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なら歴史芸術文化村とはどんなところなのか
2022年3月21日に、なら歴史芸術文化村がオープンしました。
奈良県天理市に誕生した施設なのですが、奈良県の歴史や文化に触れることができる場所となっています。
では、具体的にどのような施設なのかを詳しく見ていきたいと思います。
なら歴史芸術文化村へのアクセス
せっかくオープンしても、行き方がわからなければ意味がありません。
そこでなら歴史芸術文化村へはどのように行けばよいのかを紹介します。
場所は奈良県天理市杣之内町437-3にあります。
最寄りの駅はJR桜井線と近鉄天理線が通る天理駅です。
遠方から訪れる場合には京都駅で下車すると便利です。
京都駅から来る場合には、JR奈良線で奈良駅まで来て、JR桜井線に乗り換える方法と、近鉄京都線で大和西大寺駅まで来て、近鉄天理線に乗り換える方法があります。
ちなみに大阪駅からも同じぐらいの時間で来ることができます。
大阪 | 近鉄大阪難波駅 | → | 近鉄大和西大寺駅 | → | 近鉄・JR天理駅 |
JR大阪駅 | → | JR奈良駅 | → | ||
京都 | 近鉄京都駅 | → | 近鉄大和西大寺駅 | → | |
JR京都駅 | → | JR奈良駅 | → |
天理駅からはシャトルバスが運行されており、大体30分に1本のダイヤで走っています。
直行バスに代わり、当日乗りたい時にその場で予約して乗車できる「デマンドシャトル」が運行開始しました。詳細はこちらからご確認ください。https://t.co/81qvVZ4ocW pic.twitter.com/55TqTDgwHm
— なら歴史芸術文化村 (@narabunkamura) June 1, 2022
車で来る場合には、天理インターか天理東インターを利用するのがよいでしょう。
入館料は基本的に無料となっていますが、一部有料になっているイベントなどもあります。
休館日は年末年始と月曜日です。開館時間は9時から17時となっていますが、レストランと貸館は20時まで営業しています。
なら歴史芸術文化村にある施設
なら歴史芸術文化村には、大きく分けると6つの施設に分けられています。
それは「宿泊施設」「交流にぎわい棟」「芸術文化体験棟」「情報発信棟」「文化財修復・展示棟」「野外体験ゾーン」になります。具体的にどのような施設なのかを確認してみましょう。
宿泊施設
なら歴史芸術文化村には、遠くからでも安心して来られるように、宿泊施設が設けられています。
それはフェアフィールド・バイ・マリオットというホテルなのですが、なら歴史芸術文化村に隣接しているので、わざわざ遠くのホテルを利用する必要はありません。
フェアフィールド・バイ・マリオットがどのようなホテルなのかというと、開放感があって広々とした客室が設けられており、シニア割引をはじめとしたいろいろなサービスが導入されています。
なら歴史芸術文化村以外にも観光地が近くにあるので、フェアフィールド・バイ・マリオットを拠点にすれば、周辺の観光地を満喫することができるでしょう。
交流にぎわい棟
交流にぎわい棟は2階建ての建物になっており、1階にはトイレや授乳室、サイクルステーションと呼ばれている更衣室やシャワー室が設けられています。
人が多く集まれるような場所となっていることもあり、レストランや農産物の直売所、伝統工芸品などを販売しているショップも併設されています。
レストランでは奈良県産の食材を使用したおいしい食事を堪能することができますし、農産物直売所では奈良県で収穫された野菜や果物などが豊富に取り揃えられています。
伝統工芸品も歴史のある奈良県ならではの物が多く販売されているのです。
2階にもトイレが設けられていますし、さらに実習室や多目的室があります。
主にイベントを開催するのに使用されていますが、伝統工芸品の体験教室や講座、料理教室などが開催されています。
実習室は自由に借りることもできるので、大勢で集まってイベントを開催するときなどにはとても便利です。
いろいろな施設が入り、たくさんの人と交流できることから交流にぎわい棟となっているのです。
芸術文化体験棟
芸術文化体験棟には、アーティストがやってきて講演やコンサートが開催されています。
もちろん奈良県出身の有名人がやってくることもあります。
