【2024年】トラブルを避けるための月極駐車場でのマナーとは？駐車場を契約するまでの流れなど解説

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• 担当者：木寅昌紀

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【月極駐車場でのマナー】駐車場を契約するまでの流れや、トラブルを避けるために知っておきたいこと

引っ越し先に車を持っていったり、新しく購入したりするときは、駐車場付きの物件でない限り、月極駐車場を借りるのが一般的です。

月極駐車場は、自宅周辺を歩いたり、インターネットで検索したりして条件に合うものを探しましょう。

探し始める前にあらかじめ絶対に譲れない条件などを書き出しておくと、スムーズに探せるでしょう。

また、月極駐車場は借りてしまえば何をしても良いわけではなく、最低限のマナーを守ることが大切です。

深夜に車の出し入れをしたり、大声で談笑したり、不必要にハイビームにして近隣住民に迷惑をかける行為は、駐車場の運営さえ終わらせてしまうことになりかねませんので、気をつけましょう。

賃貸マンションやアパートに引っ越すとき、車を持っている人は部屋探しと同時に駐車場探しもしなくてはいけません。

駐車場付きの物件を借りるのならその手間は省けますが、駐車場なしや、たとえあったとしてもすでに他の住人によってすべて借りられている場合は、周辺の月極駐車場を探すことになるでしょう。

また、入居した当初は車を持っていなくて、入居後に購入するかもしれません。

その場合も同様に、月極駐車場のお世話になることになります。

今回は、そんな月極駐車場を利用するときに気をつけたいことや、自宅周辺で月極駐車場を効率的に探す方法などをご紹介します。

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月極駐車場の探し方

自宅周辺で月極駐車場を探す方法は大きく3つあります。

・自宅周辺を歩いて自分で探す

・インターネットで探す

・不動産会社に依頼する

それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

自宅周辺を歩いて自分で探す

月極駐車場を探す方法として3つある中で、最もおすすめなのは「自宅周辺を歩いて自分で探す」方法です。

わざわざ知らない土地を歩いて駐車場を探すのは面倒だと思うかもしれませんが、初めて住む土地なら駐車場を探すついでに街の散策もできますし、実際に足を運んで駐車場の規模や周辺の状況を見るほうが安心して借りられるでしょう。

また、実際に足を運ぶと地図やネット上で見ただけではわからないことがわかるというメリットがあります。

たとえば、地図やネット上では広いと思っていた駐車場前の道幅が意外と狭くて駐車するのに苦労しそうだとか、自宅から歩いてみると途中に坂があるので毎日通うのは大変だとか、実際に歩くからこそわかることがたくさんあるものです。

そのため、時間に余裕がある人は、ぜひ月極駐車場は歩いて探してみましょう。

インターネットで探す

月極駐車場は自宅周辺を歩いて探すのが一番いいですが、引っ越し先が遠く、物理的にも時間的にも歩いて探すことはできないという人もいるでしょう。

そういう人は、やはりインターネットに頼るしかありません。

「インターネットで探す」といっても何も特別なことをするわけではなく、賃貸マンションや賃貸アパートを探すのと同じ要領で検索すると、すぐに自宅近くの月極駐車場を見つけられます。

検索方法のコツとしては、「◯◯市　月極駐車場」と入力して検索すると駐車場サイトや不動産情報サイトが表示されるので、その中から条件に合う駐車場を見つければいいでしょう。

サイトによっては賃料や駅からの距離などで条件を絞り込めるので、上手に活用しましょう。

不動産会社に依頼する

もっとも手間暇が掛からないのが、「不動産会社に依頼する」方法かもしれません。

自宅周辺で月極駐車場を探したいなら、自宅近くにある不動産屋へ行き、空いている駐車場がないかを確認してみましょう。

インターネットと違って対面で詳細を説明してもらえるので安心感があり、わからないことがあればその場で聞けるというメリットもあります。

また、不動産屋の場合はまだオープンにされていない情報を持っている可能性もあるため、インターネットでは見つからないより良い条件の駐車場を見つけられるかもしれません。

月極駐車場を探すときに気を付けるべきポイント

ここでは月極駐車場を探すときの注意点や、チェックすべきポイントなどについてご紹介します。

これらを踏まえて探すと、失敗することなく条件に合った月極駐車場を探せるでしょう。

駐車場を探し始めるタイミング

まずは探し始めるタイミングですが、これは探す人によって様々だと思いますが、一つ言えることは、もしも初めて車を購入するのなら、車を探し始めたタイミングで駐車場も探すことをおすすめします。

なぜなら、初めて車を購入したときには「車庫証明」を申請、取得する必要があり、月極駐車場の場合は「保管場所使用承諾証明書」を管理会社やオーナーに連絡の上、記入してもらう必要があるからです。

また、車を購入してから駐車場を探したのでは、納車までの期間が短いと十分に比較検討してから契約できない可能性があり、条件の良くない駐車場を利用するハメになるかもしれません。

このような事態にならないためにも、初めて車を購入するときは駐車場探しも同時に進めましょう。

希望する条件を事前に整理しておく

これは月極駐車場探しに限らず、賃貸物件を探すときにも同じことが言えますが、絶対に譲れない条件などを書き出して、事前に整理しておくことをおすすめします。

たとえば自宅からの距離や一ヶ月の賃料、周辺環境、止めやすさ、防犯対策など、重視するポイントは人それぞれだと思いますが、条件をまとめておくことで探しやすくなります。

