【もしもに備えた「流通備蓄」とは】災害時こそ「いつもの味」を!
流通備蓄って何?

災害はある日突然やってきます。
大地震や台風、大雨、大雪などの災害によって日常では問題なく使えていたライフラインが途絶えてしまった時のために、必要な対策を立てておくことが必要です。
その中のひとつとして、災害時に使えるようにしておきたいものや、災害時に食べられるようなものを普段から準備しておくことが大切です。
でも、どんなものをどれぐらい準備したらいいの?という疑問も浮かんできます。
そのひとつのこたえとしてぜひ知っておいて欲しい考え方が「流通備蓄」です。
今回は、災害対策のひとつとして「流通備蓄」について解説します。

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賃貸専門家:吉田 政孝
不動産キャリア:23年
賃貸のマサキ天理駅前店所属。店舗運営のサポートの傍ら、ルームアドバイザーのキャリア23年以上の大ベテラン。奈良の社内仲介ランキングNo.1の実績有り。奈良の賃貸事情は勿論、美味しい飲食店や人気観光スポットなど、奈良のことは幅広い情報を持ち、特に天理市事情に日本一詳しいと自負。自身がナビゲータ役を務めたテレビ番組も多数あり。過去にアルバイトで習得したオムライス作りをスタッフへ教えるほど食通とか。
「流通備蓄」とは

普段、家でよく利用する食材を多めにストックして、ひとつ消費したらひとつ買い足すという考え方を「流通備蓄」と言います。
ポイントは「家でよく利用する食材」をストックすることと、「ひとつ消費、ひとつ購入」の2つです。
食べなれた味のストックを揃える
防災用に作られた食品、乾パンやアルファ米なども買い置きしておくと便利ですが、「いかにも被災」感が漂って食べているのがつらく感じてしまいます。
しかもそれらを消費期限間近に慌てて消費するのもなんだかなぁ・・・と思ったりしませんか?
それに災害時こそ食べなれた味の、食べなれたメニューで少しでも災害ストレスを軽減したいと思います。
食は大切です。
ならば災害用のストックには食べなれた味の食品を揃えておいて、ひとつ使ったらひとつ買い足して置き、常に決まったストック数があるよという風にしておくと安心です。
ストック数はいつも決まった数で
ストックする数は自宅で保管するのに無理のない数を揃えておきましょう。
そしてひとつ消費したらひとつ買い足して常にストックが同じ数で自宅にあると、とりあえず被災後すぐに困ることはないでしょう。
消費期限までが長く、日持ちするからと言って消費しきれない量の食材をたくさんストックしても結局期限切れで食べずに処分してしまってはもったいないですよね。
また、ストック品が増えれば増えるほど保管するスペースが必要になります。
場所ももったいないです。
地震や台風、コロナ禍も通用する流通備蓄にしたいもの

非常時に確保しておきたいのは食料や水です。
ライフラインが心配になる災害の場合はガスや電気、水道などが止まった場合の代替えになるものも確保したいですね。
そのような視点から、非常時のために備蓄しておきたいものをリストアップしてみました。
災害対策に必要なもの
食べなれている食料
流通備蓄の基本である、「食べなれたもの」を。
災害用の乾パンやアルファ米もあれば便利ですが、家族が食べなれたものを中心に揃えておきましょう。
備蓄の目安は約1か月分。
これは地震による被災生活やコロナ陽性の際に自宅待機になった場合、外出せずに食べしのげる程度の量です。
そしてこれらは1か月分揃えた後、災害用として特別に保管しなくても、普段の食事の際に日常通り消費し、なくなったら補充するを繰り返していくと、消費期限切れの心配なく食料が循環していきます。
ここでは食料の種類のみリストアップします。
どれぐらいの量が必要かは家族の人数によって調節してみてください。
お米、小麦粉(薄力粉&強力粉)、うどん、レトルトおかゆ、おかず系の缶詰(サバ缶やツナ缶など)、インスタント味噌汁またはスープ、卵、乾物(はるさめ、ひじき、切り干し大根など)、インスタントラーメン(カップ、袋)、チーズ、パスタ、パスタソース、ハム、ソーセージ、ベーコン、チーズ、お漬物(梅干し、たくあん、野沢菜など)、脱脂粉乳、冷凍食品(おべんとうのおかずや冷凍野菜など)、家族が好きなレトルト食品(カレーなど)、茶葉(ティーバックが便利)、水
好みによってあるといいもの・・・ホットケーキミックス、コーヒースティック、お菓子、ペットボトル飲料
使い慣れた調味料
こちらも定番の使い慣れたものを。
マーガリン、みそ、しょうゆ、みりん、料理酒、めんつゆ、マヨネーズ、中濃ソース、ケチャップ、しお、さとう、こしょう、かつおぶし、こんぶ、サラダ油、ごま油、ポン酢、酢
非常時に役立つ日用品
ライフラインが途絶えるような災害に遭った際、ぜひ手元に持っておきたいものをリストアップします。
マッチ、ライターなど火がつけられるもの、懐中電灯、乾電池(単1~単4まで各種、自宅にある電池が必要なものの数に応じて揃えておく)、カセットボンベ&カセットコンロ、ラジオ、ケータイ充電器、サランラップ、アルミホイル、タオル、筆記具など。
あとはライフラインとは関係ないですがリュック、笛、ラジオ、替えの下着や靴下なども用意しておきたいですね。
買いだめはしなくていい