他にも伝統芸能を体験できるイベントの開催や、ワークショップなども開催されているのです。
ホールは272席設けられているので、たくさんの人が入れます。
セミナールームも併設されており、会社の研修や講義などを行うことも可能になっています。
控室やシャワーも完備されているので、至れり尽くせりの場所です。
情報発信棟
情報発信棟は、24時間利用が可能になっているトイレや授乳室の他に、情報発信スペースというのが設けられています。
なら歴史芸術文化村周辺の道路交通情報に加えて、奈良県の歴史や文化、さらに資源や観光といった情報がたくさん発信されているのです。
棟内にはコンシェルジュが在籍しており、奈良県の観光案内やなら歴史芸術文化村の施設案内を行っています。
気軽に利用できる場所となっているので、観光の案内をしてほしいという人や、歴史を知りたいという人にはおすすめです。
文化財修復・展示棟
日本最古の都である奈良県には、たくさんの文化財が存在しています。
そんな文化財の修復や展示を行っているのが、文化財修復・展示棟です。文化財修復・展示棟には地下も存在しており、地下には仏像や彫刻などを修復する工房と、絵画や書跡などを修復する工房が設けられています。
1階には考古遺物や歴史的建造物などの修復を行う工房が存在しています。
地下1階には展示室も設けられているので、修復した物は展示室でじっくりと見学することができるのです。
1階にはデジタルギャラリーが存在しており、奈良県内の建造物などの図面を見ることができる上に、文化財に関する説明を動画で紹介しています。
文字だけではどうしても言葉が難しくなってしまいますが、動画を用いることで、より分かりやすく紹介することができるのです。
このような展示や修復が容易にできるのは、2階に公益財団法人のユネスコ・アジア文化センター文化遺産保護協力事務所が存在しているからでしょう。
野外体験ゾーン
なら歴史芸術文化村の周辺は、自然が豊かな場所も存在しています。
そのため、野外体験ゾーンも設けられているのです。
施設をじっくりと見学した後は、自然の中を散策するのもよいでしょう。
また、野外体験ゾーンには展望デッキも設けられているので、大和平野を隅々まで見ることもできるのです。
なら歴史芸術文化村の芸術文化体験棟施設を利用する方法
なら歴史芸術文化村の中にある施設の一部は、一般の人でも使用が可能になっているところがあります。
例えば芸術文化体験棟の中にあるセミナールームやホールなどです。
交流にぎわい棟の中にある実習室も同様なのですが、実際に使用したいと思った場合には、どのようにすればよいのかを紹介していきます。
まずなら歴史芸術文化村の公式サイトにアクセスし、施設の詳細 使用申し込みはこちらというページに移動します。
移動したら詳細をよく読んで、なら歴史芸術文化村貸し室予約フォームというページに移動しましょう。
そうすると予約の方法が詳しく記載されているので、後は指示に従って予約を完了させればしようが可能になります。
ホームページを見てもわからないことがある場合には、事前に問い合わせをしておきましょう。
予約の確認も可能ですが、予約した部屋と日時はきちんとメモをしておくべきです。
部屋を借りるだけではなく、備品を借りることも可能になっています。
【なら歴史芸術文化村とはどんなところ?】アクセス方法や施設情報まとめ
2022年の3月21日にオープンしたなら歴史芸術文化村は、いろいろな施設が設けられています。
奈良県の歴史や文化、重要な文化財を見学することもできますし、散策や買い物、食事なども楽しむことができるのです。
実際に施設内にある部屋を借りて、イベントや会議などを行うこともできます。
周辺には宿泊施設もありますし、シャトルバスも出ているので、アクセスもよくなっています。
なら歴史芸術文化村の詳細情報
・住所:奈良県天理市杣之内町437-3
・電話番号:0743-86-4420(代表)
・開館時間:9:00~17:00(※レストランと貸館は9:00~20:00)
・休館日:月曜日(※月曜日が休日の場合は翌平日が休館日となります)
・公式サイト:https://www3.pref.nara.jp/bunkamura/
・公式Twitter:@narabunkamura
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