【続柄って何を書けばいいの?】書類によって違う正確な書き方と正しい記入方法
続柄とはどのような意味なのか

賃貸住宅に恋人や友人などと一緒に住む場合、続柄という欄に記入をする必要があります。
しかし、何となく意味は分かっているけれど、詳しくはわからないという人もいるでしょう。
今回は続柄について解説していきたいと思います。

-
賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:木原 一憲
得意エリア:奈良市
奈良での不動産キャリア25年以上の実績。これまで15,000人以上にお部屋を紹介。一人暮らしから家族向けまで幅広い賃貸情報に自信あり。休日は奈良の綺麗な街並みや歴史ある神社・仏閣、美味しい飲食店を巡ること。愛車はKawasaki。渡り鳥並みにズバ抜けた方向感覚を持ち、目印となる建物を伝えれば住所をピタリと一致させる特技あり。賃貸の専門家として様々なノウハウを仕入れ発信中。


続柄の意味と読み方

まずは続柄の読み方ですが、中には「ぞくがら」と読む人もいます。
しかし「ぞくがら」という呼び方は間違いで、本来は続柄と書いて「つづきがら」と読むのです。
以前は続き柄と記載していたのですが、役所が送り仮名を省いて書くようになったことが原因で、現在のように続柄と書くのが一般的になりました。
そのため、間違って「ぞくがら」と読む人が多くなったのです。
では、続柄とはどのような意味なのかというと、簡単に言えば、本人から見て相手がどのような関係にあるのかを表す言葉です。
賃貸住宅に入居する際に同居人がいる場合には、必ず続柄の記載が必要になるので、簡単にでもよいので意味を覚えておくとよいでしょう。
賃貸住宅の契約以外にも、公的書類や保険関連の書類に記載が必要になる場合もあるので、覚えておくと役に立ちます。
続柄を記入する際の注意点

賃貸契約を含め、色々な場面で記入が必要になる続柄ですが、記入する際に注意点が存在します。
それは「戸籍筆頭者から見た続柄の場合」であるのか「自分自身から見た続柄の場合」であるのかです。
この両者では少々意味が異なるので、詳しく解説していきます。
戸籍筆頭者から見た続柄の場合
まずは戸籍筆頭者から見た続柄について見ていきましょう。
最初に確認するべきことは、誰が戸籍筆頭者なのかを知ることです。
大半の人は自分の父親が戸籍筆頭者でしょうが、必ずしもそうとは限りません。
自分の祖父や母が戸籍筆頭者である場合もあるでしょうし、ある程度年齢を重ねていれば、自分自身が戸籍筆頭者である場合もあります。
自分が戸籍筆頭者であれば、自分自身から見た続柄と変わりはありません。
しかし、自分以外の人が戸籍筆頭者になっているのであれば、書類の種類によって書き方が変わってきます。
賃貸住宅を契約するときは、通常自分自身から見た続柄を記入しますので、あまり関係はありません。
しかし、公的書類に記入する場合には、戸籍筆頭者から見た続柄を記入することが多いので、覚えておくとよいでしょう。
例えば自分の父親が戸籍筆頭者になっているとします。
本来であれば戸籍筆頭者である父親自身が書類に記入するべきですが、高齢や病気などが理由で、代筆をしなければいけない場合もあります。
このようなときには、申請した本人との続柄ではなく、戸籍筆頭者である父親から見た関係になるのです。
そのため、家族構成を記入する際には、自分のことを本人、母親のことを母と書くのではなく、戸籍筆頭者である父親が世帯主、母親は妻、自分は子などと書かなければいけません。
よくわからない場合には、担当者に質問をしておきましょう。
質問をするにも、ある程度続柄について知っていないと何を聞けばよいのか迷うこともあるので、戸籍筆頭者から見た続柄と、自分から見た続柄の2パターンあることを知っておくと便利です。
住民票には戸籍筆頭者から見た続柄で書かれているので、住民票をもらったときに確認しておくとわかりやすいです。
自分自身から見た続柄の場合
記載する書類によっては、自分自身から見た続柄で書く必要がある場合もあります。
賃貸住宅の契約を行うときに、自分が契約者になるときは、自分自身から見た続柄で書くことになります。
家族と入居するときには、父や母、子供と入居するなら子などと書くのが一般的です。
しかし、賃貸住宅に入居するときには、必ずしも家族と一緒とは限りません。
例えば恋人や友人と一緒に入居する人もいるでしょう。
このような場合でも、続柄は書く必要があります。
続柄は本来親族との関係について書くのですが、恋人や友人と一緒に入居するときには、同居人と記入します。
カップルであれば婚約者と記載してもよいでしょう。
では、現在お付き合いをしているけれど、結婚をする可能性は低い、現時点では結婚を考えていない場合はどうなのかというと、婚約者と記載しても問題ありません。
なぜなら同棲をしていても、婚約を踏みとどまる人もいるからです。
不動産屋によっては、現時点では結婚を考えていないカップルであっても、婚約者と書くことをすすめることがあります。
その理由は、同居人と書くよりも婚約者と書いた方が大家さんからの信用を得やすいからです。
婚約を考えていない人が婚約者と書いたからと言って、違法になることはないので安心しましょう。


