【一人暮らしの防音対策とは?】物件の選び方や防音グッズの解説!
集合住宅でトラブルになりやすい一人暮らしの防音対策

集合住宅で発生しやすいトラブルと言えば、真っ先に騒音を思い浮かべる人も多いでしょう。
特に家賃の安い一人暮らし向けの集合住宅は、木造や軽量鉄骨など、音が響きやすい構造の住宅が多いです。
そこで効果的な騒音対策をいくつか紹介していきます。

-
賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:出口晏奈
得意ジャンル:奈良や住まいの生活情報
奈良の様々な情報に精通した賃貸専門家。自身が体験した有益情報などをイラストレーターやPhotoshopを駆使し、監修した自社ホームページで50万セッション獲得に成功。持ち前の求心力でwebマネジメントの敏腕女性リーダーとしても活躍。趣味は奈良のお洒落なカフェ巡り。奈良県最大のブランド価値が高い「オウンドメディア」を目指す。
一人暮らしの集合住宅で騒音が発生するシチュエーション

まずは集合住宅でどのような騒音が発生する可能性があるのかを確認してみましょう。
それは「掃除をしているとき」「洗い物や洗濯をしているとき」「風呂に入っているとき」
「トイレの水を流したとき」「エアコンを使用しているとき」「室内を移動しているとき」
「話をしているとき」「テレビや音楽を聴いているとき」「ドアや襖などの開け閉めを行ったとき」など色々な発生原因があります。
掃除をしているとき
掃除をするときは、掃除機を使用する人も多いでしょう。
最近の掃除機は、昔に比べれば音が小さくなっている種類が多いですが、ある程度大きな音はします。
そのため、掃除機の音が隣や上下階に響くこともあるのです。
隅々まで掃除をしていると、壁に掃除機が当たって音がすることもよくありますが、この音が隣の部屋に響く場合もあります。
しかし、掃除をしなければゴミが溜まり、不衛生な環境になります。
あまり汚してしまうと、退去するときの清掃費用が高額になり、支払った敷金では賄いきれなくなることも考えられます。
よって掃除をしないわけにはいきませんので、音が発生してもトラブルになりにくい時間帯に行うのがよいでしょう。
深夜や早朝などに掃除機をかけると、トラブルの原因になるのでやめるべきです。
モップやホウキ、雑巾などを使って掃除をするときも、壁に強く当てないように注意する必要があります。
洗い物や洗濯をしているとき
食事をすれば食器を洗う必要が出てきますし、普段着用している洋服を洗うときには洗濯機を使用します。
食器を洗う音や洗濯機を使用する音も、隣や下層階に響きやすくなっています。
一人暮らし向けの面積が小さな物件の場合、洗濯機を置く場所が必ずしも室内とは限らず、玄関先やベランダに設置されていることもあります。
このような場合、周りの環境によっては室内よりも音が響きやすいので、洗濯機を回す時間帯には十分注意しましょう。
また、食器を洗うときにも音が発生しやすいため、深夜や早朝など周りが静まり返っている時間帯は避けるべきです。
風呂に入っているとき
風呂を掃除しているときや、風呂に入っているときにも音は発生します。
特にシャワーを使用しているときは、風呂に面している部屋に音が響きやすい傾向にあります。
風呂に入っているときの音は防ぎにくいので、使用する時間帯に注意しないといけません。
特に窓が設置されている風呂場は音が漏れやすい傾向にあるため、物件選びのときには窓が設置されていない物件を選ぶのも1つの対策です。
トイレの水を流したとき
トイレの場合は、隣の部屋にはそこまで響きやすいわけではありませんが、水を流したときに下の階へ音が響くことがあります。
物件によっては水道管が上層階や下層階と繋がっている場合もあるので、上階の住民がトイレを流したときに、水が流れる音が発生する場合があります。
トイレを流すときの音が気になるという人は、内見のときに水が流れる音が聞こえる心配がないか、担当者に聞いておくとよいでしょう。
エアコンを使用しているとき
エアコンを使用しているときの音も、隣や上下階に聞こえることがあります。
これはエアコン本体の音が響いているのではなく、外に設置されている室外機の音が響いているのです。
エアコンを使用しないで生活をするのは厳しいので、音が聞こえやすい構造の物件を借りるときには、室外機の位置もしっかりとチェックしておくべきでしょう。
室内を移動しているとき
一人暮らしの物件で気になる音の中で、かなり多い方に分類されるのが足音です。
特に上階の住民が移動をしたときに、下層階に響くことが多いでしょう。
音が響きやすい物件の場合は、下層階だけではなく隣の部屋にも足音が聞こえる場合があります。
歩くときにはバタバタ音をたてないようにすることや、スリッパを履くなどの対策をしておくと、音が軽減されてトラブルが発生しにくくなります。
話をしているとき
一人暮らしであっても、友人や家族などが家に訪ねてくる場合があるでしょう。
つい話が盛り上がり、大きな声で話をしていると隣や上下階から苦情が来ることもあります。
電話や動画の撮影などでも近隣に声が聞こえる場合があるので注意しましょう。
あまり大きな声を出さない、深夜や早朝などに友人などを招くのは避けるなどの対策をしないと苦情が来る原因になります。
テレビや音楽を聴いているとき
テレビや動画を見ているときの音、ラジオや音楽を聴いているときの音も近隣に響きやすいです。
そのため、大音量での視聴は避けるようにしないと、近隣の住民から苦情が来る場合もあります。
音が周りに響きやすい物件を借りた場合や、深夜などに視聴する場合は、イヤホンやヘッドホンで聞くなどの対策が必要です。
ドアや襖などの開け閉めを行ったとき
家には必ずドアが設置されていますし、収納や押入れにも扉や襖が取り付けられています。
ドアや襖の開け閉めを行ったときに、勢いよく行うと音が隣の部屋に響くので注意しましょう。
開け閉めの際には静かに行うことで音の発生は防げますが、古いアパートやマンションだと、多少勢いをつけないとうまく開閉ができない物件も存在しています。
このような場合は苦情の原因になるので、直してもらうように大家さんや管理会社に交渉をしてみましょう。
騒音を防ぐには物件選びも重要

