【奈良が誇る日本最大の富雄丸山古墳】日本一の円墳

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【奈良が誇る日本一】富雄丸山古墳のここがすごい!


【奈良が誇る日本一】富雄丸山古墳がここがすごい!


奈良市西部にある富雄丸山古墳は近年、直径が日本一の大きさの円墳として知られるようになりました。


どういった歴史をもつ古墳でどういう経緯で日本一と発覚するに至ったか。


また、国の重要文化財などに指定されている副葬品についても解説していきます。



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    賃貸専門家:安達竜哉

    資   格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士

  • 賃貸不動産経営管理士の資格保有。特技は少林寺拳法とお部屋探し。奈良の不動産業界で16年以上、単身からファミリーの方など、年間で200部屋以上の仲介実績。特に奈良市内のマンション名を出して貰えれば殆どわかる自信あり。奈良市の賃貸事情に詳しい安達による、暮らしに関するお役立ち情報をお届け。




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    富雄丸山古墳って?


    富雄丸山古墳って?


    富雄丸山古墳は奈良県奈良市の西部・丸山1丁目にある古墳です。


    閑静な住宅地の一角に位置し、緑に囲まれた「丸山第1号緑地」として保存されています。


    古墳時代前期の4世紀後半ごろにつくられたと推定されており、誰が埋葬された墓であるかは今のところ分かっていません。


    しかしながら、つくられた当時ではまだ新しかった「円墳」という形状をしていることや円墳として非常に大きな規模をもつこと、奈良盆地と大阪平野を結ぶ要所につくられた古墳であることなどから、当時のヤマト王権に深く関わる有力者のものではないかとみられています。


    明治時代に大がかりな盗掘に遭ったことにより多くの貴重な副葬品が市場へ出回ることになりましたがその一部とみられるものはすでに見つかっており、また幾度にもわたる発掘調査によってたくさんの埴輪や石製品・銅製品などが出土しています。


    周辺にとくに目立った古墳のないなかポツンと存在するこの大型円墳は研究者のあいだでは昔からよく知られた存在でありながら、一般的には決して有名というわけではありませんでした。


    奈良市内に700基以上もある古墳のなかで富雄丸山古墳が日本じゅうの注目を浴びることになったのは、2017年に行われた調査を踏まえてのことでした。




    じつは大きさ日本一の円墳だった!


    じつは大きさ日本一の円墳だった!


    1972年に奈良県立橿原考古学研究所により行われた測量調査の結果から、長らくのあいだ富雄丸山古墳は斜面と平坦面を階段状に交互に重ねた2段構造をもつ直径86メートル・高さ10メートルの円墳だとみられていました。


    日本全国に点在する円墳の多くは直径10メートル~20メートル程度のものであることから見てとても大きな円墳であることは間違いないながらも、日本一と呼べる規模のものではありませんでした。


    1982年に行われた墳丘一部の追加調査により、祭祀などを行った場所と推測される「造り出し」という張り出し部分が見つかったことから、直径はもっと大きく102メートル前後であるのではないかという指摘もありましたが、本当のところは数十年間も謎とされていました。


    しかし、2017年5月から8月にかけて奈良市教育委員会文化財課埋蔵文化財調査センターが行った上空からのレーザーによる航空3次元測量調査で、富雄丸山古墳はじつは3段構造をもつ円墳であり、その直径は110メートル前後(高さ約14メートル)におよぶものであるという調査結果が出ました。


    これは、それまで日本一の大きさの円墳とされていた埼玉県行田市にある丸墓山古墳の大きさ(直径105メートル)をも超えるものでした。


    単純に大きさが日本一だったということもさることながら、大型の円墳はおもに関東地方を中心に見つかっており、この調査以前は直径100メートルを超えるものは近畿地方では未発見であったことからも、非常に大きな意味をもつ発見となりました。




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    わかってきた本当の形


    わかってきた本当の形


    2017年の大発見の以後、墳丘の規模や構造を確認するための継続的な発掘調査が行われ、富雄丸山古墳の直径は約109メートルであるということがわかりました(2019年1月発表)。


    これにより、先のレーザー測量調査の結果がほとんど正確なものであったことが証明されることとなりました。


    また階段構造の平坦面の幅も調査され、1段目が幅7.2メートル、2段目が幅8.8メートルと他の円墳に比べて広く(大型の円墳でも通常は3メートルほど)、斜面が急でそり立つような構造になっていることが明らかになりました。


    この平坦面の幅は全長200メートルを超える大王墓級の前方後円墳にも匹敵するものであるということです。


    そして、さらに最近の調査では「造り出し」の北西部が2段という独特の構造になっていることがわかったほか、古墳頂上に埋葬場所をしめす「壇」があったとみられる形跡が発見されました。


    壇もまた大王墓級の前方後円墳では確認されているものの円墳で見つかることは異例で、構造という観点からも富雄丸山古墳の特異性がうかがえます。




    他にも! 富雄丸山古墳のここがすごい


    他にも! 富雄丸山古墳のここがすごい


    先に書いたとおり富雄丸山古墳からはたくさんの貴重な副葬品が出土しています。


    碧玉製(へきぎょくせい)の合子(ごうす、ごうし)や腕輪・銅製の釧(せん)・琴柱形(ことじがた)の石製品・石製模造品(斧・刀子・やりがんな・鎌など鉄製の道具のかたちを石で模したもの)などが京都国立博物館に所蔵され、国の重要文化財に指定されています。


    ちなみにこれらは明治時代に盗掘に遭った際に市場へ流通したものの一部で、所持されていたコレクターさんが亡くなった後、博物館に所蔵されることになったそうです。


    また、同じく富雄丸山古墳から出土したとされる3面の三角縁神獣鏡(三角縁画文帯五神四獣鏡・三角縁吾作銘四神四獣鏡・三角縁画像文帯盤龍鏡。いずれも天理大学附属天理参考館所蔵)は国の重要美術品の指定を受けています。


    三角縁神獣鏡は美術品としての価値のみならず、邪馬台国の女王・卑弥呼が中国の王朝・魏より賜った鏡ではないかという見方があるなど様々な考察や議論を呼んでおり、古代史を研究するうえでの大きなカギを握る存在といえます。


    直近では2019年10月から11月に行われた発掘調査にて、三角縁神獣鏡のモデルとの説のある中国製銅鏡・斜縁神獣鏡の破片が出土しました。


    斜縁神獣鏡は円墳での発見例はめずらしく、奈良市埋蔵文化財調査センターの見解によると各地の有力な豪族とのつながりを深めるためにヤマト王権により配られた鏡の一部なのではないかとみられており、富雄丸山古墳が有力者の墓であるという説をさらに後押しするかたちとなりました。


    このように古墳としての規模や造りだけでなく副葬品の豪華さも注目を集める富雄丸山古墳。


    今後の継続的な調査によって、さらに多くのことがわかってくるでしょう。




    まとめ~富雄丸山古墳周辺に住むなら~


    まとめ~富雄丸山古墳周辺に住むなら~


    いかがでしたでしょうか。


    今回は日本一の大きさをもつ円墳・富雄丸山古墳について見ていきました。


    歴史の不思議・ロマンいっぱいの緑茂る場所でありながら住宅地の一部になっており、お散歩コースにぴったりなスポットです。


    住宅地のあちこちには公園もあり、川向こうの大きなショッピングモールにはスーパーマーケットなど生活に便利なお店がそろっています。


    もちろん周辺に賃貸住宅もありますので、このエリア周辺でのお部屋探しなら「賃貸のマサキ」にどうぞお任せください。




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