賃貸住宅で掃除機をかけてよい時間帯とは?騒音をおさえる4つのポイント
【騒音問題】賃貸住宅で掃除機をかけてよい時間帯って?

賃貸住宅で生活するのであれば近隣トラブルは避けたいところです。
掃除機をかける音も時間帯によってはトラブルの種になります。
朝何時から夜何時くらいまでならば近所迷惑にならないでしょうか。
騒音を抑えた掃除機のかけかたなど、詳しく解説していきます。

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賃貸専門家:木原 一憲
得意エリア:奈良市
奈良での不動産キャリア25年以上の実績。これまで15,000人以上にお部屋を紹介。一人暮らしから家族向けまで幅広い賃貸情報に自信あり。休日は奈良の綺麗な街並みや歴史ある神社・仏閣、美味しい飲食店を巡ること。愛車はKawasaki。渡り鳥並みにズバ抜けた方向感覚を持ち、目印となる建物を伝えれば住所をピタリと一致させる特技あり。賃貸の専門家として様々なノウハウを仕入れ発信中。
平日の朝に掃除機をかけるなら8時以降に!

やはり自分が日常暮らす空間はできるだけ綺麗にしておきたいものですよね。
日頃のお掃除として、掃除機はこまめにかけたいところです。
ですが、賃貸アパートやマンションなどの集合住宅だと、掃除機をかける音は意外とうるさく隣のお部屋や上下のお部屋まで響いているおそれがあります。
早朝や深夜であれば近所迷惑にもなりかねません。
時間帯に気を配らずに掃除機をかけ続けていると、住民同士の面倒なトラブルに発展する可能性も……。
周りの住民の生活サイクルにもよりますから一概には言えないものの、集合住宅で朝掃除機をかけるのであれば平日は午前8時以降が無難だと思われます。
たいていの方が目を覚まし、通勤・通学の準備などをしているかもう既に出かけた後となるのがそのあたりの時間帯であるからです。
また、土日・祝日はお仕事や学校がお休みで普段より何時間か寝坊をされる方も多いので、少し時間をずらして朝10時以降あたりにしておくのが良いでしょう。
反対に、夜に掃除機をかけるのは20時くらいまで、遅くとも21時までにしておいたほうが良いと思われます。
夜、早めに就寝する習慣の方だと21時台に床につくことも大いにありうるので、それを考慮すると、このくらいの時間帯が限界ということになります。
掃除機の騒音をおさえる4つのポイント

とはいえ、日々お仕事で忙しく、朝は早く出て夜は遅く帰ってこられる方も多いでしょう。
どうしても上で示した無難な時間帯よりも少しオーバーしてしまうという場合は、できる限り音をうるさくせずに掃除機をかけてしまいたいですね。
また、掃除機をかけても問題なさそうな時間帯だったとしても、うるさくしないに越したことはありません。
掃除機をかける際の騒音をおさえるポイントが4つほどあります。
①窓を閉めてからかける
掃除機をかける際に窓が開いていると、壁や天井・床から伝わる音に加えてそこからも近隣に騒音が漏れることになります。
ベランダ・バルコニーの大きな掃き出し窓はもちろん、台所の小窓なども忘れずにきちんと閉めてから掃除機をかけましょう。
中には「掃除の時は窓を開けるのが常識じゃないの?」と思われる方もおられるかもしれませんが、外から吹きこむ風でお部屋の中のホコリが舞い散ってしまうのを避けるため、現在ではお掃除の際には窓は閉めておくのが良いとされています。
②床の物を片づけてからかける
掃除機をかける際の騒音というと、ホコリやごみを吸い上げる本体の駆動音をイメージされる方が多いかもしれません。
ですが実際のところ、むしろ掃除機のヘッド部分が壁だったり家具だったりにぶつかる音が想像以上にうるさく、また、周囲のお部屋にも響きやすいものなのです。
広くないお部屋だと特に、常日頃、床に色々な物が置いてある状態で過ごしているという方もおられるでしょう。
掃除機をかける時はできるだけそういった物を片づけてからにすることをおすすめします。
掃除機のヘッドがぶつかって騒音になるのを避けることができますし、床が広くなりますからお掃除自体も格段にやりやすくなりますよ。
また、手早くお掃除をしてしまおうと焦っていると、壁や家具・ドアにもヘッドを激しくぶつけやすくなってしまいますので、家具などを傷めないためにも掃除機は落ち着いて扱うようにしましょう。
③掃除機のヘッドをなるべく持ち上げない
これもヘッドが物に衝突する音をおさえる工夫のひとつなのですが、お部屋の床自体にヘッドがぶつかる音もまた騒音につながります。
これを抑えるために、ヘッドは極力持ち上げず、床につけた状態で掃除機をかけるのがおすすめです。
部屋と部屋の間の「しきい」をまたぐ際にはどうしてもヘッドを持ち上げなくてはなりませんので、そこは注意して音が極力出ないようにしましょう。
ワンルームのお部屋でしたらヘッドを全く上げずにお掃除を終わらせることも可能です。
④掃除機本体を持ちながらかける
掃除機本体の駆動音、ヘッドと物がぶつかる音、これら以外に騒音となりうるのは、掃除機本体が引きずられて動く時のキャスター音。
「神経質すぎる」と思われるでしょうが、これも意外と周りに響きます。
また、お掃除に夢中になるあまり掃除機本体の存在を気にしなくなって、本体が壁や家具などに衝突して大きな音が出てしまうこともあります。
これらを避けようと思うと掃除機自体を持ちながらお掃除をするしかありません。
けして軽いものではないのでおすすめはしづらい方法なのですが、騒音を避けるというのを第一に考えた場合には、これも有効な手段です。
スティック型の掃除機であればそもそも本体を引きずるということがないので、騒音は避けたいけれども重い本体を抱えたくないという場合はそちらがおすすめです。
忙しい方にはこんな方法も……

