【緊急時やアウトドアにお役立ち】ペットボトル有効活用法
緊急時に役立つペットボトルを有効活用

近年の日本は災害が多発していますが、災害時だけではなく、アウトドアなどでも役に立つのがペットボトルです。
そんなペットボトルを有効活用し、災害時に備えておくこともできるのですが、どのように活用するのかを見ていきましょう。

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賃貸専門家:安達竜哉
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士の資格保有。特技は少林寺拳法とお部屋探し。奈良の不動産業界で16年以上、単身からファミリーの方など、年間で200部屋以上の仲介実績。特に奈良市内のマンション名を出して貰えれば殆どわかる自信あり。奈良市の賃貸事情に詳しい安達による、暮らしに関するお役立ち情報をお届け。
非常時に備えて新しいペットボトルを用意しておく

軽くて水を入れておける便利なペットボトルですが、最近では災害が発生したときのために、ペットボトルを用意しておく人も多いでしょう。
ただし、ただ購入して置いておくだけでは意味がありません。
重要なこともいくつかあるのですが、第一に災害が発生した場合、すぐに持ち出せる状態にしておくことが大切です。
例えば非常持ち出し袋の中に入れておく方法もよいでしょう。
そうすればペットボトルを用意して、袋の中に入れるという面倒な作業を省けます。
ただし水は比較的重量があるので、あまりたくさん入れておくと、避難をするときの妨げになることもあるので注意しましょう。
次に注意しなければいけないことは、消費期限が過ぎていない点です。
災害時に使用する水は、主に飲み水になります。
トイレに使用する場合や、手を洗うのに使用する場合であればともかく、飲み水として使うのに消費期限が切れていると、水あたりや食中毒の原因になります。
非常食に使用することもあるので、消費期限が近くなったら必ず新しい物に買い替えておきましょう。
ペットボトルを使って簡易蛇口を作成

災害時にはできる限り水を節約する必要がありますが、飲み水として使用するのであればペットボトルのまま飲むので、こぼしたりしなければ無駄になることはないでしょう。
しかし、災害時は飲み水としてだけではなく、手洗い用の水や生活用水としても使用することになるので、普通にペットボトルのキャップを開けて使用すると、無駄に水を使ってしまうこともあります。
このような事態を避けるために、ペットボトルを使って簡易蛇口を作っておくのがよいでしょう。
ペットボトルで簡易蛇口なんか作れるのかと思う人もいるでしょうが、実は作り方がわかれば誰でも簡単に作れるのです。
簡易蛇口の作り方は警視庁の災害対策課のホームページにも記載されていますが、簡単に説明させていただきます。
まずペットボトルの下の部分に1箇所だけ穴をあけます。
大体底から3センチぐらいの場所がよいでしょう。
穴の大きさは2ミリから3ミリ程度が適切です。
あまり小さいと水がしっかりと出ませんし、大きすぎるとしっかりとふさぐことができなくなります。
穴をあけたらペットボトルの蓋を開け、水を入れましょう。
このときに重要なことは、水を入れるときにはしっかりと指で穴を押さえておくことです。
押さえておかないと、水が流れ出してしまうので意味がありません。
十分水を入れたら、押さえている指をそのままの状態にして、ペットボトルの蓋を閉めましょう。
蓋はしっかりと閉めておく必要がありますが、きちんと閉まっていれば、指を離しても水が出なくなっているはずです。
これで簡易蛇口の完成なのですが、使用するときにはペットボトルの蓋を軽く緩めると水が出てきます。
使い終わったら再びペットボトルの蓋をしっかりと閉めましょう。
長時間使用しないときは、ペットボトルに穴をあけた部分を上向きにして置いておくと、僅かな水漏れも防ぐことができます。
これなら水を無駄にしないで済みますし、使用したいときには必要な分だけ使うことができます。
もちろん飲み水としても使用が可能ですが、普通にペットボトルに水を入れたときと同様に、長期間放置しておくことはできません。
水も日数が経過すれば傷んでしまうので、消費期限が来る前に交換する必要があるのです。
開封していないペットボトルの場合であれば、きちんと消費期限が明記されているので、その日までに使い切ればよいでしょう。
しかし、開封してしまうと一気に劣化が進んでしまいます。
ペットボトルに入っている水や、浄水器を通した水などは、水道水よりも劣化するスピードが速くなります。
水道水であっても常温で3日程度、冷蔵庫でも10程度しか持たないので注意しましょう。
飲み水や食事に使用するのでなければ、多少劣化しても使うことができます。
この簡易蛇口は、災害時に役立つだけではありません。
アウトドアでも役に立つでしょう。よくキャンプに行く人や、バーベキューなどを行う人であれば、簡易蛇口を1つだけでも作っておくと便利です。
キャンプ場であれば水道水が使用できるので、家から水を入れてくる必要はありません。
キャンプ場で水を補充し、後は災害時に使用するのと同じ方法で使うことができます。
ただし、ペットボトルは水筒のように何度も繰り返し使用する物ではありません。
そもそもペットボトルは使い捨て用に開発された物なので、定期的に交換しておいた方がよいでしょう。
通常ペットボトルは蓋を開けた部分に口を付けて使用します。
しかも入り口の部分が細くなっているので、洗剤で洗うのも難しいでしょう。
煮沸消毒をすることもできないので、ペットボトルは水筒代わりに使用しないようにという注意喚起も行われているのです。
せっかく有効活用しようと思っても、不衛生な状態では何も意味がありません。
警視庁災害対策課ホームページ ペットボトルで作る簡易蛇口≫
空のペットボトルも役に立つ

