要注意!カセットコンロの取扱いとは?危ない使い方してませんか?
【鍋物の季節】カセットコンロ、危ない使い方してませんか?

カセットコンロは手軽に持ち運びができ、食卓で鍋を囲んだりするのに大変便利な調理器具ですが、誤って使うと火災に繋がる危険もあります。
具体的にどのような使い方をすると危ないのでしょうか。
カセットボンベの扱いにも触れながら詳しく解説してゆきます。

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カセットコンロによる火災に注意!

寒い季節は温かい食べ物が恋しくなりますよね。
これからの時期、高い頻度で鍋料理をするという方も多いのではないでしょうか。
ひとくちに鍋料理といっても種類は豊富で、様々な味付けで旬の具材などを楽しむことができます。
鍋料理といえば、卓上でカセットコンロを使ってされる方が多いと思います。
この多くのご家庭にあるカセットコンロ。
手軽に好きな場所で調理ができてとても便利な器具ですが、ガスや火を扱うものなので使い方には注意が必要です。
カセットコンロが原因となった火災は毎年起こっており、東京消防庁の管内だけでも年間20件ほど発生しているとの事です。
やはり、とくに鍋料理などでコンロの使用頻度が高まる秋冬に多いそうです。
カセットコンロによる火災の要因で多いのは何らかの理由によって漏れたガスに引火するケースや、コンロ内のカセットボンベが高温になり爆発するケースです。
カセットコンロの使い方を誤ってしまうとこのような事が起こりえます。
カセットコンロの危ない使い方、してないでしょうか?
正しく使っているつもりでも実は良くない使い方をしているということもあります。
安全のため、いま一度確認してみましょう。
カセットコンロのこんな使い方は危険!

電磁調理器(IH調理器)の上で使用する
電磁調理器の上でカセットコンロを使ったり、ボンベが入った状態で置いておいたりすることは避けましょう。
何かの拍子に電磁調理器の電源がオンになってしまい、カセットボンベが熱せられて高温になり爆発する恐れがあります。
魚などを焼くグリルを使うのも、排気口から熱が出て同様に爆発の危険性があります。
電磁調理器の平らなスペースについ物を置いてしまいがちですが、危険なので鍋以外のものは何も置かないようにしましょう。
五徳を裏返したまま使用する
これは「うっかり」というパターンですが、カセットコンロの五徳がひっくり返った状態で気付かず使用した結果、炎がコンロの内側に回り込んで爆発事故を起こしてしまった事例があります。
カセットコンロを箱にしまっておく際、コンパクトになるよう五徳を裏返して収納している方も多いと思います。
使用する時には五徳の向きを必ず確認するようにしましょう。
あまり無いことだとは思いますが、五徳をセットし忘れた状態で使うのも、同じことが起こりうる危険性があるようです。
大きな調理器具を使用する
コンロ全体を覆ってしまうような大きな調理器具は使わないようにしましょう。
熱がこもりやすくなったり、熱せられた鍋底がカセットボンベのユニットを温めたりすることによってカセットボンベが爆発する危険があります。
全体を覆うほどの大きさはなくても、カセットボンベのユニットの上に調理器具がかかってしまう状態で使用すると同じリスクがあります。
気を付けましょう。
コンロを2台以上並べて使用する
先ほどの大きな調理器具を使用するという項目と関連していますが、カセットコンロ1台では収まりきらない大きな鉄板などを置くために複数のコンロを並べて使い、爆発事故を起こした事例があります。
これは熱せられた鉄板の下にあるボンベがユニットごと温められて起こったものです。
このような使い方は絶対にやめましょう。
複数の鍋を同時に調理するため複数のカセットコンロを使うのも、コンロ同士をくっつけて使うのは危険ですから避けましょう。
セラミックや石綿が付いた魚焼き器を使用する
火にかけて使うタイプの魚焼き器や焼き網で、効率よく焼き上げるために蓄熱性の高いセラミックや石綿が付いているものがあります。
こういった仕様のものをカセットコンロで使うとカセットボンベが高温になり爆発する可能性があります。
使用しないようにしましょう。
陶板製の調理プレートも同様です。
調理以外の用途で使用する
まれに木炭や練炭などの火起こしにカセットコンロを用いておられる方がいらっしゃいます。
これもカセットボンベを過熱させる原因になりうるので大変危険です。
カセットコンロを調理以外の用途で用いるのは避けましょう。
家具やカーテン、壁などのすぐそばで使用する
カセットコンロの周りに可燃物がある状態で使用すると、引火の恐れがあります。
また熱を遮るようなもののそばで使うのも、熱がこもりカセットボンベの過熱・爆発の原因になりうるため危険です。
このようなもの――例えば家具やカーテン、壁などからは必ず15cm以上離して使うようにしましょう。
カセットボンベのセットの仕方を間違える
カセットボンベをコンロに正しくセットせずに使うとガス漏れが起き、火災につながる恐れがあります。
ボンベの上側、先端部の周囲に1箇所入っている切れ込み(凹部)を、コンロのボンベ受けの凸部としっかり合わせてセットしましょう。
古いカセットコンロやカセットボンベを使用する
カセットコンロもカセットボンベも経年劣化するものです。
古いコンロはボンベ受けが劣化し、ガス漏れなどが起こるリスクが高くなります。
古いボンベもサビなどのためにガスが漏れている可能性があります。
そのまま使うのは危険なので、カセットコンロは製造年月日を確認のうえ10年を目安に新しいものに買い換えることが推奨されます。
カセットボンベは製造日から約7年以内の使用が目安です。
缶底に製造年月日が記載されているので(平成25年10月1日から全メーカー統一表示)確認して使うようにしましょう。
約7年以内のものでもサビのあるものの使用は避けましょう。
車内やテント内で使用する
家庭内での使用という点からは少々番外編にはなりますが、アウトドアなどでカセットコンロを使う際は、車内やテント内など狭く密閉された空間では使用しないように注意してください。
換気が不十分な場所での使用は不完全燃焼を起こしてしまい、一酸化炭素中毒や酸欠を引き起こす可能性があり大変危険です。
カセットコンロではなくともガス式のバーナーやランタンなども同様です。
カセットボンベの扱いにも注意しよう!