このような備蓄するような食料に関する記事が出ると、よく買いだめに走る方が見られます。
でも決して買いだめはしないでください。
ストックする場所が無駄
先述した通り、買いだめをすると、それを保管する場所が必要になります。
保管する食料などが多すぎるとその分場所をとります。
その場所が無駄です。
本来の流通に悪影響
昨年品薄になった商品は、今回も同じことにならないように製造側も流通側も気をつけていますので、欠品の危険性はさほどありません。
むしろ、買いだめをする人が増えることで現在の流通のリズムを乱すことになってしまい、かえって欠品を生んでしまうことになります。
商品の品薄や欠品は消費者の心がけでかなり防ぐことができますので、どうか買いだめはなさらないようお願いします。
コロナ禍でのお買い物で気をつけたいこと

マスク着用
コロナ禍ではマスクは必須。
できればふだんお買い物に持ち歩くバッグに予備のマスクも入れておきましょう。
マスクは自分への感染・自分からの感染をある程度は防いでくれます。
手指消毒
最近は店の出入り口には必ず消毒用のアルコールが設置されています。
これを利用して必ず、手指の消毒をしてから入店しましょう。
また、退店時にもアルコール消毒をすることをおすすめします。
店内で触ったものから手指にうつったばい菌を殺菌するためです。
混み合っていない時間に買い物
三密を防ぐために、店舗の比較的混みあわない時間をえらんで買い物もに行きましょう。
混みあわない時間帯は店によってさまざまですが一般的には13時~15時半、18時~ぐらいが混み合っていないことが多いようです。
買い物は少人数で
これも三密を防ぐために守っておきたいマナーのひとつです。
外出自粛要請が出ている地域ではなかなか気分転換のお出かけさえままならないこともありますが、家族そろってのお買い物によってすぐに密な集団ができてしまいます。
大人が複数いる場合は駐車場で待つという配慮も。
帰宅後は靴の裏を消毒
実は汚染がひどいのは床だったりします。
帰宅後は消毒液で靴の裏を消毒しておくといいでしょう。
ついでに玄関のたたきも消毒しておけば安心です。
可能であれば買い物後の商品も消毒
お店の商品は不特定多数の人が触っています。
商品にもよりますが、消毒液を掛けても大丈夫なパッケージのものは買い物帰宅後、一度テーブルに並べて一斉に消毒するといいでしょう。
新型コロナウィルスは冷凍でも死滅しないという特徴を持っています。
冷凍食品も油断しないで消毒しましょう。
【もしもに備えた「流通備蓄」とは】まとめ

以上、流通備蓄についての考え方や揃えておくといいものリストについて解説しました。
備蓄の方法を変えることで非常時の食事がつらくならなくてすむこと、日常のリズムで在庫管理ができることがおわかりいただけるとうれしいです。
また、リストはあくまで参考程度にしていただき、各ご家庭の実情に合わせて揃えるものを変えていただくといいでしょう。
そして最後にはコロナ禍でのお買い物についての注意事項についてもふれさせていただきました。
当面は我慢、ですがいつか落ち着いていくので慌てず騒がずがんばりましょう。
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