先ほど空になったペットボトルは使いまわしをするべきではないと言いましたが、災害時には1つだけ空のペットボトルがあった方がよい場合もあります。
寒いときには湯たんぽとしても利用できる
それは冬の寒い季節に被災した場合です。
もちろん水を飲むために使用するのではなく、寒いときにお湯を入れておき、タオルを巻いて湯たんぽ代わりに使用する方法です。
災害時には学校の体育館などに避難することが多いでしょう。
体育館は広いですし、風通しがよいので冬はかなり寒くなります。
そのため、寒いのが苦手な人や高齢者には特に厳しい生活になるので、湯たんぽ代わりにしておくと多少寒さが和らぐでしょう。
作り方も簡単で、まずお湯をペットボトルの半分ぐらい注ぎます。
このときに熱湯を注ぐとペットボトルが変形してしまいますし、火傷の原因になるのでやってはいけません。
必ず少し冷ましたお湯を使いましょう。お湯を入れたらしっかりと蓋を閉めます。
後はタオルを2枚から3枚巻き付ければ完成です。
これが災害時に空になったペットボトルを有効活用する方法ですが、実は他にも役立てることができます。
人によっては雪山の登山を楽しむこともあるでしょうが、このような場合にはカイロ代わりに使用することもできます。
カイロ代わりに使用する場合には、小さいサイズのペットボトルを使うのが便利です。
そうすればそれほど重くありませんし、荷物の幅を取ってしまうこともないでしょう。
水場へ行った時にも役に立つ
河原で遊ぶ場合や海で遊ぶ場合などにも役立つ場合があります。
夏になると水遊びをすることも増えるでしょう。しかし、毎年水難事故が発生しているのが事実です。
このときに空のペットボトルを持っていれば、ちょっとした浮き輪代わりにも使えます。
ただし、あまり小さいペットボトルでは意味がないので、できれば2リットルのペットボトルがよいでしょう。
また、ペットボトルの中に小石などを入れておくことで、万が一家族や友人などが溺れてしまった場合、ロープを巻き付けて投げれば安全に救助することも不可能ではありません。
災害のときだけではなく、水害対策や水遊びをするときの対策としても空のペットボトルは役に立つことがあるのです。
ペットボトルでろ過装置を作る

水を有効活用するために、災害用としてペットボトルでろ過装置を作っておくのもおすすめです。
これも比較的簡単に作ることができます。
まずペットボトルの底を切り取りますが、カッターやハサミを使用するので、ケガをしないように注意しましょう。
底を切り取ったら、次は蓋に画びょうなどで細かい穴をあけます。
穴をあけたら蓋を閉め、綿を蓋の部分にきつく詰めてください。
そうしたらもう1つ同じ大きさのペットボトルを用意しましょう。
そのペットボトルを半分に切断し、底の部分だけを受け皿として使用します。
切断した部分は鋭利になっているので、ビニールテープなどで手を切らないように養生しておくのがおすすめです。
ここまで用意できたら、底を切り取って綿を詰めた方のペットボトルに小石を入れます。
さらに活性炭を詰め込めば完成です。
後は水をゆっくりと流し、きれいになるまで流し続けます。
流れてくる水の量が少ない場合には、蓋の穴を増やしたり大きくしたりして調整しましょう。
調整が終われば完成ですが、ペットボトルでろ過した水は、飲み水として使用するべきではありません。
【ペットボトル有効活用法】まとめ

ペットボトルは使い方次第で災害時にもアウトドアにも役に立ちます。
ちょっとした加工が必要になる場合も多いですが、誰でも簡単に作ることができるので安心です。
特に飲み水をしっかりと確保しておくこと、簡易的な蛇口を作って水を節約することは、災害時にはとても重要になります。
いざというときのために、作り方を覚えておくとよいでしょう。
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