カセットコンロにセットして使う場合だけでなく、カセットボンベ単体での取り扱いにももちろん気を付ける必要があります。
先ほど挙げた「古いボンベの使用は避ける」というのもそのひとつです。
カセットボンベを保管する際は、置き場所に気を配りましょう。
高温になる環境下に置いておくと過熱による爆発の恐れがあります。
ストーブなどの暖房器具やガスコンロ、その他熱源のそばには決して置かないようにしましょう。
夏場の車内など、40度以上の高温になる可能性のある場所にも置かないでください。
直射日光が当たらず比較的涼しい、いわゆる冷暗所に保管しておくのが安全と言えるでしょう。
また、カセットボンベを捨てる際は必ず中のガスを必ず使い切ってから捨てるようにしましょう。
ガスが残った状態のまま捨ててしまうとゴミ収集車の中でガス漏れによる火災が起きたり、焼却炉の中で爆発を起こして事故につながったりする場合があります。
設備の破損だけでなく清掃局員さん達の安全にも関わることなので、捨てる前にガスが残っていないかよく確認しましょう。
缶を振って「シャカシャカ」という音がするようならまだガスが残っています。
風通しがよく火の気のない屋外で、ボンベの先端部分を下にした状態でコンクリートなどに押し付けて、缶内のガスを完全に抜いてから捨てましょう。
捨て方はお住まいの自治体の分別に従ってくださいね。
使い終わったカセットボンベにガスを再充填するのはガス漏れや爆発の危険があります。
絶対にやめましょう。
まとめ~安全に美味しい料理を楽しむために~

いかがでしたでしょうか。
今回はカセットコンロの危険な使い方について見ていきました。
日常当たり前に使う器具なので、ついつい何となくの感覚で使ってしまうことが多いものだと思います。
ですが見てきたように、手軽で便利な反面ちょっと使い方を誤ってしまうとすぐ火災や爆発に繋がる恐れがある危険性のあるものでもあります。
これからの季節ますます大活躍するカセットコンロ。
使用頻度が上がるということは、気をつけないと事故のリスクも高くなるということでもあります。
安全には十分に気を配りつつ、温かくて美味しい料理を楽しんでくださいね。
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