【賃貸契約時「住民票」に必要な記載内容とは?】取得方法や注意点を詳しく解説
賃貸契約に必要な住民票 必要な記載内容は?

お部屋探しの末見つけた物件。入居の申し込みをして審査に通れば、いよいよ正式な契約です。
契約時に用意すべきものとして「住民票」がありますが、どのような内容が記載されている必要があるのでしょうか。
注意すべき点なども含めて詳しく解説していきます。



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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:木原 一憲
得意エリア:奈良市
奈良での不動産キャリア25年以上の実績。これまで15,000人以上にお部屋を紹介。一人暮らしから家族向けまで幅広い賃貸情報に自信あり。休日は奈良の綺麗な街並みや歴史ある神社・仏閣、美味しい飲食店を巡ること。愛車はKawasaki。渡り鳥並みにズバ抜けた方向感覚を持ち、目印となる建物を伝えれば住所をピタリと一致させる特技あり。賃貸の専門家として様々なノウハウを仕入れ発信中。
賃貸契約に住民票がなぜ必要?取得の方法は?

賃貸契約の際には、住民票の提出を不動産会社に求められます。
住民票は契約者の身元について記載された公的な書類です。
運転免許証などの本人確認書類とともに、入居希望者の身元が確かである証明として、不動産会社や大家さんがチェックをするのに用いられます。
住民票の原本は役所にあり、そこに記載のある事項をピックアップした「写し」を役所や出張所で交付してもらいます。
ですから、より正確に言えば不動産会社に提出するのは「住民票の写し」です。
住民票の写しの取得は、本人が申請する場合は身分証明書(運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど)があれば可能。
代理の人間が申請する場合は、その代理の方の身分証明書に加えて委任状が必要です(請求対象者と同じ世帯の人間が申請するなら委任状は不要)。
もしくは、全国すべての自治体が可能というわけではありませんが、マイナンバーカードがあればコンビニでも取得ができます。
住民票の写しに記載してもらう事項は「世帯全員分か世帯一部のみか」「本籍を記載するかどうか」など、必要な内容をいくつか選んで申請することになります。
必要な住民票の内容は入居する状況によって異なる

では、賃貸契約の時には、どんな内容が記載された住民票(写し)が必要なのでしょうか。
選択肢が色々あり、事前に把握しておかないと窓口で迷うことになってしまいます。
住民票に記載されているべき内容は、ひとりで入居するのか家族で入居するのか、はたまたカップルやルームシェアで入居するのか、状況によって異なります。
おひとりで入居される場合は、ご自身の情報(住所・氏名)のみ記載された「一部事項証明」を取得します。
ご家族で入居される場合は、全員分の情報(住所・氏名・世帯構成)が記載された「全部事項証明」を取得します。
カップルの同棲や友人同士のルームシェアの場合は、入居する人間おのおの世帯は別ですから、それぞれが自分の情報が記載された「一部事項証明」を取得して提出することになります。
つまりは、家族であるかどうかに関わらず、入居する全員分の情報が必要であるということですね。
あとは、住民票に本籍を記載するかどうかの選択肢もありますが、基本的には本籍の記載は必要ありません。
ただし、大家さんによっては本籍の情報を求められることもあります。
住民票を取得する前に不動産会社に確認しておきましょう。
もしくは、どちらにせよ本籍も記載してもらっておけば間違いはありません。
住民票の取得にあたっての3つの注意点

賃貸契約の際に必要な住民票について、注意するべき点が3つあります。
①マイナンバーは記載しないように!
住民票の写しにはマイナンバーの記載もできるようになっています。
ですが、賃貸契約で提出する住民票にはマイナンバーが記載されていてはいけません。
ご注意ください。
マイナンバーは個人の所得であったり年金の状況であったり、入居者の身元確認に必要な領域を超えた非常にデリケートな情報に紐づいています。
そのため不動産会社は、マイナンバーの記載された住民票は受け取ることができないのです。
うっかりマイナンバーが記載された住民票を取得して、また取得し直すはめにならないよう気を付けましょう。
②契約前に転出・転入の手続きをしないように!
まれに、「もう審査は通ったし引っ越しは確実だから」と、物件の正式な契約前に転出・転入の手続きを取ってしまう方が居られるようです。
こうなると、そのあとで住民票の写しを取得しても、そこに書かれた住所はこれから契約する新居のものになってしまいます。
契約時に必要なのは、「引っ越し前の現住所の証明」です。
新しい住所が記載された住民票では不動産会社や大家さんが求める証明になりません。
先走って転出・転入の手続きをしないよう、ご注意ください。
③郵送での申請は時間がかかる!
実家を出てひとり暮らしをされている学生さんなどに多いのが、住民票を実家から写していないパターンです。
この場合、窓口で住民票を取得するには実家のある自治体の役所や出張所へ行かなくてはなりません。実家が遠く離れていると、窓口へ出向くのは非常に大変です。
実は、住民票の写しは郵送で申請して送付してもらうこともできます(詳細は住民票のある自治体のウェブサイトでご確認ください)。
ただし郵送の場合、申請してから送付まで10日~2週間程度かかる点にご注意ください。
賃貸契約に必要な住民票の写しは3ヵ月以内の取得したものであれば有効なので、時間に余裕をもって早いうちに申請しておきましょう。
あるいは、代理の人間が窓口で取得することも可能なので、可能であれば実家に住む親御さんなどに取得してもらい送ってもらったほうが早く済むかもしれません。
また、マイナンバーカードをお持ちなら、コンビニ交付に対応している自治体の住民票であれば全国どこのコンビニからでもすぐに取得が可能です。


賃貸契約で住民票のほかに必要なものは?

賃貸契約の際には、住民票以外にも必要な書類があります。
以下、主なものをあわせて確認しておきましょう。
・身分証明書(免許証・パスポート・住基カード等)
・収入証明書(源泉徴収票など 場合によっては課税証明書が必要)
・(連帯保証人を立てる場合)連帯保証人の印鑑証明書・収入証明書
ほか、現在学生の場合は内定証明書が必要になることもあるなど、大家さんや管理会社によって求められる書類は異なります。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
【賃貸住宅の契約に必要なものとは?】契約書類や必要物品について≫
まとめ~住民票は要件を確認し余裕をもって取得を~

いかがでしたでしょうか。
今回は賃貸契約時に提出する住民票について見ていきました。
必要な記載内容については、それほど把握がややこしいわけではありませんが、マイナンバーが記載されていてはいけないなど注意点もあります。要件はしっかり確認しておいてください。
3ヶ月以内に取得したものならOKなので、余裕をもって取得することをおすすめします。
住民票についてなど、契約時にわからない点があれば不動産会社にどんどん聞きましょう。
もちろん私たち『賃貸のマサキ』にも、何でもご質問ください。
スタッフ一同、誠心誠意お答えさせていただきます。


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