【入居途中からペットを飼育することは可能?】飼育する場合の流れ
入居途中からペットを飼育することは可能か

賃貸住宅の中には、ペット可という物件がいくつかあります。
ペット可の賃貸住宅に住んでいる場合、入居途中からペットを飼育したいと思うこともあるでしょう。
その際の注意点についていくつか紹介するので、参考にしてもらえればと思います。

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賃貸専門家:安達竜哉
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士の資格保有。特技は少林寺拳法とお部屋探し。奈良の不動産業界で10年以上、単身からファミリーの方など、年間で200部屋以上の仲介実績。特に奈良市内のマンション名を出して貰えれば殆どわかる自信あり。奈良市の賃貸事情に詳しい安達による、暮らしに関するお役立ち情報をお届け。


入居途中からでもペットを飼育することができるのか

ペット可という条件の賃貸住宅でペットを飼育する場合、入居途中であっても飼育ができるのかというと、大家さんが許可すれば問題なく飼育可能です。
ただし、賃貸住宅でペット可となっていても、いつでも自由に好きなペットを飼うことができるわけではありません。
入居するときであれば、ペットを飼うという条件で入居しているので問題ありませんが、ペット可の物件であっても、飼育しないで入居した場合には、事前に許可をもらう必要があるのです。
特にペットと一緒に入居する場合、最初に支払う敷金が多めに設定されている賃貸住宅が多いので、敷金が安くなっている状態で入居し、途中からペットを購入すると規約違反となるのが一般的です。
このような事態を避けるためには、管理している不動産屋や管理会社、大家さんが直接管理をしているのであれば大家さんに連絡をしましょう。
ペット可という賃貸住宅では、入居途中からペットを飼育することも可能な場合が多いのに対して、ペット相談可という賃貸住宅では、入居途中からペットを飼育するのは難しい場合があります。
入居途中からペットを飼育する場合に必要な物

入居途中からペットを飼育したいのであれば、通常はペットを飼育するための手続きを行わないといけません。
その際に必要となるのは、ペットを飼育するという申請書類、そして敷金の支払いです。
もちろん大家さんの許可が下りなければ飼育できないので、審査もあると思ってよいでしょう。
ただし、熱帯魚や虫、両生類や爬虫類などであれば、特に手続きなどを踏まなくても、飼育したいと申し出ればすぐに許可してくれることもあります。
哺乳類や鳥類などであれば、書類の提出や審査、敷金の支払いが必要になるのが一般的なのですが、基本的にはどの種類の生き物を飼育する場合でも許可を得なければいけません。
ちなみに申請書類の種類は、飼育許可証にペットの写真、ワクチン接種証明書となります。
物件によって書類の種類は多少変わることもあります。
ペット可とペット相談可の違いとは

賃貸住宅を探していると、ペットについても記述されているのが一般的です。
大きく分けると「ペット不可」「ペット相談可」「ペット可」に分けることができます。
それぞれの特徴について見ていきましょう。
ペット不可
賃貸住宅の中では、最も多くなっているのがペット不可の物件です。
名前の通りペットの飼育は禁止となっています。
ペット禁止と聞くと、犬や猫などの哺乳類はダメだけれども、爬虫類や両生類、虫や熱帯魚などは問題ないと考えている人もいるでしょう。
しかし、哺乳類以外であっても基本的には禁止となっています。
大家さんによっては、哺乳類や鳥類の飼育は禁止であっても、許可をもらうことで熱帯魚や虫などであれば飼育してもよいと言われる場合もあるでしょう。
勝手に飼うのは規約違反になるので、発覚すれば最悪強制退去を求められることもあります。
どのような生き物であっても、飼育する前に大家さんの許可は必ず必要です。
ペット相談可
ペット相談可というのは、ペットを飼育するのに大家さんの審査が必要になり、ペット可と書かれている物件よりも飼える確率は低い物件となります。
相談可と書かれていることでもわかるように、飼育する場合には事前に相談をしなければいけません。
他にも要相談などと書かれている場合がありますが、こちらもペット相談可の物件と同じだと思ってよいでしょう。
入居するときに、ペットの関しても審査を行うのが一般的なので、入居してから新たにペットを飼育したいと思っていても、ペット可の物件より許可が下りるのが難しくなります。
また、熱帯魚や虫、爬虫類や両生類などであれば許可をもらいやすいでしょうが、哺乳類や鳥類などでは難しいことも多いです。
ペットが飼育できるかどうかは大家さんの考え方で決まるので、普段から挨拶をきちんと行う、ゴミの分別はしっかりと行うなど、きちんとした人だと思われれば許可が下りやすくなることもあります。
ペット可
ペット可と書かれている物件であれば、最初だけではなく途中からでもペットを飼育しやすいです。
もちろん途中からペットを飼育したい場合には、必ず大家さんの許可をもらわなければいけないのは、他の物件でも同じになります。
また、大半の生き物は飼育が可能ですが、多頭飼育が禁止されている場合や、大型犬の飼育は禁止など、飼育できる生き物の種類や数は決まっていることが多いです。
もし多頭飼育がしたい場合や、大型犬の飼育をしたい場合などは、事前に飼育が可能かどうか確かめてから入居を決めるべきでしょう。
途中から多頭飼育がしたいと考えた場合や、大型犬の飼育がしたいと考えた場合には、許可が下りないこともあるので契約書をきちんと読んでからお迎えしないといけません。
他にもワクチン接種を行っていない犬は飼育禁止になるのが一般的ですし、後から敷金の支払いを求められることも多いので注意しましょう。