中でも自宅からの距離はとても重要だと思いますが、日頃あまり車を運転することがないようなら、少しでも賃料の安い駐車場を選ぶほうが条件としては良いかもしれません。

また、免許を取って間もないなら、何を置いても止めやすさを重視するほうが良いという場合もあるでしょう。

どうしても譲れない条件を書き出すことで、理想の駐車場をイメージできるのでぜひ書き出してみてください。

月極駐車場を契約するまでの流れ

駐車場が見つかったら、次に行うことは契約手続きや初期費用の支払いです。

ここでは簡単に、契約から初期費用の支払いまでの流れを簡単に見ていきましょう。

問い合わせ

まずは駐車場の空き状況を確認しましょう。

歩いて探したときは、駐車場に管理会社の電話番号などが記載された看板が設置されているはずですので、その番号に電話をすればすぐに確認できます。

申し込み

空き状況を確認し、すぐに利用できるなら毎月の賃料などを聞き、条件に合うようなら契約したい旨を伝えます。

その際、必要な書類なども教えてもらいましょう。

契約手続き

予約した日時に訪れて必要書類を提出し、契約書を交わします。

初期費用の振込み

仲介手数料や1ヶ月分の賃料などを指定された口座に振り込めば、契約手続きは完了です。

管理会社やオーナーによって多少の違いはありますが、基本的には上記のような流れになります。

駐車場契約の場合は重要事項の説明などを省略できるので、郵送での契約書の取り交わしができます。

その点が、賃貸物件の契約とは違うところです。

月極駐車場を利用するときのマナー

最後に、月極駐車場を利用するときのマナーについてご紹介します。

一度契約すると駐車場の確保に悩まされることはありませんが、あまりにもマナーが悪いと管理会社やオーナーから解約を迫られることにもなりかねません。

では、そのようなことがないように、どういった点に気をつければいいのか見ていきましょう。

契約している車以外の駐車はしない

月極駐車場を契約するときには、基本的に駐車する車の車種やナンバーなどを管理会社やオーナーに申告します。

そのため、契約している車以外（それがたとえ家族や友人の車であっても）が、駐車していると無断駐車や違法駐車と判断されます。

もちろん、すぐに契約者に関係する車だとわかればそれほど大きな問題にはなりませんが、何らかの事情で契約者に連絡がつかない場合は、管理会社やオーナーに違法駐車だと見なされて警察にナンバーを問い合わせるなど、余計な手間暇を掛けさせてしまいます。

もし、どうしても契約している車以外の車を駐車するなら、事前に管理会社やオーナーへ連絡するようにしましょう。

近隣住民とトラブルを起こさない

月極駐車場でトラブルの原因になりやすいのが騒音です。

特に駐車場の周辺が民家の場合、深夜の駐車場への出入りはできるだけ避けるようにした方が無難でしょう。

エンジン音のみならず、大きな声で談笑したり、ボリュームを上げて音楽をかけたりするなどの行為もトラブルの原因になるので気をつけましょう。

また、騒音ではありませんが意外と見落としがちなのがヘッドライトの光です。

特に駐車場前の民家の窓などに直接光が差し込む場合は、必要もないのにハイビームにするなどの行為は慎んだほうがいいでしょう。

このようなマナー違反は直接契約者ではなく、管理会社やオーナーに伝えることが多いので、苦情という形で迷惑を掛けてしまいます。

最悪の場合、月極駐車場の運営をやめてしまって利用できなくなる可能性もあります。

賃料を滞納しない

これは賃貸物件の契約と同じですが、毎月の賃料は必ず滞ることなく支払うようにしましょう。

期日を過ぎたり、何ヶ月も滞納したりすると、管理会社やオーナーとの信頼関係が保てなくなってしまいます。

また、仮にお金が用意できなかったり、振り込みに行く時間がなかったりする場合は、必ず期日前に管理会社やオーナーへ連絡を入れるのがマナーです。

もちろん、事情を説明すれば待ってもらえる可能性はありますが、それが理由で契約を解除されても仕方がないと思いましょう。

車以外のものは置かない

月極駐車場のトラブルで意外と多いのがゴミに関することです。

車内で出たゴミをそのまま駐車場の敷地内に放置すると、カラスやネズミなどの動物があらわれてフン被害に発展する可能性があります。

車内で出たゴミは、絶対に持ち帰るようにしましょう。

また、駐車場を「お金を出して借りているスペース」だと勘違いして、車以外のものを置くトラブルも少なくありません。

車以外のものを置くのはもちろん契約違反ですし、もし置いているものが風などで飛ばされて隣りに駐車している車などを傷つけることがあれば弁償することになります。

管理会社やオーナーも、管理不行き届きで責任を負わされる可能性があります。

そのような事態を避けるためにも、車以外のものを置くのは絶対にやめましょう。

【月極駐車場でのマナー】駐車場を契約するまでの流れや、トラブルを避けるために知っておきたいことのまとめ

今回は、月極駐車場を利用する際に気をつけたいマナーや、契約に至るまでの流れなどについてご紹介しました。

毎月お金を払って借りているとはいえ、最低限のマナーを守らなければ駐車場自体が運営できなくなり、契約を解除されることも考えられます。

月極駐車場を利用するなら賃貸物件に住むときと同じように、近隣の住民に迷惑が掛かるような行為は慎み、ほかの利用者も気持ちよく使えるように心掛けましょう。

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