【窓ガラスの種類とは?】特徴や効果など解説!
「窓ガラスの種類」断熱性に優れていたり、割れにくかったり、賃貸物件探しの目安にもなる窓ガラスについて紹介します

窓ガラスは住まいには欠かせないものですが、窓ガラスによって機能や性能が違うことをご存知ですか?
一般的な窓ガラスはフロートガラスと呼ばれ、デコボコがなく光を通しやすくなっています。
また、型板ガラスやすりガラスのようにプライバシーを守るために加工されている窓ガラスや、防犯性に優れている強化ガラス、割れにくい加工がされている網入りガラスなど、用途に合わせた様々な種類の窓ガラスがあります。
さらにサッシとの組み合わせによっても性能やデザイン性が変わります。
今回は、そんな窓ガラスについて紹介します。
ほとんどの賃貸物件には窓が設置されていますが、窓には外光を取り込んだり、外の景色を楽しんだり、空気を入れ替えたり、様々な用途で使用する目的があります。
そして、そんな窓に欠かせないものが「窓ガラス」です。
あまり意識したことはないかもしれませんが、窓ガラスには様々な種類があることをご存知でしょうか。
遮音性や断熱性に優れていたり、防犯効果が高かったり、ひとくちに窓ガラスといっても建物の構造や立地に合わせて豊富な種類の中から最適なものを選ぶことができます。
今回は、そんな窓ガラスの種類や性能などについてご紹介します。

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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:内田紘一
資 格:宅地建物取引士
宅地建物取引士保有で業界10年以上のベテラン!先読みする性格を武器に数多くの賃貸媒介をこなし、特に学生では成約数TOPクラスの実績。休日の日は家族・愛犬と車中泊をしながら、各地の有名観光地巡りなどドライブをする事が趣味です。奈良市はもちろん、生駒市・大和郡山市など、エリアを問わず奈良に詳しい賃貸専門家の内田がご紹介します。
窓とは?

あらためて書くまでもないかもしれませんが、まずは「窓」とは何かについて確認しておきましょう。
窓は、一般的にガラスとサッシで構成されています。
サッシというのはガラスのまわりを囲んでいる窓枠の部分のことで、素材は木製やスチール製、最近は樹脂製のものが多くなっています。
そして、窓の中心となるのはガラスですが、ガラスにも様々な種類があり、その違いによって性能や値段が大きく異なります。
窓ガラスにもいろんな種類がある