入居途中からペットを飼育する場合の流れ

入居途中からペットを飼育する場合は、入居するときと異なっている点もいくつかあります。
そこで入居途中からペットを飼育する場合の流れについて簡単に説明していきます。
基本的には「飼いたいペットを決める」「管理会社に連絡を入れる」「許可が下りたら必要書類を提出する」「敷金を追加で支払う」「ペットの飼育を開始する」という流れになることが多いでしょう。
飼いたいペットを決める
最初にどの種類のペットを飼育するのかを決めておかなければ審査ができません。
例えば犬を飼いたいと思った場合には、犬種や大きさ、年齢や性別といった詳しい情報があると、審査がスムーズに行えます。
ペットをお迎えしてから連絡をするのではなく、家に迎える前に許可をもらわなければいけないので、順番を間違えないようにしましょう。
管理会社に連絡を入れる
飼いたいペットの種類が決まったら、管理会社に連絡を入れましょう。
ペットの種類によってはすぐに許可が下りることもありますし、許可が出るまで時間が掛かることもあります。
ペットの種類に限らず、どのようなペットでも必ず飼育する前に連絡をしておきましょう。
許可が下りたら必要書類を提出する
管理会社に連絡を入れ、問題がなければ書類に必要事項を記入します。
書類は管理会社から送られてきますが、種類によってはペットの写真を送ってほしいと言われることもあります。
また、犬の場合にはワクチン接種が必要になるので、ワクチン接種の証明書を提出するように言われる場合も多いです。
敷金を追加で支払う
賃貸住宅によって異なりますが、事前に敷金を支払っていたとしても、途中からペットを迎える場合には敷金を追加で支払うように言われることもあります。
敷金の相場は1ヶ月分から2ヶ月分ですが、これも賃貸住宅によって異なるので、書類を提出したときにきちんと確認をしておきましょう。
後は所定の口座に敷金を振り込めば、安心してペットを自宅に迎えることができます。
ペットの飼育を開始する
大家さんに許可をもらい、必要な書類の提出や敷金の振り込みを済ませれば、いよいよ自宅にペットを迎えることになります。
ただし、ペットの飼育が近隣住民とのトラブルを引き起こすこともあるので、できれば左右の部屋と下の階の住民にはペットを飼育することを伝えておくとよいでしょう。
特に鳴き声が大きな生き物や、部屋中を駆け回るような生き物を飼育する場合には、防音対策も行う必要があります。
ペットの防音対策

いくらペットの飼育が可能な物件であっても、騒音が酷ければ苦情が来ることもあります。
そのため、ペットの防音対策も行う必要があるでしょう。
どのような対策があるのかというと、「マットやカーペットを敷く」「吸音材を設置する」「防音カーテンを使用する」「鳴かないようにしっかりとしつけをする」などです。
マットやカーペットを敷く
犬や猫などを飼育する場合、部屋を駆け回ることもあるでしょう。
場合によっては下の階に音が響いてしまうこともあるので、クッションマットやカーペットなどを敷き、できるだけ音が下層階に響かないようにするべきです。
吸音材を設置する
ペット可の物件であれば、壁が薄くて小さな音でも聞こえてしまう可能性は低いです。
しかし、ペットの種類によっては大きな声で鳴くこともありますし、勢い余って壁にぶつかることも考えられます。
そんなときに効果的なのが、吸音材を設置する方法です。
特に工事なども必要なく、賃貸住宅でも気軽に設置できるので、検討しておくべきでしょう。
防音カーテンを使用する
ペットの中にはケージで飼育するのがメインになる種類もいます。
しかし、ケージは隙間が大きな種類もありますし、通気性を確保するために隙間が広くあいている物が一般的なので、音は筒抜けになってしまうでしょう。
そこで防音カーテンを使用することで、音をある程度防ぐことができます。
気軽に購入できるので、防音対策にはもってこいです。
鳴かないようにしっかりとしつけをする
防音対策はいろいろとできますが、完全に音を防ぐことはできません。
そこで最も重要になるのが、むやみに鳴かないようにしっかりとしつけを行うことです。
最近はプロがしつけを行ってくれる、どのようにしつければよいのか飼い主に指導をしてくれるので、自分でしつけをする自信がなければ利用してみるのもよいでしょう。
もちろんしつけをきちんと行ったからといって、鳴くのを完全に防ぐことは不可能です。
だからこそしつけと同時に、他の防音対策もきちんと行う必要があります。
【入居途中からペットを飼育することは可能?】まとめ

賃貸住宅であっても、ペット可の物件であれば、入居途中からペットを飼育することが可能です。
ペット相談可という物件でも、途中からペットを飼育することは不可能ではありませんが、ペット可の物件よりは難しいでしょう。
ペットを飼育する場合には、種類に関係なく大家さんの許可が必要です。
許可をもらってしっかりと手続きを行ってから迎え入れましょう。
ペットを迎えたら、防音対策もきちんと行わなければいけません。


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