【2025年】夏と冬の室内の適温はどれくらい?適温に調整するための工夫
Web担当者:出口晏奈
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室温の適温はどれくらい?真夏や真冬でも快適に過ごす方法は?
お部屋の室温を調整することは、毎日を快適に過ごすために欠かせません。
ご自宅の冷房機器、暖房機器の設定温度は適温でしょうか?適切な室温は何度であるか、適温に調整するためには何をすれば良いのかをご紹介いたします。
室内で快適に過ごせる気温は夏場で25~28度、冬場は18~22度程度。
室内で快適に過ごせる湿度は夏場で45~60%、冬場で55~65%程度。
皆様はエアコンやストーブで正しい室温調整を行えていますか?適温よりも高い室温や低い室温で生活していると、体調を崩してしまったり、室内にカビやダニが発生しやすくなります。
室内の適切な気温を意識して、質の良いお家時間を過ごせるよう意識してみましょう。
適切な室温はどれくらい?
室内で快適に過ごせる気温は夏場で25~28度、冬場は18~22度程度だといわれています。
適温に調整しなければ、室内で熱中症にかかったり、発熱を起こしたりと身体に悪影響を及ぼしてしまいます。
特に就寝中は意識がないため、室温調整ができないまま熱中症や凍死によって命を落とされている高齢者の方もいらっしゃいます。
暑さや寒さによる不快感を感じた場合は、我慢をせずに室温調整を行いましょう。
就寝時の適切な室温はどれくらい?
毎日の疲労を回復する就寝時間の質を上げるためにも、眠るときは特に室温管理にこだわってみましょう。
就寝時の室温が蒸し暑かったり、外と変わらない寒さのままだと深い眠りに落ちることができず、寝不足につながり体調を崩すおそれがあります。
快適に眠れる温度は25~28度、湿度は50~60%程度だと言われています。
冬は寝室を暖かい環境に整えるため、暖房やヒーターをかけ、羽毛布団や分厚い毛布などを用意して就寝される方が多いかと思います。
けれども適温より布団の中の温度が高くなると寝苦しさを感じ、熟睡することができなくなってしまいます。
そして人は睡眠中に200mlの汗をかくと言われています。
寝ているうちにかいた汗がパジャマや毛布に吸収されると布団の中が蒸れ、湿度が上がり快適に眠ることができません。
寝具を吸湿性の高い天然素材に変える、湯たんぽ、電気毛布などは併用しないなど、汗を布団の中にこもらせない工夫をしてください。
赤ちゃんにとっての適温は?
赤ちゃんは体が小さく、自分で上手く体温調節をすることができません。
赤ちゃんが健康的に過ごすことができる室温は大人と変わりませんが、あまりにも適温から離れた環境で過ごしているとすぐに体調を崩してしまいます。
大人よりも暑さや寒さの耐性が弱いため、ご自宅に赤ちゃんがいる場合は特に室温管理に注意しなければなりません。
ペットにとっての適温は?
ペットを飼っている場合、ペットに併せた室温管理が必要になります。
体の大きさだけでなく、体毛の長さや体質など、ペットの種類によって適温は異なりますので、ペットショップやインターネットなどで適温を把握しておきましょう。
ハムスターやフェレット、うさぎなどの小動物は寒暖差に弱いため、極度に熱い空間や寒い空間で過ごしていると命を落としてしまいます。
ペットが舌を出して荒い息づかいをしていないか、ぐったりとしていないかなど様子を見ながら室温を調整してください。
室内で快適に過ごすためには適切な湿度も必要
温度だけでなく、お部屋で快適に過ごすためには適度な湿度も必要になります。
室内で快適に過ごせる湿度は夏場で45~60%、冬場で55~65%になります。
湿度が高いとお部屋や水回りにカビが発生しやすくなりますが、極度に乾燥していると喉を痛めやすいだけでなく、インフルエンザにかかりやすくなってしまいます。
このようにお部屋の湿度も健康的な生活を送るために意識しなければならないのです。
冷房をなるべく使わずに室温を下げる方法は?
