【緊急地震速報】携帯・スマホにリアルタイムで通知される仕組み・条件とは?
緊急地震速報が携帯・スマホに通知される条件とは?

ある時、自分のスマホが突然大きなアラーム音を鳴らし、驚いた経験はありませんか?
気象庁が定めた条件を設置している携帯電話には、地震や津波の危険を知らせる通知が届くことになっています。
日本国内で地震が発生した際、震源地を中心に大きな揺れが到達すると思われる数秒から数十秒前に警報を通知する「地震早期警報システム」について説明します。

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賃貸専門家:内田紘一
資 格:宅地建物取引士
宅地建物取引士保有で業界12年以上のベテラン!先読みする性格を武器に数多くの賃貸媒介をこなし、特に学生では成約数TOPクラスの実績。休日の日は家族・愛犬と車中泊をしながら、各地の有名観光地巡りなどドライブをする事が趣味です。奈良市はもちろん、生駒市・大和郡山市など、エリアを問わず奈良に詳しい賃貸専門家の内田がご紹介します。
携帯電話に地震や津波の危険を通知する「緊急速報」とは?

日本は世界的な地震大国です。
今世紀中には必ず和歌山県の南の海上を震源とする、南海地震が起こるといわれています。
最近でも、関西地域だけではなく南は鹿児島、東は青森県など日本各地で体に感じる地震が起きています。
気象庁では、ある一定の条件を超えた地震などの災害が発生した場合、緊急地震速報というものを発表しています。
このシステムは、2007年10月1日から一部の離島を除いた国内ほぼ全域すべての住民を対象とした本運用を開始しました。
またこのシステムは、世界では初めての取り組みでもありました。
もし夜中に地震が起きても、気象庁が各携帯電話キャリアに情報を送り、各携帯電話契約者に送られる仕組みとなっています。
携帯電話やスマホに通知される条件について

携帯電話やスマホに通知される基本的な条件については「最大震度が5弱以上と予想される地震」が発生した場合に、「震度4以上が予想される地域」に向けて携帯電話やスマホに通知されることになっています。
携帯電話やスマホに通知される流れについては、気象庁が発表した地震や津波などの「緊急速報」や「警報」を、ドコモ・au・ソフトバンクなどの携帯電話会社が該当エリア内にある端末にエリアメールや緊急速報メールにて発信を行うサービスです。
該当エリア内、エリアメールという名前の通り、緊急速報を受信したならば、身近に大きな災害が生じる可能性が高いことを意味します。
緊急地震速報について

「緊急地震速報」とは、日本国内で地震が発生した際、震源地を中心に大きな揺れが到達すると思われる数秒から数十秒前に警報を通知する「地震早期警報システム」のことです。
なぜ地震の揺れが到着する前に地震が来ることがわかるのかについて、その仕組みを説明します。
地震波には2種類
地震波にはP波と呼ばれるものとS波と呼ばれる2種類の波があります。
この2つの波の原理を最大限に利用したシステムが地震早期警戒システムです。
まず、地震が発生するとP波とS波が震源地より同時に発生します。
しかし、その2つの波には違った性質があり、同時には発生した2つの波の内、P波はS波に比べて、遠くに早く伝わるという性質を持っています。
P波のPとは、英語で「primary(最初の)」という英単語の略でもあります。
すなわち、震源に近い地震計がP波を感じ取り、その情報が気象庁に伝わります。
気象庁はその情報より震源の位置や地震の規模、S波の揺れが来るまでの時間を計算し、携帯電話での通知をはじめ、テレビやラジオなどで強い揺れが来ることを伝えます。
その性質を利用したものがこのシステムの特徴です。
地震を体感するものはS波
地震を感じる波において、P波とS波がありますが、その2つの波には自信を体で感じる特徴があります。
P波は、「横波」ともいわれ、伝わる方向に振動する波です。その波の特徴でS波に比べて比較的体に感じにくい波です。
また、地震の特徴の一つとして、最初の波であるP波は小さく、初期微動と言われています。
その後に遅れてくる波がS波、すなわち主要動といわれる地震本体の波です。
この波は「縦波」といわれ、進行方向とは直角に振動するため、大きな揺れを感じやすくなります。
気象庁の「緊急地震速報」には2種類
気象庁の「緊急地震速報」には2種類の通知があり、実際に地震の大きさや状況に応じた「緊急地震速報」が、該当するエリアにいる人に通知されることになっています。
その「緊急地震速報」の種類については、一般向けの「地震動警報・地震動特別警報」と、高度利用者向けの「地震動予報」に分かれています。
地震動警報・地震動特別警報
一般向けに通知されるもので、予測震度5弱以上のときに発表され、テレビ放送や携帯端末などで「震度4以上の強い揺れとなる地域」を伝える内容となっています。
地震動予報
高度利用者向けに通知されるもので、発表基準が低く誤報の可能性が高いものの「各地の震度や揺れの到達時間」などが分かるようになっています。
携帯電話での緊急地震速報の受信の実際について

