せず、鍵をかけて外出しましょう。


    玄関だけでなく、窓も同様です。


    また、勧誘などの招かざる客対策や最近は在宅中の窃盗も増加していることから、できるだけ在宅時にもカギをかけておくことをおすすめします。


    (※ちなみに、家人留守中の窃盗を「空き巣」と言いますが、家人が昼間の在宅中に侵入されて盗まれるのを「居空き」といい、就寝中に侵入するのを「忍び込み」と言います)


    ・鍵を増やす


    窓のサッシに差し込めるタイプの補助鍵をつけるなど。またサムターン対策用のグッズをとりつけるのもいいでしょう。


    ・1階に住む人の場合は、庭に大きな音の鳴る砂利を敷き詰めておく、人感センサーライトを設置する方法もあります。


    ・カーテンの柄選びや屋外に干す洗濯物にも注意を


    特に女性は、女性の一人暮らしだと悟られないようにカーテンの柄を中性的なデザインにする、屋外に干す洗濯物に男物を混ぜておく、または外に洗濯物を干さないなどの対策も有効です。






    貸金庫というサービスもあります


    貸金庫というサービスもあります


    安全性の高さから言えば、最も安全と考えられるのは銀行の貸金庫でしょうか。


    貸金庫とは、銀行などに備えけられている金庫を貸し出しするサービスです。


    金庫というよりは保管箱の意味合いが強いかもしれません。もともと銀行はセキュリティが高い上、秘密も守られます。


    貸金庫は銀行のサービスではあり付ますが、銀行によっては思い出の写真やコレクションなども預かってもらうことができます。


    ただし、使用料金がかかるのと、必要な時には利用可能時間内に銀行まで取りに行かなければいけないというデメリットがあります。


    使用料金は金庫の大きさや種類により異なりますが、年間で約1~3万円台ぐらいが相場です。






    防犯効果の高い賃貸住宅を選ぶ


    防犯効果の高い賃貸住宅を選ぶ


    賃貸住宅も防犯対策に力を入れているところが増えています。


    賃貸住宅を選ぶ際のポイントとしては、マンション入り口のオートロックやテレビモニター付インターホンが付いている物件を選ぶのも方法です。


    空き巣や強盗対策はもちろん、妙な勧誘もシャットアウトすることが可能です。


    その他、玄関のロックが2つ付いているものを選ぶ、通りに面した部屋を選ぶなどの対策もありでしょう。


    また、マンションのなるべく上の階に住むのも不審者侵入リスクを減らすことができます。


    そしてお部屋選びの時にぜひ気にして欲しいのは、エントランスや廊下などの共用部分がよく手入れされている、掃除されている物件を選びましょう


    管理が行き届いている物件に不審者は近づきにくいものです。






    【貴重品の保管方法】のまとめ


    【貴重品の保管方法】のまとめ


    今回は、一人暮らしの人向けに貴重品の保管方法をお伝えさせていただきました。


    そもそも、空き巣などには遭わないにこしたことはありませんので、基本的な施錠をきちんとしていればほとんど防ぐことが可能です。


    まずは基本の防犯対策をきちんとしておくことをおすすめします。





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      賃貸専門家:内田紘一

      資   格:宅地建物取引士

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