続柄の書き方について

近年続柄の書き方が改正されたことを知っているでしょうか。
プライバシーを守るための改正なのですが、賃貸住宅に入居する場合であれば、以前と同じ書き方でも特に指摘されない場合もあります。
しかし、公的書類などでは指摘されることもあるので、正しい書き方を知っておいた方がよいでしょう。
そこで「自分から見た続柄の書き方」と「自分のパートナーから見た続柄の書き方」「親族以外の人の続柄の書き方」について見ていきます。
自分から見た続柄の書き方
賃貸住宅に入居する際は、自分から見た続柄を記入するのが一般的です。
書き方としては、自分のことは本人と記載します。
両親であれば父や母、兄弟であれば兄や弟、姉や妹と書くので、特に難しいことはありません。
問題なのはその他の親族について書くときです。
以前は叔父や叔母、甥や姪、子供であれば長男や長女と記載するのが一般的でした。
もちろんこの書き方でも問題がない書類もあります。
しかし、現在では叔父や甥について記載するのであれば、父の兄、父の兄の子などと記載するようになっています。
子供について記載する場合も、長男や長女ではなく、全て子と記載します。
賃貸住宅の契約書であれば指摘されるケースは少ないですが、公的書類では指摘されることがあります。
自分のパートナーから見た続柄の書き方
続柄を記入するときには、自分のパートナーである妻から見た続柄や、夫から見た続柄を記入しなければいけない場合があります。
例えばパートナーの両親である義父、義母のことを記入する場合、夫の父や妻の母などと記入するようになります。
妻の親族であれば必ず「妻の」と最初に付け加えます。
夫の親族であれば必ず「夫の」と付け加えた後に、父や母などと書く必要があるので、覚えておくとよいでしょう。
連帯保証人をお願いするときなどに、覚えておくと役に立つ知識です。
親族以外の続柄の書き方
賃貸住宅の契約をする際には、まだ結婚をしていないカップル、仲のよい友人同士で借りることもあります。
親族以外の人の続柄を記入する場合は、同居人と記載します。
カップルであれば婚約者と書くようにすすめられるケースもあります。
すでに婚約をしているけれど、まだ入籍していないのであれば、縁故者と記載します。
よくわからない場合には、事前に担当者に質問をしてから書くのがよいでしょう。
【続柄って何を書けばいいの?】まとめ

今回は契約書や公的書類で書くことが多い続柄について紹介してきました。
頻繁に記載することではありませんが、突然記載が必要になる場合もあります。
いざというときでも安心できるように、続柄の意味や書き方は知っておくべきでしょう。
自分から見た続柄なのか、戸籍筆頭者から見た続柄なのかで書き方が多少違いますし、近年正しい書き方が変更されているため注意が必要です。


関連記事

【賃貸の居住中に転勤・連絡先変更した場合は?】管理会社へ連絡が必要な理由まとめ≫

【車庫証明とは?】新規申請や引っ越しの際はどうする?取得方法など解説≫

【お引越し時本籍はどうすればいいの?】メリット・デメリットのご紹介!≫

【単身赴任で引っ越しをしたら住民票は移すべき?】メリット・デメリットを解説≫

【賃貸中の物件名が変更された場合何をしたら良い?】必要な手続きについて≫

【市町村合併(区画整理)で住所が変更?】手続きが必要なものや方法まとめ≫

【引っ越しを行う際に必要な手続き関係まとめ】スムーズに行う為に知っておこう≫

【賃貸契約時「住民票」に必要な記載内容とは?】取得方法や注意点を詳しく解説≫

【賃貸の連帯保証人同居人はNG?】損をしない為には?徹底解説≫

賃貸を借りる時必要な【連帯保証人と保証人】の違いとは?≫

【賃貸契約に印鑑証明は必要?】誰の印鑑証明がなぜ必要なのかを解説!≫

【賃貸借契約に保証会社と連帯保証人の両方必要?】それぞれの役割を解説≫

住民票の異動手続きはしないとどうなる?≫