窓ガラスは、浴室やトイレのような外からの視線が気になる空間にはすりガラス、夏の暑さをしのぐために南向きの部屋には断熱性の高いガラスなど、設置する場所や用途によって種類を変えると快適に暮らすことができます。
ただし、窓ガラスはその種類によって防音や断熱、防犯など様々な効果が期待できますが、高性能になるほど当然値段も高くなります。
賃貸物件の場合はガラスの性能が家賃に反映されている場合があるので、相場よりも家賃が高い物件は高性能の窓ガラスが設置されている可能性があります。
内見の際にでも確認してみましょう。
ここでは、各種窓ガラスの特徴についてご紹介します。
フロートガラス
フロートガラスは、もっともよく使用されている一般的な窓ガラスです。
透明ガラスや単板ガラスとも呼ばれ、凹凸がないので光をよく通し、反対側も鮮明に見えます。
また、加工しやすいので棚のガラスやショーウィンドウ、強化ガラスなどにも利用されます。
型板ガラス
型板ガラスとは、フロートガラスの片面に凹凸の型模様を刻んだ、表面がデコボコしているガラスのことです。
くもりガラスとも呼ばれています。
型模様が適度な目隠しになるため、プライバシーを守りたい浴室やトイレなどで使用されます。
ただし、すりガラスと比べるとシルエットがはっきりと見え、光を拡散させる効果も劣ります。
すりガラス
すり板ガラスは、フロートガラスの片面を金剛砂と金属ブラシによって加工し、不透明にしたガラスのことです。
表面はざらざらしており、型板ガラス同様に適度な目隠しになるため、プライバシーを守る効果があります。
また、型板ガラスよりも光が直接室内に入らず拡散するため、やわらかいシルエットになりますが、水に濡れると透けてしまうというデメリットがあります。
網入りガラス
網入りガラスとはその名の通り、ガラスの中に金網が入れ込んでいるガラスのことです。
金網を入れ込んだことで防火性や飛散防止性が高まります。
特に火事のときの延焼や火の粉の侵入を防ぐことができるため、おもに学校や公共施設などで防火用途向けに使用されています。
ただし、フロートガラスよりも災害時の安全性が高いですが防犯性は低いため、不審者の侵入を防ぐことはできません。
強化ガラス
フロートガラスを割れにくく加工したガラスのことです。
同じ厚さのフロートガラスと比べると3~5倍の強度があり、もし割れたとしてもガラス全面が粒状になる程度で抑えられます。
そのため、住宅以外でも学校やデパート、オフィスなどのドアに多く採用されています。
複層ガラス
ペアガラスとも呼ばれる複層ガラスは、スペーサーと呼ばれる金属によって2枚のガラスの間に中空層をつくったガラスです。
中空層には、ガラスよりも熱伝導率の低い乾燥空気が封入されてあります。
そのため熱移動を防ぎ、断熱性能が高くなっています。
断熱性能が高いだけでなく省エネ効果も期待できる上、結露対策にも効果的なので、最近の新築住宅では標準で使用されているケースが増えています。
Low-E複層ガラス
複層ガラスの一種ですが、表面にLow-E膜と呼ばれる特殊な金属膜をコーティングしたガラスのことです。
Low-E膜は赤外線や紫外線を遮断してくれるため、一般的な複層ガラスよりも断熱性や結露防止効果に優れています。
また、太陽の熱や日差しを遮るため、夏の暑さ対策にも効果的です。
窓ガラスとサッシの種類との組み合わせ

ここまで窓ガラスの種類について紹介しましたが、たとえ断熱性や防音性に優れている窓ガラスであっても、サッシがきちんと機能していないと意味がありません。
窓ガラスの効果を発揮させるには、サッシとの組み合わせがとても重要です。
そこで、ここでは代表的なサッシについてご紹介します。
樹脂サッシ
樹脂サッシとは、窓のフレームが塩化ビニル樹脂でできているサッシのことです。
樹脂サッシは気密性が高く、熱伝導率が低いため、複層ガラスと組み合わせることで断熱効果を高めることができます。
特に寒い地域で採用されており、北海道では約90%の住宅が樹脂サッシを使用しています。
アルミサッシ
アルミサッシとは、窓のフレームがアルミ素材でできているサッシのことです。
とても軽く扱いやすいことに加え、強度があって防火性や耐久性にも優れています。
ただし、サビに弱く、熱が伝わりやす素材であるため断熱性に劣ります。
さらに結露を発生させてしまう可能性があるため、毎日の掃除やメンテナンスが欠かせません。
木製サッシ
木製サッシとは、木の質感や風合いを生かしているサッシのことです。
樹脂サッシやアルミサッシと比べて耐久性はなく、メンテナンスを怠ると腐食してしまう可能性があります。
ただし、最近は加工技術や塗装技術が進んでいるため、劣化や腐食などに強い木製サッシもたくさん販売されています。
複合サッシ
複合サッシとは、たとえば外側に耐久性の高いアルミサッシを、内側には断熱性の高い樹脂サッシを使うなど、複数のサッシの性能を活かして作られたサッシのことです。
最近は性能だけでなく、室内をブラックやブラウンの木製のサッシにするなどデザイン性を高めている商品も販売されています。
【窓ガラスの種類とは?】まとめ

今回は、窓ガラスの種類や性能についてご紹介しました。
賃貸物件は自分で窓ガラスを選ぶことはできませんが、防音性や気密性の優れた部屋に住みたいなど、ライフスタイルに合わせた物件を探すときには一つの目安になるでしょう。
これから物件探しを始める方は、ぜひ窓ガラスにも注目して探してみてください。
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