電気代が高くなることを考慮し、なかなかエアコンの電源を入れることができない方もいらっしゃると思います。
家電製品に頼らず室温を下げる方法をご紹介いたします。
窓を開けて換気する
お部屋の窓を開け、室内にこもった熱を逃がしましょう。
窓は一カ所だけでなく、対角線上にある2カ所を開けると風が通りやすくなり、換気の効率性が上がります。
窓が一カ所しかない場合は換気扇を回したり、部屋のドアを開けるだけでも空気の通り道を作ることができます。
屋根や壁、ベランダに打ち水をする
熱は屋根、壁、ベランダなどのコンクリートにこもりやすいです。
お部屋の周辺を冷やすだけでも体感温度を下げることができます。
日光で熱されたコンクリートの表面に水をまくと、気化熱で熱が空気中に逃げていきます。
冷やした面の上を通る空気も涼しくなりますので壁や窓にも打ち水をしてみましょう。
マンションやアパートのベランダや廊下に打ち水をする場合は、洗濯物に水がかからないように配慮をして水をまくようにしてください。
遮光カーテン、遮光フィルムで直射日光を遮る
窓から差し込む直射日光は室内の温度を上げる原因となります。
遮光カーテンを取り付け、日光を遮断しましょう。
カーテンを閉めることで室内が暗くなってしまうのが嫌な場合は、すのこを立てかけたり遮光効果のあるフィルムを窓に貼ることもおすすめです。
体を冷やす野菜や果物を食べる
夏が旬のスイカやトマトにはカリウムという利尿作用硬貨をもつ栄養素が含まれています。
旬の野菜は美味しいだけでなく、暑い季節を過ごしやすくしてくれる効果を持っているのです。
一人暮らしをされている方は野菜を食べる機会が少なくなりがちですので、意識して旬の野菜や果物を食べるようにしてみましょう。
暖房を使わずに室温を上げる方法は?
暖房器具を使わずに暖かく過ごすためには、熱を逃がさない、あるいは冷気を防ぐ工夫をしてみましょう。
カーテンを厚手のものに取り換える
冬もカーテンを取り換えることで冷気を遮断することができます。
温まったお部屋の空気は窓から逃げていきやすいので、厚手のカーテンで塞いでしまいましょう。
日中はカーテンを開け、窓から日光が差し込みやすくすることで室内を自然光で暖めることができます。
室内の湿度を上げる
室内の湿度がを上げることで体感気温を上げることができます。
加湿器を使用したり、濡れたタオルを室内に干してみましょう。
部屋の湿度を上げることで、風邪やインフルエンザにかかりにくくなるというメリットも得られます。
室内の空気を乾燥させたくないからと、一日中加湿器をつけっぱなしにしていると床や壁にカビが発生してしまうことがあります。
加湿器は乾燥を感じたときにだけ使用するようにしてください。
ブランケットやアームウォーマー、レッグウォーマ-を使う
寒さを感じたら、すぐに暖房をつけずにブランケットやストールを羽織ってみましょう。
外出先ではブランケットよりも薄いストールを用意しておくこで、温度調整をすることができないオフィスや公共施設内でも暖かく過ごすことができます。
また、手首、足首など太い血管が通っている箇所を手袋やレッグウォーマーなどで温めることで、全身に温まった血液が行き渡り、体感温度を上げることができます。
【夏と冬の室内の適温はどれくらい?】まとめ
室内を適温にすることで快適に過ごすことができるだけでなく、熱中症や風邪を予防し健康的に生活を送ることができます。
お部屋の適温は人によって異なりますので、今回ご紹介した室温に従うのではなく、ご自身や家族、ペットの過ごしやすい室温に合わせて上手に温度調整を行ってください。
室温だけでなく、湿度管理も忘れずに行ってくださいね。
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