【警察・救急・番号案内他】役立つ3桁電話番号一覧！

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【もしもの時の3桁電話番号】緊急時だけでなく、知っておくと普段の生活に役立つ番号も

携帯電話やスマートフォンが生活に欠かせないアイテムとなっている現在、仕事関係や友人などの電話番号をスマホの電話帳に登録しているという方も多いでしょう。

電話番号と言えば、まず0742、06、03などの市外局番の10桁の電話番号や、090や080などの携帯電話の11桁の番号を思い浮かぶと思いますが、実は3桁の電話番号も存在しているのをご存じでしょうか。

それらの番号に電話すると、緊急時の連絡をすることができたり、さまざまなサービスを利用することができたりします。

3桁の電話番号があることは知っているけれど、実際に利用したことがない、また緊急時以外にどんな時に利用すればいいのかわからないという方は、意外と多いのではないでしょう。

そこで今回は、3桁電話番号とはどのようなものなのか、その分類や役割、提供しているサービスなどについて詳しくみていきたいと思います。

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3桁電話番号とは

3桁電話番号とは通称であり、正式には1XY特番といいます。

1926年、消防用の緊急電話が112番に制定されたのが、日本で初めての3桁電話番号であると言われています。

電話番号をあえて3桁にしたのは、誰でも覚えやすく、間違ってかけることが少なくなると考えたからで、特に当時はダイヤル式電話であったため、1という数字が回す距離がいちばん短く、緊急の際にかけやすかったからというのがその主な理由であるようです。

しかし、112番では緊急の際に1を3回まわして111番にかけるなどの間違い電話が非常に増えたため、慌てている場合でも正しい番号にかけてもらうという狙いから、ダイヤル電話で1の番号から最も離れた所にある9を最後に持ってきて119番という番号にしたとされています。

ちなみに警察への緊急電話番号として110番が使用されるようになったのは、戦後の1948年です。

ただし、当時110番が使用されていたのは東京都や大阪府などの大都市のみで、他の地域は118番や1110番などと番号が異なっていました。

これを全国で統一して110番になったのは、1954年のことです。

3桁電話番号の分類ついて

3桁電話番号は大きい分けるとA類とB類に二分されます。

ここではそれぞれの違いについて詳しくみていきたいと思います。

緊急性が高いもの等は「A類」

警察署や消防署のほか、災害伝言ダイヤルや発信者番号通知、発信者番号非通知など、緊急性や公共性、安全性の点から重要とみなされるもの、また番号案内や故障受付など、電話利用のサービスに関する3桁電話番号はA類となっています。

さらに天気予報や時報、弔電や祝電の電報の受付など、プレフィックス、つまり電話番号の先頭に付ける番号もA類となります。

オペレーターへの問い合わせ等は「B類」

オペレーターへの接続や問い合わせ、特定の人へ向けた情報の提供、サービス条件の設定などはB類とされています。

よく使われる絶対に覚えておきたい番号

110番：警察への緊急連絡番号

110番は警察署への緊急連絡番号です。

警察官にすぐに現場へ駆けつけてほしいという場合には、何が起こったのか、具体的な場所や住所、もしくは目印となる建物、被害状況やケガ人の有無、加害者が存在する場合には性別や人数、年齢や服装などを落ち着いてできるだけ詳しく伝えてください。