どうしても家に居られるのが早朝や夜遅くになってしまい、無難に掃除機をかけられる時間帯をちょっとどころではなくオーバーしてしまうという方にはこんな方法もあります。
①ロボット掃除機を使う
いきなりお値段の張る選択肢ですが、自動でお掃除をしてくれるロボット掃除機を購入するという方法がまずひとつ。
ロボット掃除機のタイマー機能を活用すれば、たとえ家主が不在にしている時間帯でもお掃除ができます。
つまり、掃除機をかけて近所迷惑にならない時間にタイマーをセットさえしておけば良いわけです。
価格は数万円のものから10万円を超えるものまでピンキリです。
モデルによって搭載されている機能が異なるので、ご購入の際はよく比較検討してみてくださいね。
②静穏性が高い掃除機を使う
現在市販されている掃除機の多くは、使っている時に60~70db(デシベル)ほどの大きさの音が出ます。
60dbは走っている自動車内くらいの音量、70dbだと高速道路を走っている最中の自動車内もしくは間近で聞くセミの鳴き声くらいの音量になります。
いわゆる「うるさい」と認識されるレベルですね。
一方で、静穏性を重視したモデルの掃除機もあり、こちらならば出る音の大きさは50dbほどで済みます。
50dbは例えば、人の小さな声ほどの音量ですから、普通のモデルと比べるとだいぶ静かに抑えられますね。
一般的に吸引力が高いものほど音がうるさいと言われますから、音が静かなモデルを選ぶ¬=吸引力をある程度犠牲にするという考えかたもできるかもしれません。
ですが、騒音で近所迷惑にならないことが第一なのであれば、こういった選択肢もあります。
傾向としては、サイクロン式の掃除機よりは紙パック式のほうが音の静かなものが多いようです。
③掃除機以外でお掃除をする
ある意味では究極の方法です。
掃除機でのお掃除で騒音が避けられないのであれば、そもそもそれを使わなければ大丈夫、ということです。
フローリングの床でしたらホウキや住居用ワイパー、じゅうたんやマットの類には粘着クリーナー(いわゆるコロコロ)を駆使していけば、ひとり暮らし程度の広さのお部屋でしたら意外と掃除機なしでも何とかなるものです。
お仕事で朝早く出て夜遅く帰る平日は気になる部分を掃除機なしで、休日は日中に掃除機を使って徹底的に、といった併用も良いかもしれませんね。
掃除機をかける最も効率のいい時間帯は?

騒音の問題を考えず、純粋にホコリをきれいに取り除くという意味で考えると、掃除機は一日のうちいつかけるのが正解なのでしょうか。
答えは「朝起きてすぐ」。
人が活動しているとホコリはどんどん空気中に舞っていきます。
逆に人が夜寝静まっている間はそれが落ち着くタイミングで、空気中に舞っていたホコリのほとんどは朝起きた時には床に落ちています。
そこが掃除機をかけって最も効率よくホコリを取り除けるチャンスというわけです。
とはいえ現実的には、朝6時や7時に起きてすぐ掃除機をかけるとなると、やはり騒音による近所迷惑の問題が出てきます。
ベストなタイミングを逃すことにはなってしまいますが8時くらいまで待ってから掃除機をかけるようにしましょう。
もしくは、ひとり暮らしや共働きなどで日中は家に誰も居ないご家庭でしたら、その間にお部屋のホコリは落ち着いているでしょう。
ですから、帰宅してすぐに掃除機をかけるという選択肢もあります。
まとめ~「常識だから」だけではなく臨機応変に~

いかがでしたでしょうか。
今回はアパート・マンションで掃除機をかけるのに適した時間帯について見ていきました。
・平日は朝8時以降、休日は朝10時以降が望ましい。
・夜は20時、遅くとも21時までにする。
・近所迷惑にならない時間帯かつ、なるべく朝起きてすぐ掃除機をかけるのが良い。
ただしこれはあくまで一般的な話です。
世の中には様々な生活サイクルの方が居られますから、例えば隣の部屋の方が夜勤をされていて、少なくとも午前中いっぱいは寝ているということも珍しくはありません。
そうなると、配慮したつもりで朝8時以降に掃除機をかけていても、隣人にとってみれば「うるさい」「睡眠を妨害された」となり、トラブルに繋がるケースも考えられます。
「常識だから」という一点張りではトラブルは解決しないことも多々あります。
周囲の方の生活サイクルをひとつひとつ調べて回るようなことはしなくて良いのですが、もし苦情が入ってしまった時には柔軟に対策を考えるなど、臨機応変に動いていければ良いですね。
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