平成25年4月、気象庁が緊急地震速報を受信する手段として、実施したアンケート調査があります。
その中で、携帯電話(スマートフォンを含む)が最も多い(73.8%) 一方で、携帯電話が鳴らず緊急地震速報が発表されたことに気づかなかった人もいました。
その原因として、携帯電話が受信対応機種でなかったこと、受信のための設定が行われていないことが主な理由でした。
もちろん、通信中や電波の悪い場所では、緊急地震速報を受信できないことがあります。
出典:平成25年4月13日の淡路島付近の地震における緊急地震速報に関する緊急調査の結果(速報)について
NTTドコモの場合
気象庁が配信する「緊急地震速報」「津波警報」「気象等に関する特別警報」、各省庁・地方公共団体が配信する「災害・避難情報」(Jアラートにて配信される国民保護情報等)を、回線混雑の影響を受けずに受信することができることになっています。
対象エリアにいる利用者は、月額使用料のほか通信料や情報料も含め無料で利用できます。
被災のおそれのあるエリアに一斉配信されるとともに、受信時にはポップアップ表示や専用着信音でお知らせが来るシステムになっています。
ipadでは「エリアメール」は非対応なので注意が必要です。
各社共通のことでは、緊急速報メールは日本国内のみで受信できること、端末の電源を切っているとき、緊急速報メールの機能をOFFにしているときは受信できないこと、通話中、データ通信中並びに電波状態が悪い場所では受信できないこと、緊急地震速報であっても、地震などの揺れを感じるよりも早く必ず受信できるとは限らないことが挙げられています。
auの場合
情報、通信料ともにNTTドコモと同様に無料です。
専用着信音で知らせが届きます。
SMS(Cメール)受信音量の設定がOFFの場合、警報音が鳴らなかったり、SMS(Cメール)受信バイブレータの設定がOFFの場合、振動しない機種もあるので注意が必要です。
テレビやラジオ、そのほか伝達手段により提供される緊急地震速報とは配信するシステムが異なるため、緊急地震速報の到達時刻に差異が生じる場合があるとのことです。
ソフトバンク・ワイモバイルの場合
基本的には上記各社と大きな変わりはありません。
2021年1月31日をもって、PHS向けサービスの提供を終了しているので該当する利用者は注意が必要です。
緊急地震速報を見聞きした時の対応方法

緊急地震速報は、情報を見聞きしてから地震の強い揺れが来るまでの時間が数秒から数十秒しかありません。
その短い間に身を守るための行動を取ることが大変重要です。
緊急地震速報を見聞きしたときの行動は、まわりの人に声をかけながら「周囲の状況に応じて、あわてずに、まず身の安全を確保する」ことが基本となっています。
屋内にいる場合(家庭内)
- ・頭を保護し、丈夫な机の下など安全な場所に避難すること。
- ・あわてて外に飛び出さないこと。
- ・無理に火を消そうとしないこと。
屋内にいる場合(屋外施設)
- ・施設の係員の指示に従うこと
- ・落ち着いて行動し、あわてて出口には走り出さないこと。
乗り物に乗っている場合(自動車運転中)
- ・あわててスピードを落とさないこと。
- ・ハザードランプを点灯し、まわりの車に注意を促すこと。
- ・急ブレーキはかけず、緩やかに速度をおとすこと。
- ・大きな揺れを感じたら、道路の左側に停止すること。
エレベーターに乗っている場合
- ・最寄りの階で停止させて、すぐに降りること。
屋外にいる場合
- ・ブロック塀の倒壊などに注意すること。
- ・看板や割れたガラスの落下に注意すること。
- ・丈夫なビルのそばであれば、ビルの中に避難すること。
- ・山やがけ付近では落石やがけ崩れに注意すること。
【緊急地震速報】携帯・スマホにリアルタイムで通知される仕組み・条件とは?まとめ

地震はいつ何時やってくるかわかりません。
しかし、日本には地震が来る少し前に地震速報という携帯電話に連絡が来るシステムがあります。
通知の内容がすべてではないですが、地震発生時に生じる地震の波をとらえるため、正確性はかなり向上されています。
速報を受信するためには、携帯電話の設定が受信できる状態にしなければならないため、今一度携帯電話の設定を確認して下さい。
自分の身は自分で守らないといけないため、このシステムを利用して、大きな地震に備えるための一つの手段として活用することをおすすめします。
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