110番への電話は無料となっています。

119番：火災や急病人が発生した時に

火災が発生した際や急病人、ケガ人が出た時に消防車や救急車を呼ぶため使用する番号です。

こちらも使用料は無料となっています。

118番：海や川での水難事故はこちら

海上保安機関へつながる電話番号で、陸上ではなく海や川で水難事故が発生をした際に使用します。

災害時に役立つ番号

171番：災害用伝言ダイヤル

地震や噴火などの災害の発生により、被災地への通信が急激に増加して電話がつながりにくい状況になった場合に提供が開始されるのが、災害用の伝言ダイヤルです。

171番は常につながるわけでなく、災害発生によって提供する必要があると判断をされたときにのみ使用することが可能となっています。

伝言の録音と再生に使用できますが、一通話あたりの伝言録音時間は最長30秒となっています。

また、伝言数はひとつの電話番号につき1～20となっているため、利用する際にはあらかじめ伝えたいことをある程度簡潔にまとめておくことをおすすめします。

また、録音と再生どちらにも通話料が発生しますので、その点は注意しましょう。

万が一の場合には公衆電話を利用

地震などによって一時的に停電が起こるなどして電力の供給が止まってしまうと、自宅の固定電話や携帯電話、スマートフォンがつかえなくなってしまう場合があります。

そんな時にも実は電話回線を通じて電力の供給を受けている公衆電話であれば、利用することが可能となっています。

なお、停電した際にはテレフォンカードは使用できなくなるため、10円玉や100円玉などの硬貨を準備しておくようにしてください。

知っていると役立つ番号

緊急時に利用する3桁電話番号のほかにも、知っているとさまざまな生活の場面で役立つ番号も多くあります。

104番：電話番号案内

電話帳に登録のある電話番号であれば、名前と住所などから番号を案内してくれます。

1件につき60円～150円の料金が発生します。

113番：電話の故障

自宅の電話の受話器を取っても発信音が聞こえなったり、電話で話している最中にザーザーという雑音が入ったりするなど、故障の可能性がある場合の相談を受付けています。

公衆電話からでも使用可能となっています。

115番：電報申し込み

コールセンターにつながり、祝電や弔電の電報を手配することが可能です。

電報のタイプやメッセージなどによって料金が異なりますが、オペレーターが電話でサポートしてくれるため安心です。

また、固定電話や携帯電話の場合、月々の支払い料金に電報代が加算されるため、改めて支払うという手間がかからず便利です。

116番・電話の利用相談

固定電話の新設や移転などの相談窓口で、受付時間は9:00から17:00までとなっています。

117番：時報

現在の時刻を確認することができます。

142番：電話転送サービス

固定電話にかかってきた電話を携帯電話やスマートフォンなどに転送をすることができます。

177番：天気予報

電話をかけた地域の詳しい天気予報を聞くことができます。

184番：非通知設定

電話番号の先頭に184を付けて電話をかけると、電話をかけた相手のディスプレイに非通知と表示させ、自分の電話番号を非通知にすることが可能です。

188番：消費者ホットライン

訪問販売や通信販売でのトラブルや悪質商法などの被害に見舞われた場合、消費者ホットラインでは生活に関するさまざま相談やクレームに応じてくれます。

188へ電話をかけると相談員が相談内容を聞きアドバイスしてくれ、場合によっては消費生活センターで交渉の手伝いや、弁護士や福祉関連などの相談窓口を紹介してくれることもあります。

189番：児童相談所虐待対応ダイヤル

ネグレクトや暴力など虐待などの疑いがある場合、また非行などに悩んでいる場合などに、児童相談所に通告、または相談ができる24時間通話可能な全国共通の電話番号です。

電話は匿名でもかけることができ、相談内容に関する秘密も守られるため安心です。

通話料も無料となっています。

【警察・救急・番号案内他】まとめ

1XY特番、つまり3桁電話番号は警察への通報である110番や、消防へ救急車や消防車の要請をする119番など、緊急時の番号が代表的ですが、最近は地震の発生時など電話がつながりにくくなった場合に相手への伝言やメッセージの再生が可能な、災害伝言ダイヤルなどの利用が増えてきています。

ちなみに地震などによる停電で電力がストップしてしまっても、公衆電話から緊急時の電話などをかけることが可能となっています。

ただ、最近はスマートフォンなどの普及によって公衆電話の数が減少し、そもそもその使い方を知らないというお子さんや若年層の方も増えてきています。

ですから、万が一の時のために、近くにある公衆電話の位置をチェックしておいたり、使い方について親子で話し合ったりするなどしておくことをおすすめします。

そのほかにも知っておくと普段の生活に役立ち、日常生活が便利になるサービスがたくさんあるので、うまく3桁電話番号を使いこなしましょう。

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