集合住宅で騒音を防ぐためには、自分自身が注意することも重要ですが、物件選びも大切です。
騒音を意識して物件を選ぶ場合に注目するべき点は「建物の構造」「物件の間取りや階数」「騒音トラブルについて聞いておく」
以上になります。
建物の構造
集合住宅と一口に言っても、物件によって構造が異なっています。
一般的な構造は、
・木造
・軽量鉄骨造
・重量鉄骨造
・鉄筋コンクリート造
・鉄筋鉄骨造
これらに分類されます。
この中でも木造建築の物件は、最も音が周りに響きやすいため、騒音を意識して物件を選ぶ場合は注意しないといけません。
また、比較的小規模な集合住宅でよく使用されている軽量鉄骨造の物件も比較的音が響きやすいのが特徴です。
重量鉄骨造は、木造や軽量鉄骨造よりは音が響きにくくなってはいるものの鉄筋コンクリート造に比べると音は響きやすいです。
防音を意識した物件選びをする場合、やはり鉄筋コンクリート造か鉄筋鉄骨造がおすすめです。
しかし、鉄筋コンクリート造や鉄筋鉄骨造の物件は家賃が高額な場合が多いので、家賃をしっかりと支払っていけるかという点にも注目して選ばなければいけません。
物件の間取りや階数
同じ構造の建物であっても部屋の位置や間取り、階数によっても音の響きやすさは変わります。
上層階の音が気になるという人であれば最上階を、自分の足音で苦情が来るのは絶対に避けたいのであれば1階を選ぶのがよいでしょう。
また、角部屋であれば他の部屋と接している部分が少ないので、騒音もその分気になりにくくなります。
部屋の間取りも重要で、角部屋であれば隣と接している部分が少ないので、騒音は軽減されるでしょう。
隣と接している部分に押入れなどがあれば、若干ではありますが音が響きにくくなるので、間取り図もしっかりと確認しておくべきでしょう。
騒音トラブルについて聞いておく
いくら鉄筋コンクリート造のように、音が響きにくい構造の住宅であっても、全く音が響かないわけではありません。
逆に木造のように音が響きやすくても、住んでいる住民がしっかりとマナーを守り、騒音対策を行っていれば、それほど騒音を気にせずに生活ができるでしょう。
しかし、誰が住んでいるのか確かめるのは大変なので、内見のときに騒音トラブルがなかったか聞いておくと安心です。
内見で室内を歩いたときに、ギシギシと音がする物件だと、下層階や隣に響いてしまう可能性があるので、このような細かい点にも注目しておくとよいでしょう。
最近はトラブルになるのを恐れて、うるさくても苦情を言わない人も多くいます。
そのため、うるさくても自分ではうるさくしているつもりはないと勘違いすることもあるので、入居後は近隣の住民がどのような人なのかを知るために、あいさつに訪れるのもよいでしょう。
防音グッズを使って騒音を軽減する

