Web担当者:出口晏奈
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本日はヨガインストラクターの方へヨガ予習ポーズについてインタビューした記事になります。
出る順!ヨガ未経験の方への予習ポーズガイド
ここ数年の大人の習い事ランキングで常に上位に入っているヨガも、オンラインでレッスンが受けられるサービスが増えてきましたね。
スタジオに通う勇気が出なかった方も、気軽にヨガへの扉を開けやすくなったこの機会におうちで気負わずヨガに触れてみませんか?
初めてヨガのクラスを受けてみるとなると、出来ないポーズが出てきたらどうしようとか、初めてのことでイメージが出来ず不安という気持ちも出てきますよね。
今回この記事では、ヨガに1度も触れたことのない方へ向けて、ほぼ確実に出てくるポーズをまとめて紹介します。
初めてヨガをする時に、知っているポーズがあると少し嬉しくなったり安心したりするはずです。
是非、これを読んで初めてのヨガを体験してみてください。
ヨガのポーズがよく出る順「1位」
ナマステ
クラスの最初や最後に登場することが多く、両手を胸の前で合わせた形をとります。
スタジオや先生によっては「ナマステ」と声に出して挨拶をすることもあります。
手を合わせるだけですが、どの様にするか言葉で誘導してくれることも多いので初めてでも落ち着いて先生の真似をするようにしましょう。
「ナマステ」自体にも深い意味がありますが、教えてくれる先生の流派に基づいた意味を知っておく程度で問題ありません。
この手を合わせる時間が静かで心地良く、ヨガの前後で気持ちを整える時間にもなっています。
安らぎのポーズ(シャバーサナ)
どんなクラスに入ってもほぼ確実に出会うポーズで、サンスクリット語のシャバーサナを直訳すると屍のポーズとなります。
最後に出てくることが多いですが、ヨガの練習を終えて仰向けに寝転がった状態のまさに「屍」のようなポーズです。
この様に表現すると「屍」になるほどヨガの練習が厳しいのかと思われがちですが、少し意味が違います。
ずっとヨガのポーズを取るために動かし、意識を向けて体の感覚を味わってきたのを、シャバーサナで手放します。
究極のリラックスタイムであり、体の疲労を回復する大切な時間となっています。
「屍」という表現が少し怖いイメージに繋がるので、日本では「安らぎのポーズ」と呼ばれることが多いです。
私も、私が出会ってきた生徒さんたちも、この安らぎのポーズが大好きです。
ヨガのポーズがよく出る順「2位」
子供のポーズ(バラーサナ)(チャイルドポーズ)
このポーズは休憩、一休みのポーズです。
正座から上体を前に倒して、おでこを床に置き、腕も脱力させた状態でリラックスします。
外側に向いていた意識を内へと向ける時間をこのポーズで過ごします。
クラスや先生の意図によって変わりますが、1時間のヨガの練習で1~5回以上出てくるポーズで、初心者向けのクラスではより多く出会うことが出来るポーズだと思います。
シャバーサナと同じく心地良く、多くの人に好まれるポーズですが、膝を痛めている場合はあらかじめ担当の先生に伝えておきましょう。
リラックスする為にこのポーズをとることが多いので、辛くない姿勢を選んだり、教えてもらったりすることが大切です。
下向きの犬のポーズ(アドムカシュバナーサナ)(ダウンドッグ)
四つ這いから両膝を持ち上げて、お尻を高く上げるポーズで、実はこのポーズも中上級者のクラスでは一休みしたり、息を整えたり、意識を内へ向ける時間によく出てきます。
頭よりお尻の方が高い位置にくるので、血液循環を促すことや、内臓機能の改善など嬉しい効果もたくさんあるポーズで、初心者向けのクラスでは丁寧にポーズのコツを教えてもらえることが多いです。
私も最初はこのポーズをとるだけでも筋力が必要で、どの辺りが一休みなのか全くわかりませんでした。
しかし半年も経つと、このポーズでほっとしている自分に出会えるようになりました。
筋力、柔軟性を共に高めてくれる上に、出てくる頻度も多めのしっかり練習したいポーズの一つです。
ヨガのポーズがよく出る順「3位」
山のポーズ(タダーサナ)
ただどっしりと真っ直ぐに立っている状態を指します。
基本は両足を揃えて立ちますが、この次にとるポーズに合わせて先生から足幅の指示があることが多いです。
ポーズ名を言わずに出てくることも多いので、始めたての頃はこのポーズに出会っていたことに気が付かない可能性もあります。
ただ立っているだけの状態でも、体のバランスや気分、変化などを味わえるようになってくると、この姿勢も1つのポーズとして楽しめるようになってくるはずです。
初めてこのポーズに出会ったら、名前の通り裾野尾が広がったどっしりした山になったような気持ちで立つと、ぐらぐら揺れている体が安定し始めます。
イメージも時にはポーズをとるのを助けてくれますので、この名前を聞いたら思い出してみてください。
太陽礼拝(スーリヤ・ナマスカーラ)
数種類のポーズを組み合わせた一連の動きで、自律神経を整える効果もあるとされています。
動きは簡単なものから、強度の高いものまで、流派によっても少しずつ異なります。
初心者向けのクラスに挑戦する時は、シンプルな動きにアレンジされているものから教えてもらえることがほとんどです。
何度も繰り返し練習するポーズですので、ヨガの練習を始めて1カ月経てばスムーズに動けるようになります。
慣れてきたら、様々な流派の太陽礼拝にも出会ってみましょう。
いつの間にか筋力がつき、動きと呼吸が合うようになってくるはずです。
お気に入りの太陽礼拝が見つかれば、おうちでの隙間時間でも全身をリフレッシュさせることが出来るようになります。
ヨガクラスでよく聞く言葉の秘密
ここまでご紹介してきたよく登場するポーズや動きには、日本語名とサンスクリット語名、そしてたまに英語名で表記しました。
その理由は、ヨガが日本でブームになった歴史と関係があります。
ヨガはもともとインドで生まれたものですが、近年のヨガブームはアメリカのセレブ女性やモデル、女優など健康と美容の意識の高い人達がヨガを取り入れていたことがきっかけになっています。
その後、アメリカのフィットネスブームの波に乗って、ヨガもフィットネスの一部としてより多くの人がヨガを始めやすい環境が整っていきます。
そして、日本へもフィットネスの要素が強くなったヨガが伝わり、より日本人にも親しまれる形へと徐々に変化を続けています。
人気が高まっていく中で原点回帰を志す練習者も多くなり、日本人の指導者の中にも本場インドの先生を師匠として支持している先生も多くなってきています。
この様な背景から、全て日本語で訳したポーズ名を使うスタジオもあれば、短い言葉で次々にポーズを展開する時には英語のダウンドックやチャイルドポーズ等と日本語名を混ぜて使う先生もいます。
指導者になる前に指示していた先生の影響も大きく、インド人の師匠から学んでいた場合はサンスクリット語のポーズ名の方が馴染み深く、自身が指導する場合でもサンスクリット語のポーズ名が自然と出てきてしまうことがあります。
今回この記事ではよく使われる表現のみを載せています。
最初は英語名とサンスクリット語名で同じポーズを指していることに気が付かず、混乱しがちですが、本来は体を動かす中で次第にポーズと名前が一致していくものですので難しく考えすぎず、ヨガの世界へ飛び込んでみてください。
言葉の背景を知っているだけでも、レッスンを受けるのが少し楽しくなりますよ。
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