近年は防音グッズも色々と販売されています。
ホームセンターなどでも購入できますし、ネットショップでも気軽に購入できるので、導入しておくのもおすすめです。
では、どのような防音グッズがおすすめなのかを紹介します。
「防音シートや防音マット」「防音ボックス」「防音カーテン」「防音隙間テープ」などが気軽に購入できるおすすめの防音グッズです。
防音シートや防音マット
上階に住んでいる場合、足音が原因でトラブルになるケースもあります。
このようなトラブルを防止する対策として、防音シートや防音マットを使用するのがよいでしょう。
床に敷いて使用するタイプが一般的ですが、壁に設置するタイプも販売されています。
使用することで家具などのすべり止めや傷の防止対策もできますし、数千円で売られている物が一般的なので、比較的気軽に導入できます。
防音ボックス
最近は自宅で仕事を行うリモートワークが推奨されている傾向にあるため、自宅で仕事をしている人も増えています。
中には動画の投稿を行っている人もいるでしょう。
動画を作成する場合、自宅で声を入れなければいけない場合もありますが、声もトラブルの原因になりやすいです。
実況やアテレコなどの仕事を自宅で行う場合には、防音ボックスを使用するのがよいでしょう。
防音ボックスを使用することで、声が近隣に響きにくくなります。
防音カーテン
隣との距離が近いことで、声などが隣の住宅まで響いてしまうような物件も存在しています。
また、夜間でも人通りが多く、外を歩いている人の声が気になるという人もいるでしょう。
このような人におすすめなのが防音カーテンです。
防音カーテンにも色々な種類がありますが、厚手の物の方がより効果的です。
隙間ができてしまうと効果が半減するので、きちんとサイズを測って適切なサイズの物を購入するのがよいでしょう。
防音隙間テープ
窓やドアには若干隙間が存在しており、この隙間から音が漏れてしまうこともあります。
このような場合には、防音隙間テープを使用するのがよいでしょう。
ドアは隙間をふさいでしまうと開け閉めをするたびに剥がさなければいけないので面倒ですし、頻繁に窓の開け閉めを行う人にも適していません。
そのため、あまり窓の開け閉めを行わない人向けの商品だと言えるでしょう。
【一人暮らしの防音対策とは?】まとめ

今回は一人暮らし向けの集合住宅で発生しやすい騒音対策について紹介してきました。
防音シートや防音カーテンなどのグッズであれば、賃貸住宅でも安心して導入できるので、試してみるのもよいでしょう。
ただし、防音グッズを導入したからと言って、必ず騒音が防げるわけではありません。
物件選びや自分自身も周りに迷惑をかけないように注意することが最も重要です。
関連記事

【賃貸物件でも使用OKな防音シートの選び方とは?】防音対策も併せて紹介≫

【賃貸で防音室を設置するには?】費用や失敗しないための重要ポイント≫

【賃貸住宅で掃除機をかけてよい時間帯とは?】騒音をおさえる4つのポイント≫

【目覚まし時計の音で近隣トラブル】賃貸アパートでクレームを受けたときの対処法と今すぐできる防音対策!≫

【賃貸物件で起きやすいトラブル】原因や対策とは?≫

【生活騒音の基礎知識】隣近所の住人と生活音のトラブルにならないためには?≫

【賃貸住宅でドライヤーを使っていい時間帯】騒音トラブルを避ける工夫≫

【隣人トラブルの解決法とは?】未然に防ぐための対策と工夫など解説≫

【防音性の高い部屋探しのコツとは?】賃貸物件の壁の厚さの調べ方!≫

【RC造・SRC造・S造・木造って何?】建物の構造の違いとは?わかりやすく解説≫

【軽量鉄骨と鉄筋コンクリートの違いとは?】暮らしやすさの秘密や特徴、違いを解説!≫

【中学生の一人暮らしは可能?】賃貸契約の条件と注意点を詳しく解説!≫

【騒音クレームを受けたら?】原因の確認と改善策を解説!≫

